💙うわ、雨じゃん、、
ドラマの収録が終わりスタジオから出る頃には深夜3時を回っていた 。
疲労感と此処から自宅までの距離を考えると憂鬱な気分になる、
まぁ、それもあるのだが、
一番の問題は、、、
薄暗い夜道 、
スタジオから家までの間には廃墟や繁華街が多い、まぁ、、、怖いっつうことだ、
⤴︎ホラー苦手
💙はぁ、帰りたくねぇ、
雨だし、濡れるじゃーん、、
💚あれ?翔太?
💙おぉ、阿部ちゃん〜 、
💚こんな遅い時間までお疲れ様 〜
ドラマの帰り?
💙そー 、阿部ちゃんは?
💚俺はクイズ番組とバラエティ番組の収録だよ〜
💙さすが阿部ちゃん、おつかれー、、
💚ふふ、ありがとね〜
あれ?翔太、傘もってないの?
💙天気予報、晴れだったし、?
💚もー、折りたたみ傘くらい持ち歩かないとダメだよ?
💙はい、〃〜
💚ほら、
彼は俺の傍に歩み寄り傘を広げ
肩を抱かれる形になり、
💙、、相合傘じゃん!!
💚えぇ、だって傘1本しかないし?(笑)
💙ぇー、ってか相合傘くらいでこんな距離近くなるか?!
💚ぇ?だって翔太小さいから、はぐれないように?
ド正論、、
確かに俺と阿部ちゃんじゃ、、
5.7cmくらいもの身長差がある、、、
💙はぁー、んじゃー、帰るか、
この密着しすぎている状態から脱却したいが為に、俺は足早に家に帰ることを決意した
💚ふふ、(笑)はーい、
💙、、なぁ、、
💚、ん、んー?(笑)
💙、迷子になってねぇか、?
辺りを見回すと、The 繁華街、とでも
誰から見ても一目瞭然な光景、酒を飲みまくる奴ら 、タバコを路上で吸う奴 、
ましてや、やべぇ取引してそーなやつら、、
💚、そーだね、早く帰ろっか、
彼は肩から掛けていた鞄からスマホを取り出し
💚ぇーっと、此処から家までは、
マップを開いて見ているのだろう 。
はぁ、阿部ちゃんって方向音痴なんだな、(笑)
まぁ、1人じゃないだけマシだ、
💚ふぅー、家に着いたよ〜 、?
💙おぉ、ありがとな?
💚いーぇ、、それじゃあまた明日〜
帰り際俺に振り返り、微笑む彼 。
あざと、(笑)
💙ふわぁー、寝るかぁー、
ポケットから家の鍵を取り出そうと、手を突っ込むと、、
💙、ん、?な、ない、、??
入っている筈のスマホ、家の鍵、、財布が、ねぇ、、、は、?、、すられた?
💙はぁ、はぁ、阿部ちゃん!!
💚ぇ、ちょっ?!なんでびしょ濡れなの?!
俺はあの後阿部ちゃんの家へ向かうことにした
家が近いめめの家にしようとしたが、最近忙しそうだし、さっきまで一緒にいた阿部ちゃんなは起きてるし、という考えが至った
事の経緯を阿部ちゃんに手短に話すと、
💚なるほどねぇー、、それじゃあ暫くは俺の家に泊まる?
💙、良いのか?
💚勿論だよ〜
💙ふぅ、食事までありがとな
家に入れてもらったあと、風邪を引くから、とお風呂にすぐ入らされ、阿部ちゃんのダボ〃の服を着させられ、食事まで頂いた
💚んもー、いつでも俺を頼りな〜?(笑)
💙阿部ちゃん、頼りになるわー
💙ん、、、
軽く世間話をしていたが
疲労のせいか、睡魔が来てしまい目を擦っていると、
💚、よいしょっ、と、
ん?と思い視線を彼の方に向けると
俺の事をひょいっと、持ち上げ、ものの数秒もしないうちに寝室まで運ばれていた
💙ちょっ、?!//
💚疲れてるなら早く寝ないとだよー?
💚ほーら、子守唄歌ってあげるから 〜
💙俺はガキじゃねぇ!!!
、
💙すぅー、、すぅ、、、
💚、、可愛い、
子供のような幼げな表情で俺の腕に纏わりついて離れようとしない君 。
、康二とのライブでの出来事の1件があってから、気持ちを整理しようと距離を置いていたが、偶然にも君と出会ってしまった
💚、俺だけのものになってくれないのかな?
君の頬を撫でるように触れ 、
その頬にそっと、キスを落とした 。
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