🍌「はぁ…ッ」
「にゃー…」
結局連れて帰ってしまった…
🍌「だってほっとけなかったんだもんッ!」
こんなつぶらな瞳で見つめられてほっとける人居る!?!?
そんな人居たらそいつ人間じゃないよッッ!
「にゃ…ぁ…」
🍌「ぁ、ごめんね」
とりあえず先にご飯を食べさせなければ。
俺はキッチンに行き戸棚にあった猫用缶詰を手に取った。
🍌「やっぱ食べやすいやつだよね」
この子が何歳か分からないためキャットフードはやめておいた。
猫用の皿に盛り持っていく。
🍌「はい猫ちゃん、ゆっくり食べるんだよ?」
「にゃ…ぁ…」
この白猫は人間の言葉を理解しているのか、返事をした後餌をゆっくりと食べ始めた。
🍌「…ふふ笑」
可愛い
なんて愛おしい猫なのだろうか。
🍌「お口にあったみたいでよかったよ」
美味しそうに食べている様子を見て安心した。
この餌は実家に居る猫のためのものだったが…
まぁいいだろう。
__________
「にゃぁ〜ッ」
🍌「元気になったみたい笑」
ご飯を食べて空腹が無くなったからか白猫は元気に鳴き始めた。
🍌「じゃあお風呂入ろっか」
「みゃ…」
お風呂、その言葉を聞いた途端急に猫が鳴くのをやめる。
🍌「……やめてよその目」
猫は涙でも貯めてるのかうるうるとこちらを見る。
その目に弱いの知ってんのか???
🍌「はい行くよ!」
「にゃ〜ッッ!! 」
抱き上げた途端急に抵抗を始めた。
落としたくもなかった俺は逃げられないようにしっかりと抑えて風呂場に向かった。
__________
ジャ—-ッ
🍌「大人しくしててね〜…」
「みゃーーッッ!にゃーーーッッ!」
膝に乗せて逃げられないようにする。
そしてシャワーでゆっくりと体を濡らし石鹸で洗っていく
幸いひっかいたりなどはないようで良かった。
🍌「じゃお顔洗うね」
「みゃ〜…」
もう抵抗する気力もないのか大人しく従ってくれた。
なんか可哀想になってくる(((
🍌「にしても、ほんと目綺麗だな」
大きくてつぶらな丸い瞳
色は深い青と透き通るような水色で出来ていた。
🍌「綺麗だと思ってたけど案外汚れてんだな…」
一見綺麗そうに見えても洗ってみると汚れが沢山でてきた。
寄生虫やダニなどがついてなくて良かったけど。←虫嫌い
🍌「はい終わり」
「んにゃぁッ」
顔を洗い流して膝から解放すると直ぐにお風呂場のドアまで走っていった。
まるで「早く出してくれ」と言っているみたい
🍌「分かってる分かってる」
抱きかかえて風呂場から出る。
今朝洗濯して干したばかりの暖かいタオルで体を拭いてあげた。
「みゅ…」
凄く眠そう
🍌「ん、乾かしてから寝てね〜?」
「………Zzz…」
🍌「いや早いな」
とりあえず乾かしてあげるか。
コメント
8件
(。゚ω゚) ハッ!私も猫になれば?
もしやこの猫ちゃんは!!