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 [始めまして、”リセッター”さん]

 校門の前に立っていた大きなツインテールの金髪少女が、私の目をまっすぐに見つめ、そう言った。

 いつもなら、ただの変人だとしてそのまま通り過ぎるが、今日は、どうしてもそれが出来なかった。

 やはり、突然リセットした事が頭から離れない。

 なにもできずにしばらく呆然と立っていると、金髪の少女が、私の体を隅々までチェックし始めた。

 [うーん…やっぱり特に異常なし…っと。やっぱ君って変人なのかも知んないね〜]

 何を行っているのかわけが分からず黙っていると、

 [あ、まだウチの名前言ってないじゃん!ゴメンね〜 ウチはアリミナって言うんだ!これから同じリセッターとして、一緒に頑張ろうね!]

 と言われた。

 [あの…本当に何もわからないんですが、1から分かりやすく説明してもらえません?それと、リセッターってなんですか?]

 [やっぱり君は変人だね。ここで立ち話も何だし、理解しやすいと思うから、一旦ウチの仕事部屋まできなよ]

 [えっ…あ、はい]

 そのまま私はアリミナという少女に手を引かれ、連れて行かれた。

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