ひっさびさのノベルちゃん
蒼「別れてください」
突如告げられた言葉
こいつは俺の彼氏でもあり、婚約者でもある
長年付き合って先日7年記念日を迎えたばかりだというのに
人一倍愛が深くて重いこいつがそんな事を思っているはずない
だってこいつは俺を誰より愛してて俺に依存してて
俺がいないと生きていけないんだから
桃「は、…?笑」
桃「嘘だよね、?」
蒼「嘘やない」
桃「いやいや、…笑」
信じられるはずもない彼の言動に背筋が凍る
本気なのかそれとも冗談混じりのものなのか
桃「…俺に飽きたの…、っ?」
桃「嫌いになった…?」
蒼「…そんな事ない、けど」
桃「けど、?」
蒼「…別に、別れる理由なんて要らんやろ、」
ふいっ、と目を逸らすまろ
そんなまろに不信感を覚えた
だってこいつは真剣なは話となると絶対視線を逸らすようなことはしない
必ず俺の目を見て冷静に自分の思った事を言う
それがこいつ、まろのいつもだから
桃「は、意味わかんない」
桃「別れる理由も言えないくせに別れようとか一丁前なこと言ってくんな」
桃「なに、…他に好きな奴でもできた?」
桃「俺より都合のいいやつがさ」
蒼「…、」
こんな風に茶化せば本心を聞けると思ってた
まろはいつもそうだったから
でもまろはずっとだんまりしてて
信じたくなかったのにまるでそれを認めたかのように振る舞うこいつに
それでいて理由を吐かないこいつに
俺は普通に腹が立った
桃「ねぇ、なんとか言ったらどうなの?」
桃「7年だよ?」
桃「7年付き合って、しかも昨日…」
桃「これからもずっと一緒にいようねって約束したばっかじゃん…?、」
蒼「…、」
桃「婚約指輪も買って親に改めて挨拶にいってそれで結婚しようってさ」
桃「この指輪はなんだったの?」
桃「まろが、お前がプレゼントしたこれはなんなんだよ、…ッ」
蒼「ごめん、」
桃「あ~~、…そう」
桃「…ほんっと、最低だね」
俺が思ってる事を ごめん だけで片付けられて真剣に話し合おうともしないで
ただただ目を逸らすまろに怒るよりも呆れた
そこで俺はぷつりと何かが切れたような音がして
きっともうこいつは無理だと悟ったのだろう
桃「お前はその程度の男だったんだ?」
桃「俺の事、もう好きじゃないんだ」
桃「俺より想ってる人がいるってことだもんね」
蒼「…、」
桃「…、っ、なんかごめん、」
桃「俺、まろのことずっと縛ってただけなのかもね、」
桃「好きって思ってたのも俺だけ、結婚しようってなって死ぬほど嬉しかったのも俺だけ」
桃「好きな人と末永くお幸せに、」
桃「さようなら」
そう言い残し If と刻まれた指輪を机の上に置いてリビングのドアに手をかけた
蒼「…まって、!」
桃「…、っ ゛」
急な大声に体が跳ねる
なんだよ急に、俺の心を踏み躙ったくせに
桃「俺の幸せ、…ッ ゛ 返せよ、…ッ ゛)泣」
ばたん、ッ!
そのあとは後悔なんてこれっぽちもなかった
俺は悪くないもん、理由を言わなかったまろが悪いんだから、
でもここ最近ずっとぼ ~ っとする気がする
眠れないし、仕事は手につかないし、
まだ未練タラタラだったりして、…笑
…冗談だけど、
瑞side
瑞「~~~~~~~~~~~~!!!」
瑞「な~~~~ちゃ!!!! 」
瑞「ないちゃん!!!!」
桃「ぁ、…はぃ、」
桃「どしたの、いむ…」
瑞「…なんか最近やっぱおかしいよないちゃん」
やっぱりないちゃんがおかしい
いふくんと別れてからずっと心ここに在らずみたいでさ
まぁそれもそうだ
7年も一緒にいて婚約もしてたのにそれをなしにされたらそうなるよね
僕が首を突っ込むことじゃないって思ってたけどマブダチで仲間でもあるないちゃんがこんな顔してたら動かざるおえないよ
瑞「なんかあった?話聞くよ?」
桃「いむにはまだ早いこと ~ 、笑」
まぁ、僕にできることは少ないかもだけど
瑞「んな、っ?!」
瑞「僕だってもう大人だし!!」
桃「あはは、…っw 」
桃「…ごめん、って笑」
瑞「も ~ せっかく買い物しに来たんだから!」
瑞「僕の機嫌損ねたからないちゃん奢りね…」
はぁ、これは重症だな
ないちゃんは人一倍人を信用するのに時間がかかる分愛が重いから何回裏切られても許しちゃうんだよね
7年も一緒にいたって…、
いふくんは何をやってんだか
このままないちゃんが自殺したらどうしてくれんだよ
桃「あ ~ もうはいは、…い、、」
瑞「え、まじ…っ!!やった!!」
瑞「じゃ、いこっか…、って、」
蒼「お前はほんと抜けとんなぁ、~ …っ笑」
もぶ「えぇ ~ 、っ?そんな事ないよ ~ っ/」
桃「…、っ 」
あのクソは何でここにまで現れるかな、
ないちゃんを裏切ったくせに
瑞「ないちゃん、見ちゃダメ」
瑞「僕の事見て」
桃「ぁ、ゃ…、っ ) 泣」
桃「やだ、ゃ…だ、…っ ) 泣」
桃「ぉ、…れ …、っ ) 泣 」
瑞「うん、うん」
桃「ぃ、む…、っ )泣」
なんでこんな顔にさせちゃうの?
