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都side
デビューライブまであと五日。私の家に大人組が来てます!今回集まるのはあんまり意味とかはなくて、今どんな感じ〜?みたいなのを聞くため。昨日はボーカルレッスンもあったしね〜
…
「曲のキーが高いぃ…」
本当にこれがしんどいんだわ
「高音域でボカロPのれるちが作った曲だからねぇ」
こたがさっき出したコップをくるくると回しながら笑い気味で言う
「ゆうさんもちょっときついかなぁ…」
「まあいざとなればオク下でいいらしいしどうにかなる…と信じたい」
あーやばい。感情込めたりファンサしたり踊ったりしながらなら無理かもしれない((
「不穏だなぁw」
くすくすとこたが笑う。…多分できるんだよなぁこの人((
「ダンスもあるから無理せず、だね」
またもや余裕そうか人がいますよ。私の周りには敵しかいないのか…
「そういえばさ〜?」
ゆさんが思い出したかのようにこたの方を向く
「くにのの過去というかなんというか、こったん知ってるんだよね? 」
「…へ?」
え、なんでゆさんが知って…⁈あんまり知られたいことではない。いや、ゆさんなら…
「知ってるよ」
「おいこた⁈」
すっごい平然と言ったけどなにごと⁈⁈
「あ、ダメだった…?」
さっき私がちょっと怒鳴ったからか少ししょぼんとして上目遣いで見てくる。…え、センシティブお姉さんどこいきました??クッソ可愛い
「いやいいけど」
こんな可愛い子に言われたらいいよとしか言えないよね。
「いいんだw」
ゆさんが上品に苦笑する。今までの可愛い一筋のゆさんじゃ絶対にしない笑い方だから少し嬉しい
…じゃなくて!!
「ってかなんでバレたの!」
バンっと机を叩き立ち上がる
「なんか急に表情軽くなった気がしたから♪」
「やっぱりゆうちゃん観察力すごいよねぇ」
こたが嬉しそうに言う。多分今まで言えなかったような本来の観察力が出てきて嬉しいんだろう。私もめちゃくちゃ嬉しいしね!
「まあ無理せずね。いざとなればゆうさんも聞くから♪」
にこっとガッツポーズをして言う
「ありがと」
そんな彼女の頼れる姿と嬉しそうな表情に思わず笑みをこぼした
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
本当にすみません😭コロナにかかってしまって元々頭痛持ちなのも相まってほぼ一日中寝込んでいて💦少しずつペース戻していきます!
観察眼の鋭いゆうさんが見れた回でしたね。
それでは!また次回!
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