nmmn作品(R指定)になります。
苦手な方はバックをお願い致します。
rdgtです。前回の作品に沢山の嬉しい反応、ありがとうございました。調子に乗って新しく書き始めたら、またも意味の分からない作品が誕生しました。ボツです(※尚投稿)
下記の要素を含みます
【目隠し/拘束/玩具責め/結腸責め】
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ジリジリと焼けるアスファルトの上を歩きらっだぁの家に向かう。早く、早くと気持ちが急ぎ、汗がこぼれ落ちるのも厭わなかった。
らっだぁに襲われ、気持ちが通じ合ったあの日から早3ヶ月。何度も身体を重ね、今日も内心それを楽しみに家に向かっていた。なのだが……。
「は……?」
借りている合鍵でエントランスを抜け、らっだぁの部屋に入ると、そこに彼はいなかった。ふと思い出しスマホを見ると、30分前に通知が入っていたことを知る。
『すまん。ちょっと⬛︎⬛︎と出かけてくるから、勝手にくつろいでてくれ』
俺もよく知っている名前と、あまりにも勝手なその内容に、落胆を抑えきれなかった。
「約束、してたのに……」
らっだぁと付き合ってから、日に日に女々しくなっていってるなと、薄々感じていた。頑張ってひとりで準備した俺が馬鹿みたいだ、と感情的になりそうな心を抑え、忘れていた暑さを思い出しエアコンを付ける。せめてもの嫌がらせに、ピピピ……と下向きのボタンを連打する。
「やってられねー!くそー」
半泣きになっている自分が嫌になり、買ってきていたアイスを齧る。もう不貞寝してやる、とらっだぁのベッドへ飛び込んだ。
ふわりとらっだぁの香りが舞い、単純な身体が反応するのを感じた。初めての夜のこと、ドロドロになるまでお互いを求めあったこと。らっだぁの瞳、声、手付き。ナカに容赦なく突き立てられる肉棒の感覚。すべて、このベッドの上での出来事だった。
「はあ、ふっ……」
らっだぁの枕をたぐり寄せ、自らの顔面に押し付ける。様々な記憶が呼び起こされ、下半身をまさぐる手が止まらない。半勃ちの息子を放り、指は己の肛門へ向かう。中々入らず、急いで潤滑剤を取りに行く。同時に自分の荷物からタオルを取って、腰の下に敷いた。ズボンとパンツを脱ぎ、辺りへ放ると、べちゃべちゃになるほど液体を取った指で再度穴へ向かった。
ぐちゅぐちゅとがむしゃらに弄るも、中々良いところに当たらず余計に腹が立つ。頭の中にアホ面のらっだぁの顔が浮かんでは殴り飛ばし、今度は攻める時のあの意地の悪い顔が浮かんできて期待で身体が跳ねる。どうしようもなくアイツが好きで、悔しいほど好きで、胸が苦しい。涙が流れ、そんな自分にドン引きしながらも、息子へ手を伸ばす。単純な快感が駆け巡り、簡単に絶頂を迎えた。微睡んでいると段々と瞼が重くなり、欲望に逆らわず眠りについた。
「……ぼさーん、ぐちつぼー?早く起きないと食べちゃうぞー」
意識が浮上すると、待ち望んでいた声が聞こえた。瞼を開けると、至って真剣な顔をしたらっだぁが俺を覗き込んでいる。ふとさっきまでの痴態を思い出して身体を見ると、来た時と同じ服を着ていることに気付いた。
「おー、起きたか。ごめんな、今日は急に用事出来ちゃって」
「あ、あぁ……いや……あの……」
「ん?どしたの?顔赤くね?」
「え!?い、いや、なんでもないっすよ!」
夢、だったのか……?我ながらとんでもない夢だったが、らっだぁに見られてないのなら黙っていよう。そう思い、必死に取り繕う。
「どーする?今日。なんかゲームでもする?まあ、メシ出来たから一旦食おうぜ〜」