ねぇいふくん
こんなに可愛くて自分の事を死ぬほど愛してくれて
こんなに素敵な人を何で裏切っちゃったの?
僕だったらこんなことさせない
ないちゃんもあんなやつさっさと忘れて
瑞「僕にしたらいいのに、」
桃「ぃ、む、…っ、? / ) 泣」
瑞「ぁ、…?今僕なんて…」
桃「僕にしたらいいのに、って…」
あ ~ 最悪、
言っちゃった、
ないちゃんが大好きなのはいふくんなのに、
瑞「ごめん、僕、…」
桃「ぃ、ゃ…、/ だ、だいじょ、…ぶ…だけど…、っ//」
もう、またなんでそんな可愛い顔するの
やばい ~ 諦められなかったらどうしよ
すり、っ ) 頬
桃「…ん、//」
瑞「僕ね、いふくんとないちゃんが付き合う前からないちゃんの事好きだったんだ、」
瑞「いつもはしっかりしてるのにたまに甘えたモードになる所とか」
瑞「お寿司あげるって言ったらホイホイ着いてきちゃうところとか」
瑞「ないちゃんの全部がだいすきだった」
瑞「僕だったら、ないちゃんを悲しませないし寂しい思いもさせない」
瑞「ないちゃんが求める事全部する」
瑞「いふくんなんか忘れて僕と付き合わない、?」
すりすり)瑞の手を掴み顔をすりすりする感じ
桃「…、っ //」
桃「いむの手あったかい、…/」
桃「まろとは違うね、…笑」
瑞「いふくんと同じだったら僕病むよ??」
なんて冗談混じりで言うけど
あんな奴と一緒になるもんか、
桃「ぁ、はは…っ w ごめんって ~ w」
桃「…、」
桃「そ、その、…っ ぁ、れ…、っ」
桃「ぁ、あの…っ、こ、告白、ぁりがと…、っ /」
桃「で、でも…ここで付き合ったら、都合いぃ、みたいに…、さ」
桃「だったら、もっとちゃんと順を追って、…っ」
きっとないちゃんなりに考えてくれた言葉
都合いい男でもいいんだけどなぁ、
ないちゃんの隣に居られるんだったら僕なんでもしちゃうんだから
さら、っ )耳に髪をかける(瑞)
桃「ん、ぁ…、どした、」
瑞「都合いい男でもいいよ、」
瑞「僕ないちゃんのこと死ぬほど好きだから」
桃「…ぅ、~ 、っ //」
ぽす、っ) 顔を胸に埋める
桃「お前いけめんすぎ、…//」
桃「…もっと好きになるわ、…/」
瑞「い ~ よ、もっと僕の事好きになって、」
桃「やだって言ったら…?」
瑞「いふくんなんか忘れるくらい楽しい思い出いっっっぱい作って振り向かせる」
桃「…まぁ、やだなんて1ミリも思ってないんですけど、…/」
瑞「なにそれかわよ」
桃「か…わ、…っ ?! //」
瑞「なに、好きになっちゃったの ~ ?笑」
桃「、…っ //」
ぐい、っ ) 桃が瑞を引き寄せる
瑞「ぅ、わ…ぁ…、っ?!」
ちゅ、
瑞「…、」
桃「…好きに、なっちゃった…、かも…っ//」
瑞「は、…/」
瑞「ぅ、そ…、ほんと…、っ?」
桃「ほんとだよばか…、っ //」
瑞「やった 、嬉しすぎて死ねる、) 泣」
ぐい、っ ) 桃が腕を組む
桃「死なれたら困るんですけど、…/」
瑞「だぁぁぁぁぁぁ、無理可愛すぎるよ」
桃「付き合ったんだしあいつに見せつけちゃう?笑」
瑞「お ~ いいじゃん…っ! 」
桃「いいのかよ」
瑞「だってさ ~ 、僕のものって見せつけたいじゃん?」
桃「ゃ、だ…、見せつけない、 」
瑞「なんでよ ~ 、笑」
桃「取られたくない、から、…」
桃「俺はこんなかっこいいいむ取られたくないの、…」
桃「狙われたらど ~ すんの、…っ」
瑞「そうだねないちゃん狙われちゃうもんねうんうん」
桃「俺じゃない…、!お前だよ!!」
