Br×kn
バドエン
Kn side
この前久しぶりにBroooockとシた。
なんかいつもと抱き方が違う。
もしかして…と思ってBroooockが寝たあとこっこりスマホを覗いて見た。
メールのホーム画面の1番上には女らしき人との連絡の形跡があった。
でも俺らはBroooockから告って付き合ってるわけだし、俺だってBroooockが過ごしやすいように必死に家事してたし。
別れ話を切り出しても、俺を選んでくれると思っていた。
翌朝、目が覚めると隣にBroooockはいなかった。
仕方なく、帰りを待ちながら朝食を作っていると
Br「はぁ、ッ、!ただいま!」
と元気よくリビングの戸を開けて、こちらへ飛び込んでくる。
同じ柔軟剤、同じシャンプーを使っているのに鼻をツンと刺す女の人がつけそうな香水の匂いがした。
Kn「、どこ行ってたの?」
Br「ん〜?ちょっと散歩だよ!」
俺に覆い被さるように抱きついてくる。
昨日はなかった首元の赤い印に気づく。
でも大丈夫。
俺はBroooockを愛してるし、Broooockは俺を愛してる。
ずっとそう思っていた。
でも現実はそう甘くなかった。
日をまたいだ時間に帰宅する毎日。
誘ってもあまり乗り気じゃない。
思い切って彼のスマホを確認しようとする。
前はスマホにパスワードなんかかかってなかったのに。
心臓が嫌な音を立てる
脈が早くなり、冷や汗をかく。
Br「……きんさん?」
Kn「ぁ、……ぶ、ぶるーく…、」
Br「…それ僕の携帯だよね、?」
Kn「、ぁ、えっと、ご、ごめん…、 」
俺は全身の血の気が引いてくるような感覚がして、彼を直視できない
一方彼はというものの、なぜかいつも通りで俺みたいに呼吸を荒くなんかしていない。
きっと浮気なんかじゃなくて、俺の勘違いだったのか。
Broooockは俺の事、選んでくれるもんね?
Br「ごめんね、別れよっか」
Kn「………ぇ、?、 」
思いもよらぬ言葉に喉がしまった
Kn「……ぇ、、な、なんで、……」
Broooockの顔がだんだんぼやけてくる。
言葉が見つからない。喉が酸素を通らせない。
Br「なんでって〜笑」
「バレちゃったし??」
あぁ。やはり本当に浮気をしていたのか。
俺よりもいい人なのか。
その首の赤い印は本物だったのか。
あの香水も全部女のものだったのか。
Kn「……、、やだ、、…」
Br「、やだって言われても……」
Kn「俺の事、ッ…捨てないでよ……、ッ」
Br「ごめんね〜、」
なんで今更頭なんか撫でるの
なんで優しく抱きつくの
Kn「やだ、……ッ、、やだ、よ、ッ…」
Br「ごめんね。今までありがとねきんさん。」
俺の僅かな希望さえもどん底に突き落とす。
前から準備していたのか、即座に荷物をまとめ、出ていってしまった。
広い部屋に取り残された俺。
ただただ、Broooockとの思い出の余韻に浸るのみだった。
コメント
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くぅ………ダメージが………でかい……… なんというかリアリティのある表現すぎて実際に体験した気分になりました……ツライ…