「おう……ぅっ!?」
「ん、どした?」
「や、なんでもない……」
らっだぁに誘われ起き上がろうとするが、お尻に違和感があることに気付く。なんとか誤魔化しつつズボンを押し上げる息子に睨みをきかせながら片足を立てた時。
「っあ、ん!」
突然の快感に、自分でもびっくりするような甲高い声を上げてその場にへたり込む。何かがおかしい。もしかして、と思いらっだぁの顔をみると、彼は表情筋をこれまでに無いようなニヤつき顔に変形させてこちらを眺めていた。
「、おまえ、なんかしたな、?」
「んー、そりゃあ……ねえ?あんな無防備な格好されてたら……ねえ……」
らっだぁは声を低くし、ニヤニヤとした表情を貼り付けながら近づいてくる。あの出来事は現実で、それが見られていたことへの羞恥心より、現在の彼への恐怖心の方が勝っていた。ジリジリと壁際へ追いやられ、ついに逃げられないところまで詰められる。彼はポケットからおもちゃの手錠のようなものを取り出し、素早く俺の手首へ取り付けた。
「おまえっ、これはやりすぎだろ……」
「まあまあ任せとけって。ド淫乱のぐちつぼちゃん」
「いん……!?よくもまあこんな大男に言えたな」
「……そんな大男がだれのベッドでちんことまんこに指かけたまま寝てたの?彼氏のだよ?お前こそもうちょっと身の振り方考えなよ」
こんな会話をしている間にも、俺のナカにいる異物の存在感が段々と大きくなっていく。先程までは身体を動かしたら快感を拾っていたが、もはや息をするだけでも身体が熱くなってしまう。声を出す振動すらも辛くて、俯きながら快感に耐えることしか出来なくなる。
「まあぐちつぼ、ここは俺に任せてゆっくり寝ときなよ。さっきみたいにえっちな夢でも見ながらさ」
「え、?」
彼はそういうと、どこからか取り出した布を俺の目元に被せる。後頭部でキュッと縛られた気配がした。視界が真っ暗になり、怖くなって目の前にいるであろう彼氏に縋る。彼は俺を抱きしめてくれた。俺の背中に回された手が腰をなぞる。尾てい骨部分をぽんと軽く叩かれ、もどかしい刺激に身体が跳ねた。
「これえ……なにはいってるの……?」
「なんか……エネマグラってやつ。入れてるだけで気持ちいいんだって」
聞いた事のないような名前を言われ、ただでさえ物も考えられなくなっているような頭では処理し切れなかった。ふーんと相槌を打つ間もなく、体勢を変えられる。仰向けに寝かされ、彼の体温が離れる。やだ、と零せば、彼の舌が口の中へ入ってくる。集中して舌を絡ませていると、ぽんと下腹部を叩かれ、呆気なく達してしまった。
「あっ、あ、はあ、は……」
「え、イったの?すげえ」
「もう……や、これ……」
面白がっているのか、また俺の下腹部をぽん、ぽんと叩き始める。叩かれるたびにビリッとした快感が俺を襲い、情けない喘ぎ声が抑えられなくなる。
「あ!もう、これえっやだ!」
「そうなの〜?めっちゃ良さそうじゃん」
「あ、あっ!だめ、またいぐっ」
暗闇の中で、単調なリズムでやってくる快感に悶える。らっだぁを求める両手は空を切り、切ないのと気持ちいいのが混ざりあって感情がぐちゃぐちゃになってしまう。絶頂を迎える度に腰が跳ね、それがまた快感の引き金となってしまう。体液を出しすぎて蒸れたズボンが気持ち悪い。
「はあっ、らっだ!もうやだあ、きもち、い……」
「……ひとりで気持ちよくなれて凄いねえ」
「あっ、?ごめ、!ごめんなさいっ」
「よく我慢したと思うんだよおれ。ぐちつぼのためを思ってね?」
「ごめんなさいぃ、ひとりでっ、してごめん、なさっあ!」
