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組織。 墻音。
「、、眠、、」1人で出勤、、「おはようございます」俺はそう団室のドアを開けた。「おはようございます!!月城さん」「、、あの、、コレは何ですか、、」「専務からです、今日月城さんがやる事リストらしいです」「、、養成の面倒、、??」、、あ、、そっか、、遊馬さんから任されてるんだった、、「、、養成達の面倒か、、」できるか、、??ほとんど関わったことないけど、、「月城さん〜、見齧幹部がいないとこの団もパッとしませんね〜」「、、ん、、あぁ、、おはようございます、曽破さん」「はざます」「何すか、その資料」「養成の名簿です、今日養成の面倒見るように頼まれてるんですよ」「、、えぇ!?月城さん子供の面倒見れるんすか!?」「、、子供嫌いに見えます??」「いや、何つーか、、」「怖がられそうです」そう声がした先には貝柱さんがいた。「怖がられる、、??」「だって、見齧幹
部がナンパされない理由アンタですよ、見齧幹部を舐め回すように見てる男全員睨みつけてるらしいですね」「、、それは目つきの問題では、、ん、そういやお二人とも弟と妹がいましたよね」「、、??ハイ、、??」
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養成室。
「て、事で今日は俺が見ます」「、、どういうことですか、班長」曽破さんは俺の顔を見た。「俺子供との接し方わからないんです、、アドバイスしてください」「できるか」貝柱さんはそう遠い目をした。「狂唖と要は??」「、、見齧さんな、、怒られません??そんな呼び方して、、」俺は腰を落とし養成達と目を合わせた。「狂唖は怒んねぇよ??要はちょっとうるさいけど」すると「お前、狂唖の団の班長だろ!!」「、、月城墻音です、、誰です、あの人、、」「宍原稔(ししはら ねん)君です、、狂唖さん曰くいい子だと言ってますが、、加内さん曰く、猫被りな様です」「、、へぇ、、」「俺いつかお前を越すんだよ!!」「、、何でですか??」「狂唖の団の班長になるんだよ!!そうすれば、狂唖に一人前って認められるだろ??」「、、別に、狂唖さんは俺を一人前だと思ってませんよ、、多分ひよっこだと思われてます」「月城さんでひよこなら俺たちは鳥のフンですね」曽破さんはそう言った。「大丈夫!!そんな心配いらねぇって〜、お前(墻音)より俺の方が狂唖の役に立つって」「もっぺん言ってみろクソ餓鬼」「つ、月城さん!?」「な、何だよ、、」「、、、、」
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「1時間目は理科です」「、、お前勉強できんの、、??」宍原さんはそう俺に聞いた。「、、自分で言うのも何ですけど、、できる方だとは思います、、組織の班長になるには東大並みの頭があるみたいですね」「、、とーだい、、」「ちなみに組織の中で1番頭がいいのは狂唖さんですよ、、そんな狂唖さんに授業してもらってるんです、、あなた達も努力さえすれば勉強なんて簡単ですよ」「墻音も養成だったの??」そう1人の女の子は言った。「いや、俺は個人で狂唖さんに育ててもらいました、、アンタらの倍厳しくされましたよ」「狂唖って怒んの??」「将来狂唖さんの役に立ちたいなら怒った姿ぐらい見たことあると思った」俺はそう宍原さんに言った。「あぁ!?何だと!?」
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曽破。
「、、なんか今日の月城さん大人気ない、、」「あの人も狂唖さんの元を離れたくないからな、、まぁ、月城さんみたいな逸材、見齧幹部が手放すわけないけど、、」貝柱はそう横でスマホをいじった。「そういや、曽破は月城さんが何年経っても幹部に上がらない理由知ってる??」「え、何それ」「その話が会議で挙がる度見齧幹部が駄々捏ねて、拗ねるらしい、、幹部に上がるには幹部の誰か1人でも承認したらなれるんだけど、、誰も見齧幹部に恨み買いたくないからやらないらしい」「、、んー、、でも、それでいいんじゃね??月城さんも、、今の所幹部に上りたいわけじゃなさそうだし、、」
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墻音。
「飯だ〜!!」「お腹空いた〜、、」「私も〜」「、、、、」コレが給食か、、良い物食べてんな、、量も、栄養もちょうど良い、、確か、購買部の婆さんが作ってるて聞いた様な、、「月城さん、おかず盗まれてます」「あ」
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柔道室。
「うわぁ!!」「、、へぇ、、思ったより力強いですね、、」「舐めてんのか!!」宍原さんはそう起き上がった。「でもまだまだ駄目ですね」「何だとコンニャロう!!」「続けますよ」
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養成室。
「ねぇ、ねぇ月城さん!!」「何ですか??」「狂唖って彼女居るの??」「か、彼女??」「うん!!毎回聞く度に話を逸らされるのよ」「、、いないと思いますが、、もう恋愛なんてする歳じゃないですしね」「恋は歳なんて関係ないのよ!!」「そうですか」「じゃあ、好きな物とかある〜??」「好きな物??」「12月って狂唖の誕生日なんでしょ」「、、そうでしたね、、」「お菓子とか作れば喜んでくれる??」「喜びますよ、、プレゼントが決まったら言ってください、、一緒に買いに行きましょう」「マジ??墻音ってお金持ってるの」「、、働いてるんでね、、」
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狂唖団室。
「眠、、」コレが終わったら寝るか、、今日は泊まらないといけないんだよな、、「まぁ、、コレも任務か、、」誕プレか、、何が良いんだろ、、俺の誕生日はネクタイくれたな、、「、、養成の様子見に行こ、、」
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「、、??」、、明かりが、、「あ、やべ」「何冷蔵庫漁ってるんですか」「や、夜食だよ」そう冷蔵庫を漁っていたのは宍原さんだった。「もうすでに就寝時間のはずですが、、」「、、ね、寝れねぇんだよ、、それで、、お腹空いて、、」「、、少し屋上に出ますか、、??」「良いの??」「ハイ、みんなには秘密ですよ」
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「綺麗、、あんま夜に屋上来る事ねぇからな〜」「、、立ち入り禁止ですからね」「、、大丈夫なの、、」「バレたらそりゃ怒られますよ、、ただ、俺はたまに来ます」「、、なぁ、、お前凄げぇな、、狂唖が言ってた通りだな」「、、あの人が何か言ったんですか」「お前の事強ぇって、、俺が育てた訳じゃない、自分であそこまで強くなったって、、お前の話ばかりするもんだから、、ちょっと嫉妬して、、」「、、俺は元々力も体格もありましたからね、、でも、俺は狂唖さんに育てられた、、武術も、知識も人付き合いも、、それは貴方も一緒です、、」「、、強くなれる??墻音みたいに」「、、宍原さんの憧れは狂唖さんでしょ??」「狂唖を越すのは百万年経っても無理だよ、、俺の目標はお前にするよ、、」「、、、、」あ、、コレ、、「墻音の憧れは狂唖なの??」「、、狂唖さんは俺の憧れじゃないですよ」昔の、、「俺が守りたい人です」自分みたい。