「おはよー。創。」
高林 創。
幼なじみであり、大親友。
親友、友達、友達なのに、
近頃のピンク色の植木鉢のぐちょぐちょした心の中はなんだろう。
まるで相手に依存するかのような夢見るような。
創と話すと、胸がしぼんできゅうっとなってクラクラする。
それはきっと熟れすぎた恋心だから。
それは想像するよりもけがらわしくて。
体を化石かのように動かせなくする。
「大丈夫?」
そう尋ねられるまでぼーっとしてしまうくらい。
「えっ。だ、だいじょぶ笑」
咄嗟に自分の気持ちを取り繕う。
ちゃんと笑えなきゃね。
それ以外にあなたと見合う取り柄なんてないから。
あなたが私に依存してくれても大丈夫なように
心の中に空っぽのスペースがあることなんて悟られないように。
あなたの右隣を歩いてるとそんなことばかり考える。
「笑笑。くらりはいつもきゅうくらりんだからなー笑」
きゅうくらりん。
心配性でドジな私を彼はそう呼ぶ。
でも今のきゅうくらりんはね、あなたと一緒にいれることに心がきゅうっとなって
これ以上近づくと崩れちゃう気がして心かくらりってしてるの。
私、
きゅうくらりん。
コメント
1件
くらりちゃん可愛いですね!あなたの歌詞考察好きです