喋りだしたらっだぁの声色は低く、孤独に耐えていた俺の心に深く傷を付ける。らっだぁの言わんとする内容を察し、必死に言葉を繋いだ。今の俺の世界では彼が全てで、彼に嫌われたら誰に縋ればいいのか。孤独と止まない快感に頭を支配された俺の頭では、その答えを見つけることが出来なかった。
「あんなに物欲しそうに咥えちゃって。ぐちつぼ下手くそだから、俺がもっと気持ちよくしてあげなきゃなあって」
「らだ、!らだのでいきたい、もっ、でないぃ……、ゆるして、ごめんなさっ、」
「でも、こんな玩具でもいいんでしょ?俺が居なくてもいいんだよね」
”ひとりでも気持ちよくなっちゃったんだもんね。”
そんな事ないのに、あの時、全然気持ちよくなかったのに。今だって、お前の声が聞こえるから、お前が見てくれてるから、気持ちいいだけなのに。そんな言葉も、必死に吐き出す呼吸と喘ぎ声に隠れてしまう。ぽんっと、叩く力が強くなり、深い絶頂を迎える。
「はあ〜、もうむりだ。ちんこいってえ。ムシャクシャするから痛いかもしれんけど、耐えろよ」
「あっ、は、はあっ、ごめんなさ……」
ガチャガチャと俺のベルトを外す大きい音が聞こえ、下半身が解放される。むわっと拡がる臭いが恥ずかしくて、手錠でまとめられた両手で顔を隠す。荒々しく目隠しを外され、視界が明るくなると同時に玩具を抜かれる。らっだぁを見ると、雄々しい目付きで俺を睨んでおり、その視線だけでキュンとナカが疼いた。彼は膝立ちになり、俺の腰を持ち上げると、蕾へ肉棒をあてがう。
「らっだ、あの……」
「すまん、あと聞く」
ゴチュンッと、らっだぁの肉棒と俺の肛門の結合部から大きい音が鳴る。奥まで一気に突かれ、身体を仰け反って絶頂する。体液が俺の顔にまで掛かり、拭うことも出来ないまま恥ずかしい顔を晒す。彼の、俺の弱点への慣れた加虐に耐えられず涙が零れる。先程の玩具で立派に成長しているであろうソコは、俺の脳へ強力な快楽信号を送ってくる。
「あっああ、あああっ、あんんっ、」
濁点がついたような声が飛び出る。彼は俺の腕を引き、抱きしめると、肩口へ噛み付いた。血が出たのではないかと疑うほど痛くて、彼へ縋ることしか出来ない。快楽と痛みで頭がどうにかなりそうだった。彼はまだ物足りないようで、俺を抱きしめてその傷口を舐めている。ツーっと首筋を舌が伝い、そのまま耳を齧る。
「んっやあ!らっ、だ!いた、いぃ」
俺の言葉を聞いているのかいないのか、今度は俺をぐるんと回転させる。手で衝撃を受け止めることも出来ず、いくらベッドと言えども当たったところが痛い。彼はピタリと腰を止め、俺の身体へ覆い被さって囁く。
「はあ……、ぐちつぼ……ここ、はじめてよな」
「……?」
へその辺りをトントンと指で押し、俺に尋ねてくる。少し考えて、まさかと思った直後。
ぐぽ、と人体から鳴るべきでは無いような音が聞こえた。その瞬間、全身が粟立ち、空気が触れるだけでも感じてしまうような、そんな感覚に陥る。涙、汗、精液が俺の身体中の皮膚のどこに流れているのか、鮮明に分かる。真っ白になる視界。音も消えて匂いも消えて、ただ俺の腸を揺らすその感覚だけは掴んだままだった。
「ううぅ、ああああ、ああっ、」
「ぐ、やばあ、これっ、」
腹の奥へ、熱い体液が逆流してくる。恐らくもう液体の出ていない絶頂を繰り返しながら、その感覚に耐える。意識が半分飛んだまま、腸内の彼の動きに集中する。彼がグッと腹を押し込みまた頂点へ達する。何度も繰り返されると、またマグマのような体液が俺の腹を満たす。今度こそ耐えられなくて、気絶するように意識を飛ばした。
