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「お前、何してんだ?」
道端で途方に暮れていると、トゲトゲ頭のやつが話しかけてきた。
『あー、なんでもねえよ。あんたこそ、こんなとこで何してんだ?』
「あ?走ってただけ…」
「爆豪少年!!!その少年を捕まえてくれぇぇぇ!!!」
「あ?」
奥から金髪のムキムキマッチョがこっちに走ってきていた。
『クソっバレた』
『ウニ君じゃあな!』
「ウニってッ!」
俺が走ろうとしたら腕を誰かに引かれた。
「誰がウニだあ”ぁ”?」
『名前しらねぇもん!』
「だからってウニはねぇだろ!」
『あー!ごめん!だから離せ!』
「はっ!離すわけねぇだろバーカ。」
『なッ!やだやだ!俺は自由に暮らすんだ!孤児になんて入れられたくねぇんだよ!』
「捕まえたッ!」
『最悪だ…あんたのせいだからな!どう責任とってくれんだよ!』
「責任だぁ?」
「葉月少年!なんで逃げるんだ!」
『孤児院だろ!どうせ!俺はいやなんだよ!』
「孤児院にはいれないから大人しくしてくれ!」
『…え?』
(なんだこいつ)