weru(赤城ウェン×小柳ロウ)
嫉妬
べろちゅー、ディープキス
口調迷子
『ただいま〜…って、ロウきゅ〜ん?愛する恋人のお帰りですよ〜?』
玄関には僕の恋人、小柳ロウの靴が散らばっていた
いつも綺麗に置いてあるのに
寝たのかな、と思い寝室に行くと案の定うつ伏せになって寝ているロウがいた
でもおかしい、服も着替えずに投げやりでベットに身を預けた体制になっているように見えた
大丈夫かなと心配になり、顔を覗いてみると綺麗な長いまつげが濡れていた
何故か顔が火照っているようだった
「な…んで….」
『ロウくん…?』
寝言だろうか、まつげに乗っていた涙の1粒がほろ、と流れ落ちる
僕はその姿に胸が締め付けられた
恋人の泣いてる顔なんて見たくない、
とりあえず、身体が冷えないように毛布を優しくかけてあげることにした
僕は任務終わり同期と飲みに行っていたから、ベロベロに酔っていたマナを介抱しながら家に送っていた
最近、ロウくんとは全然顔も合わせなく、ロウくんはロウくんで任務が忙しそうで余裕が無かったと思う
だから、恋人らしい事もひとつもできていなかった
帰ってきたばかりだし着替えようと思い、布団を背に寝室を出ようとすると、後ろから声をかけられた
「うぇん…どこいく….」
目を擦りながらベットを降り、こっちへ向かってくる
『あ、起こしちゃった?』
「ね…なんでさ…マナにキスされてたの…、」
寝起きだからかふにゃふにゃな滑舌で問いかけてきた
『え゛!?なんで知ってるの!?』
ロウくんは顔を曇らせた
『あれは…マナが酔ってたから…』
僕は、フラフラなマナに肩を貸しながら歩いている時に、
《うぇんってかわええよな~///奥さんになってや///》チュ
という形で一方的にキスをされたのだ、
「俺の…彼氏なのに、もっとちゃんと自覚持てよ」
ロウくんの瞳から涙が零れた、
「寂しかったのは、俺だけだったのかよ…」
(そんなことない、僕だって寂しかった)
『そんなことな「だったらキスして」
自分の気持ちを伝えようと口を開くと言葉が遮られ、挙句の果てには“キスして”なんて言われて、突然の事で理解が追いつかなかった
『え…どうしたのロウくん、…まさか…嫉妬、?』
図星だ、顔が赤くなった、可愛い
「ち、ちが…ッ!?」
可愛すぎて思わずキスをしてしまった
もう、止められそうにない
『ロウきゅん、べろ出して♡』
「きゅんって言うな…」
素直に舌を出してくれるロウくん、これから何されるか分かってないくせに
「ッ!?…ふッ♡♡♡ぁ゛♡ん~~~~ッ♡♡♡♡」
(べろちゅーしただけでこんなになるんだ♡)
『ロウきゅん、顔とろとろだよ♡』
「うるせ…ッふぁ♡♡♡ん゛ぅ♡」
ロウくんの舌は初めての事に理解が追いつかなかったのだろう、僕の舌にされるがままの状態で、完全に溶けきっていた
上手に息を吸うこともままならなかったのか苦しそうだったから流石に離してあげることにした
でも、ロウくんは苦しい=快感にとらえられると思っているから心配はしていない
「ッは…はぁ…..きゅ、にやめろよ…//」
『ごめんね♡ちゅ♡』
お詫びにでこちゅーをしてあげた
「…!?」
おでこにされるとは思っていなかったのだろう、油断していたからかおでこを押さえてさらに恥ずかしそうにしていた姿が愛くるしかった、もう、早く抱きたい…が、今日はここまでにしておく、がっつきすぎても怖がっちゃうだろうから
、
後々聞いた話によると、寂しすぎて早く会いたかったロウくんが僕行きつけの居酒屋にいるんじゃないかと探しに行った時たまたまマナにキスされている所を目撃したらしい、
家に帰った後ヤケ酒しすぎたせいで眠くなってしまったんだと言っていた
寂しい気持ちピークに達していたロウくんからすれば、嫌だっただろうなって深く反省した僕でした
絶対小柳の喘ぎ声濁点ついてるでしょ
コメント
2件
好きすぎて禿げたほんとに、、、