次の瞬間、ガリッと耳を噛まれ。
「耐えろって言ったよな?」
低い声が囁き遠のいていた意識が戻る。魂までぐいんと激しく動かされ、身体への快楽と脳への負担でもはやなにも考えられなかった。涙も涎も鼻水も何もかも垂れ流し、身体の下敷きになっている手の痛みと、結腸への快楽だけが俺を支配する。最奥をも貫く激しいストロークを喰らい、ガクガクと身体が痙攣する。らっだぁがまた俺に覆いかぶさり、その指を俺の口に突っ込んで舌を弄ぶ。舌を外へ出され、擦ったり摘んだりされる中、最奥を虐められ続けた。
与えられる刺激を受け入れることしか出来なくて、それでもいいか、と考える。彼がこんなにも俺を求めてくれているのが嬉しかった。
限界が近いのか、ゴチュゴチュと奥を突くそれが激しくなる。そしてまたも熱いそれが注がれた。好きな人にこんなにも求められて、こんなにも幸せなことは無いな。髪を掴み持ち上げられて、甘く深いキスを受ける。目を閉じることなく、最後まで彼のギラギラとした瞳を見詰めていた。
「あー……、ふっ、はあっ、」
「や、ちまった……、ぐちつぼ大丈夫か……?」
何かを問いかけられている気がするが、幸せの微睡みに身を預けていた俺は全くその言葉を聞き取ることが出来なかった。目の前で肌色がヒラヒラと動いている。彼は何かを呟いたかと思うと、俺からずるりと熱い体温を抜き、俺を仰向きに転がす。無理な角度で放置され、赤くなっているであろう手元を撫で、手錠を外す。段々と熱が冷め、視覚や聴覚が戻ってくる。破壊されていた脳の信号も直り始め、彼の行動の意味を理解し始めた。手が自由になると、彼とほぼ同時にお互いへ抱きつく。
「らだ……らっだぁ……すきぃ……」
「ぐちつぼ、あの……」
「ん〜?」
「キツいことさせてすまんかった……」
「あ、あぁ……いや、いまのは、凄かったからいいんだけど……その……約束してたのに、居なかったのは寂しかった……」
正直に思ったことを伝える。重いとか、女々しいとか思われてもこればっかりはしょうがない。
「それが……その、言い訳になっちゃうんだけど……お前さんの誕プレをですね……⬛︎⬛︎に相談してて……」
誕プレ……?すっかり忘れていたがそうか。そんな時期か、と納得した。彼はそう話す間にも、安心させるように密着した俺の頭を撫でる。まだ感度が残っている身体には少々毒だった。
「それで……アイツが今日しか時間取れないって……申し訳無かった」
「そ、んなことなら、だいじょうぶ……それより、その……俺こそっ、勝手に汚してすまなかった」
「あー、それな。帰ったらどエロい格好した恋人が倒れててビビったわ」
彼は笑いながら頭を浮かし、俺の顔を見る。大好きならっだぁが俺を見詰めてくれている。それだけの事実がこんなにも嬉しかった。”おれとした事が、玩具に嫉妬してしまった”と申し訳なさそうに告げられる。そんな彼が愛おしくて、その気持ちを素直に表情に表しながら、
「らっだぁ……大好き……」
「お、れも……」
赤くなる彼の顔へ近付き、その唇へ軽く口付けた。さっきのらっだぁの勘違いは、またあと落ち着いた時に正そう。彼の肩口へ頭を乗せると、そのまま意識が遠くなり眠りに落ちていった。
「ぐちつぼ……大好き」
おわり
コメント
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ワ"ー‼️素敵です🫶😭💖 よわよわgt可愛すぎますね…☺️💕ほんとに最初から最後までにやにや止まりませんでした😇😇最後2人とも甘々で大好きです…🫠💕 本当にありがとうございます‼️