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うんぴーず曲パロ

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うんぴーず曲パロ

18 - 刃、風を切るよう

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2025年02月02日

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終わりの夜の摩天楼は、月の裏の鴻鵠模様みたい。

それは、

闘争なのか?逃走なのか

私にはわかるのに

闘争=逃走

という少し変な解釈をした。

奈落を昔の自分と絡めて移動する。

今の私は全知全能の神なのに。

そんなことを思い出したくないなら、

勢いの儘走り抜けろ、私。


わおちゃんとの記憶を忘れようとするときは、

呼吸を深く、両目を閉じる。

これは堕落の策だ。

勢いの儘切り捨てていけ、

うんぴーずのことなんて。


だって、祈って只待って居たところで、みんなは戻ってくるのか?

なにか変わるか?救われた気にでもなるのか?

だから、忘れるために私は言った。

「労いは糧になる。」

そう、私は吐き捨てるように言った。


セラ「ぃ、きて、?」

刃が風を切ったかのように見えた。

そして其処にはいる筈の無い、私の親友、

『七海わお』

が、居た。

わお「大丈夫?」

セラ「ありがとう」

泡沫に酔う、二人が居た。

明鏡を振ってくる因果も【陶然】と、二人で見切っていっそ逃げてしまえれば。


花霞と刹那の街に私達はついた。

__さあ、峡谷ノ都市へと急ご?

数は約200京里。

__二人の足は、動く。

過去の印を縫う時は、

間を止めて、気流は塞ぐ。

過去を忘れようとすることは二人になっても変わらない。

苦肉の策で忘れようとしても無理、

わお「祈って、只待っていても何も変わんない」

セラ「其んなの理解っている…けど」

わお「償いは枷になるよ、?」

然も悔しそうにしていると

敵にまた、囲まれていた。


今度は二人で、刀を振るう。

やっぱり風を切るようにわおちゃんの剣さばきは美しい。

玉砕に酔う音の渦も、様になってるし。

玲瀧振るうその因果も【当然】と

見切ってこの土地を捨てて逃げてしまえたら。


セラ「峡谷ノ都市へ急ごう」

其処に、みんなはいる筈。


雨の音と十六夜の月。

余す事無く願いは叶う、今。



終焉逃避行ついに追加された記念、



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