超絶限界オタク紫さんと推しの桃さん。ばばって書いてるので何語?ってなるかもです。ごめんなさい
暇すぎて死ねる人のみ見てください
紫
残り1分。ライブ当落の時間がもう目の前で俺はスマホを片手に正座中。今回の会場は広いとこもあれば小さいところもある。日時や場所の関係で3公演申し込んだ。
欲は言いません!!!1公演だけでも当たっていてください!!!
スクロールをしてアプリをアップデートさせる。赤と白の画面に写し出されている当選という2文字。あ、うそ…。現実か夢か区別がつかない頭でアプリを再起動させる。それでも変わらない文字。嬉しさのあまりツイートをすると友達から沢山のリプで埋め尽くされた。会えるんだ、しかも3回も。同じ空気吸えるんだ、考えれば考えるほどやる事が増えていく。服装は?髪の毛は?痛バは持ってく?ペンラ壊れてない?これから毎日忙しくなるな〜と幸せに思った。
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あれから1ヶ月。ライブ前日になっても考えることは沢山あって不安でしかない。今日の俺ダサくない?これでほんとに大丈夫?ああ無理さとみくんに会えるのに変な格好で浮いてたら俺がしぬ、。そんなことを思っているとタイミングよくスマホが鳴る。
明日のライブ一緒に楽しもうなおやすみ。
ああ好きだ。本当に。いい歳の成人男子がたったこと一言で救われるなんてきっと他人が見たら引くかもしれない。ただそれくらい彼に救われた。きっと明日は世界一幸せな日になる。そう心のなかで断言して襲ってくる弱い睡魔に抗わず瞼を閉じた
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活動をしている上でリスナーさんはみんな大切でいなくてはならない存在なのだが多少苦手な人この人いいなって思うことはある。いつものようにエゴサをしていると毎回毎回上に来るアカウントがある。何故かこの日は好奇心に満ち溢れておりそのアカウント名をタップした。アカウント名はなな。初めは女の子かなと思ったけどそうでは無いらしい。きっと俺のリスナーは男が少ないから目立っているだけだろう。そう思っていたが以外にも違ったらしい。多少はあるのだろうが一つ一つが丁寧でこのご時世のネットからすれば珍しいほどだった。
へー明日のライブくるんだ。どの子かわかるかな、座席系のツイートしてれば分かるんだけど
そう思って見てみたが座席系のツイートはなく自力で頑張るしかないようだ。今無駄に考えたって仕方ない。そう決断し適当にツイートして寝ることにした。
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朝はドタバタしてしまいやっぱり家に出るのはギリギリ。最寄りの電車に乗ると何人かリスナーさんがいて、周りの視線が何よりも痛い。特別めだった服をしている訳では無い。ただ何となく痛い。結局おれはその痛さに耐えられず数駅目で降りてしまった
「はあ何やってんだよ俺〜、、」
幸い家を出る前の俺は誰が見ても浮かれている状態で予定より数分早く出ていたため予定より遅くなるって事はなさそう。良かった早めに出ておいて。かわいい女の子に紛れて大してかっこよくもない俺がただ一人でいるってなんだか虚しい。そんなこと考えてたら声をかけられた。
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「すいません駅わかんなくて、、」
「いいえいいえ俺も暇だったので笑」
ちょうど声をかけてくれた男性は俺と同じ駅に行くらしい。せっかくだしきっとこれも何かの縁だから一緒に行くことになった一緒にいるうちに会話が弾んで少し前までのあの辛さは消し飛んでいた。
駅についてその男の子と別れたどうやらお迎えが来てるらしい俺と同い年くらいだし話し合ったしLINEとか交換したかったな。名前も聞けなかったし、次の電車まで数分時間があって頭の中はライブのことよりその男の子のことでいっぱいになっていた
そういえば埼玉ってさとみくんの出身地だよな、いいな埼玉生まれ。別に千葉もいいところだけどね。今更後悔しても遅いしまたどこかで会えたらもっと話そ!!
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ライブ会場につき物販入場はやっぱりなれなくてずっとひとりで影にいた。その時に俺のフォロワーさんらしい人に声をかけられてずっとひとりだった訳じゃないけどね。ライブは普通に楽しかった。めっっっちゃかっこいいしペンラの会場綺麗だし今日あったこと全部忘れるくらいには凄かった、、
「あれ今日のお兄さん」
「え」
つい反応してしまった。俺かわかんないけど!!!わかんないけど!!!だっていくらライブ終わってから結構たったからって男の子そうそういないもん!!!俺かと思ったよ!!!
「あ〜!やっぱりお兄さんだ!今日ありがとう!!僕無事つけたよおおお!!LINEとかやってる?もし良かったら交換しよ!!!」
「え、俺ですか、え俺?!あ!昼間の無事つけたんですね!良かったですぅ〜俺もLINE交換したかったから是非しましょ!」
あれなんでこの人いんの。ここにいる人ってリスナーさんだけじゃないの、、???もしかしてリスナーさん、いやそんな感じしなかったけど、、
「ころん誰その人」
「ああ、迷子になってたところ助けて貰ったんだよ。会場にいるだろなとは思ってたけどまさか会えると思ってなかったから」
とても聞き馴染みのある声ところんくんという昼間の男性が会話している。あれこの声って
「さとみさん、、?似てる声っているんだ、、」
「兄ちゃんはさとみでさとみは僕の兄ちゃんだよ!僕ころんよろしく!」
え、嘘。どうゆう展開なの、ゆめか、いや夢だよね。夢だ。
「さとみですころんがお世話になったみたいですいません。」
ばちんとほっぺを叩いてもつねっても痛い。夢じゃないらしい。
「な、ななもりです、えっと、」
「僕がQR出すからななもりくんは読み取って!あとななもりって長いからなーくんって呼ぶね。僕のことはころんでもなんでもいいよー」
「えあはい、よろしくお願いします。」
「お前落ち着けって。もしかしてななもりさんってSNSやってたりする?もしやってるな、ななって名前だったりしない、?」
「え、あそうです、えなんで知って、」
「きっと何かの縁だし俺の事は気軽に呼んで。ついでに敬語もなしでいいよ。俺ともLINE繋がろっか。」
推しと繋がる、?アウトなんじゃ、、あれもう頭が。さすが兄弟なだけあって2人してグイグイ来る、
「これで俺とは友達ね。推しじゃないから。」
「「よろしくねなーくん/ななもりさん♡」」
コメント
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お久です!✨ 下書きにあった…? めちゃくちゃ 神作じゃないすか!?((落ち着け