瑞「え ~、??僕なんかよりないちゃん方が狙われると思うよ ~??」
瑞「こんな肌見せてさ ~ 、」
瑞「僕嫉妬しちゃうんですけど ~ 、??」
桃「…ダメージジーンズって知ってる?」
瑞「はぁ?!そんなの知ってるし ~ 笑」
桃「じゃあ別に良くない?!笑」
瑞「や ~ なこ ~ った」
瑞「恨むなら自分が愛重引き付けやすいことを恨んでくださ ~ い笑笑」
桃「なにそれ、笑笑」
瑞「~~~~~~~~~~!!?」
桃「~~~~~~~~~~~?笑」
もぶ「ねぇいふくん聞いてる ~ ??」
蒼「ぇ、ぁあ、…うん、」
もぶ「なにみてるの??」
蒼「ぁ、元カノおって、…」
もぶ「え、まじ?」
もぶ「まぁでも、あんなやつより私の方がいでしょ?笑」
もぶ「あの事、ばら撒かない代わりに付き合ったんだからさ ~?w」
蒼「…、ぅん、」
もぶ「新しい彼氏もできてるっぽいし?」
もぶ「復縁なんて無理でしょw」
蒼「…、うん、」
もぶ「ほら行くよ」
蒼「…分かった、」
瑞「ないちゃん!!ちょっと僕お手洗い行ってきてもいいかな?? 」
桃「うん!いいよ、待ってるね」
瑞「ありがと ~ !!」
ぽちぽち ) スマホ
モブ「あれで脅してるからいふくん私にゾッコンなんですけど ~ ww」
瑞「ほんとに?まぁ僕もないちゃんと付き合えたし、協力してくれてありがとう」
モブ「でもほんとあんた最低だと思うよ?」
瑞「なんで?」
モブ「だって、昔のあの写真でしょ?」
瑞「そうだけど、それをばら撒かれるくらいなら別れる程度の愛だったわけでしょ?」
瑞「その程度の男なら僕がないちゃんを幸せにするもん」
モブ「いや、ね」
モブ「顔いいし最高なんだけどさ、」
瑞「だから言ったでしょ?いい提案だって」
モブ「そう、だね」
スマホ閉じる
瑞「だから言ったでしょ?」
瑞「僕、ないちゃんの為ならなんでもしちゃうって……、♡♡」
瑞「やっと僕の元に来てくれたんだもんね、♡♡」
瑞「ふ、っ…w」
瑞「いふくんが馬鹿でよかった ~ 、ww」
瑞「あんな写真僕が持ってるわけないのに…、笑」
蒼さんの ばら撒かれたくないこと とはなんだったんでしょうかね
ご覧頂きましてありがとうございました!
リクエストを頂いているもの5回くらい本気で書き直してますまじ
待たせてほんとにごめんね😭💦
後、テスト期間だったのであんまり投稿できてないです。すみません🙇♀️
その上インフルにもかかってて、ほんとにごめんなさい😭😭😭
今日から爆速で色々投稿していこうと思ってます!!!!!!!
おまけ
桃「ん、…っ ぢゅ、…~、ぅ / ♡♡」
桃「ぃ、む…、~ っ /♡♡」
瑞「ないちゃん、ッッ…お酒飲みすぎ!!」
桃「や、ぁ…だ、…っ /♡♡」
やだ、まだ足りない
いむがまだまだ足りてない
もっと、もっと欲しい
ぎゅ ~ )強く抱き締め
桃「しゅ、き…、っ / ♡♡」
付き合うだけじゃ足りない
完全にいむがほしい
俺のものだって証明出来る何かが欲しい
桃「ね、いむ…、っ?/」
瑞「ん、?どした ~ ??」
桃「ないことさ、いいことしない…?」
そんなえろいセリフを吐きながら服を少しはだかせてまろで学んだ色仕掛けをする
瑞「は、…、//」
桃「…やだ、…?」
上目遣いに少し火照った顔にはだけた服
どう?襲いたくなったでしょ?
瑞「いやいやいや、…っ!」
瑞「そうじゃなくて…!」
瑞「僕が持たない…、と言いますか、」
瑞「僕にはまだ刺激が…、///」
…、こいつもしや
ヘタレだな、、?
