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呪術高専の裏側で成り上がった俺　上層部が糞すぎて修羅場に

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呪術高専の裏側で成り上がった俺　上層部が糞すぎて修羅場に

第37話 - 第35話　まだ足りない

12

2025年02月11日

#SUBくん

#呪術廻戦

#二次創作

#呪術廻戦二次創作

SUB（フォロバ）

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呪術高専の裏側で成り上がった俺　上層部が糞すぎて修羅場に
#37 第35話　まだ足りない / SUB（フォロバ）

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夜の帳が降りる中、乙骨憂太と宿儺の激闘は続いていた。倒壊した瓦礫が舞い上がり、彼らの周りには破壊の痕跡しか残らない。

宿儺は四本の腕を振り回し、乙骨に猛烈な攻撃を浴びせる。しかし、乙骨はリカと共に攻撃をかいくぐり、すれ違う。宿儺の攻撃が虚しく空を切るたび、乙骨の冷徹な目が宿儺に向けられる。

「面白い、面白すぎるよ。」

宿儺は不敵な笑みを浮かべて言った。

「だが、無駄だ。」

その言葉と同時に、宿儺が瞬時に乙骨を切断しようとした。その攻撃を乙骨は刀で身をかわしながら、次の瞬間にはリカと共に反撃を放つ。

「俺の力を、そんなに簡単に受けてみせると思ったのか？」

宿儺は攻撃を止め、リカに向かって不敵な笑みを向けた。

「お前の力――呪霊か。意外と良い仕事をする。」

乙骨は冷静にそのやりとりを見守る。リカは乙骨と強い絆で結ばれており、その力を最大限に引き出す。

「だが、俺の真の力をお前は知らない。」

その瞬間、宿儺の身体に奇妙な変化が生じる。四本の腕がそれぞれ異なる角度から展開し、巨大な呪力を放出する。宿儺の呪力が一瞬で膨れ上がり、周囲を圧倒するほどの威圧感を放った。

「これが、俺の真贋だ。」

宿儺が言葉を発した瞬間、その呪力が爆発的に膨れ上がり、乙骨に襲いかかる。

「黒閃！」

乙骨はその瞬間を捉え、リカを盾にしながら「黒閃」を発動させる。力強い衝撃が波動となって周囲を吹き飛ばす。宿儺の力が一時的に収束し、乙骨の精緻な攻撃が宿儺にヒットする。

宿儺はその衝撃を受けて後退し、笑みを浮かべる。

「やるじゃないか。だが、お前もまだ“真贋”には遠い。」

乙骨の心に、リカの力と自身の力が交差する。その瞬間、乙骨は無言で立ち向かう。