フョードル・ドストエフスキー
「ふふ、愛らしいですね。そんなに泣かれるともっと虐めたくなりますっ…」
気持ち良すぎて思わず泣いてしまったあなた。嫌、駄目と言っても全くやめてくれません。暗闇の中見える彼の顔には笑みと汗が浮かんでいます。その姿に思わずきゅんとしてしまい、更に煽ってしまうあなた。夜明けまで愛されることでしょう。明日の朝はきっと腰やら喉やらが悲惨なことになってます。
江戸川乱歩
「ん?泣いてるの?全く、君は弱虫で泣き虫だ!僕がいないと涙も止められないお馬鹿さん。仕方ないなあ…」
口では文句を言っていても、手は優しくあなたを撫でながら涙を拭ってくれています。さらには服の中にあなたを閉じ込めてどこにも行かせない、というようにぎっちり捕まえていますね。いつもかぶっている帽子も今日だけはあなたの顔を隠すためにかぶせてくれています。不器用ながらも精一杯の優しさが溢れていますね。きっと内心慌てているでしょう。
中原中也
「ほォ…手前、そんな顔も出来ンのか。なかなかいい顔してるじゃねェか?唆るなあ?」
任務の怪我の治療中、あまりの痛さに悶え、泣いていると医務室をたまたま通りかかった彼が泣いたあなたの頬を掴み、こちらへと向けさせます。顎クイなんて優しいものではなく、喉も閉まるような乱暴さ。身を捩って逃げようとしてもベッドに押さえつけられます。恐怖のあまり泣いてしまっても逆効果。狂ってしまった彼はもう止まりません。
お久しぶりです…長らく更新止まっておりました。
多分次の更新は半年後とかです。
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