桃「ふ ~ ん、」
桃「ヘタレだね」
瑞「は、ぁ……っ?!?」
瑞「そ、そんなことないし???」
桃「はぁ、もういいや」
桃「俺がリードしてあげる、」
桃「襲いたくなったらいつでもしていいよ、」
瑞「ぅ、゛…はぃ、…//」
桃「ん、…//」
ちゅ、
瑞「……、ッ ///」
桃「ん、ちゅ 、~ っ …/♡」
俺は何回も触れるだけのライトキスを続けた
お恥ずかしいことに深い方のキスは何回してもできないから
瑞「……っ//////」
桃「あ、めっちゃ元気じゃん、♡♡」
さわさわ ) 触ってる
桃「ヘタレなだけで反応はしちゃうんだ ~ ?」
桃「俺が治してあげよっか?♡♡」
瑞「だ、大丈夫だよ…ッ // 自分で、何とかする、から…っ //」
桃「む、…゛っ」
桃「いむなんて知らないもん、っ」
かちゃ するする ) 脱がしてる
瑞「ちょ、ないちゃん?!!//」
桃「ぅ、ぁ…、//」
桃「でか、…/」
瑞「~~~~~~、ッ ////」
桃「ぁ、む…、っ /♡♡」
瑞「ひ、…ぁ…、っ?!//」
桃「ん、む…ぁ、…っ //♡♡」
桃「ふ、…ん…ぁ、っ /♡♡」
瑞「ん、…っ だめ、…っ//」
瑞「ないちゃん、離れて…っ//」
桃「ぃ、っへいいよ…、っ? /♡♡」
瑞「ごめん、…、っ //」
桃「ん、ぅ…、ッ ! //♡♡」
桃「ん、…/」
ごくん
桃「あま、…っ //♡♡」
瑞「は、…?! ちょ、まって飲んだの?」
桃「ぇ、ぁ…、うん、?」
桃「普通じゃないの……、?」
瑞「…いふくんに教えて貰ったの?」
瑞「飲むのが普通って」
桃「そう、だけど…」
瑞「他の男に教えて貰った色仕掛けで落とそうとしたんだ?」
桃「…、っ /」
瑞「そういうのはだめだって体に教えてあげよっか、♡♡」
桃「ぇ、は…っ?! //」
桃「ちょ 、いむ…ッ!?//」
ぱちゅ♡♡ ぱちゅ♡♡
桃「ごぇ、らさ…ぁ、っ //♡♡」
桃「も、しません、…ッ から、ぁ…っ /♡♡」
ごちゅ、♡♡ ごちゅ♡♡
瑞「僕に襲われたかったんでしょ?」
瑞「良かったじゃん抱いてもらえて_さ ッ!」
ごっっっっっちゅ、♡♡♡♡
桃「ぁ、~~~…ぅ、ッッ!?!?!?///♡♡」
瑞「ねぇ??嬉しいでしょ?」
桃「嬉しいです、…ぅ 、っ//♡♡」
桃「ぁ、へ…ぇ …、っ♡♡♡♡」
桃「もっと、もっと なぁこのこと…愛して、…っ?、/♡♡♡♡」
瑞「いいよ、ないちゃんがしんじゃうくらい愛してあげる、♡♡♡♡」
桃「ぇ、へへ…っ /♡♡ぅ、れし…/♡♡」
桃「いむ、だいしゅき、ぃ…っ/♡♡」
むくむく
桃「ぁ、…ん、…ッ ////?!?!?!♡♡♡ 」
桃「おっきくなぁ、っ…て ///♡♡♡♡ 」
瑞「僕まだまだ愛したりないからさ、付き合ってよね♡♡♡♡」
桃「まだ、愛してくれるの、…っ?//♡♡」
桃「いいよ、もっと愛して…、?♡♡♡ 」
ごめんねなんか途中書き忘れてたっぽくて書き足しました💦💦💦💦
これからもよろしくです🙏🙏🙏
コメント
5件
初こめ失礼します ꒰ ᐡᴗ͈ ·̫ ᴗ͈ ꒱♡ 以前から陰で見させていただいていました 😿😿 りゅの様の小説の書き方とっても好きでたくさんの小説読ませていただいています🥲💞 これからもたくさん小説読まさせていただきます 💭💝 これからの活動も応援しています 👶🏻🌟 蒼くんが桃くん振ったのも全部裏があったのなんかどろどろしてて最高です꒰^ ̳> ·̫ < ̳^꒱💘
待ってめっちゃ久しぶりだ 久しぶりに見た作品が、、、神すぎる、、🤦🏻♀️🤦🏻♀️🤦🏻♀️🤦🏻♀️ ねぇほんとに才能欲しい(