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若×大
「ちょ、やめろって笑」
とある日の休み時間。いつも通り友達と遊んでいた。
「てか御前、大森とどういう関係?」
「は?」
隣の席の友達に耳元で囁かれる。
「急になんだよ」
「いや、だって、大森ずっと御前のこと見てるし。」
「え?」
ちらっと後ろを見てみる。
すると元貴は窓に目をそらした。
「っ笑」
「ただの後ろの席ってだけ。別に話したこともねーって」
「ほんとか~?笑」
「ほんとだって(怒」
元貴とは入学式の日に話したのがきっかけで仲良くなった。ただの友達のはずだった。
でもあの光景を見てから、普通の関係ではいられなくなった。
「やめてっ!」
俺はその日、用事があっていつもと違う道を使っていた。
背の高く髪を染めた男の集団に”彼”が囲まれていた。ここの道は人通りが少なく、中学生の通学路には向いていない。
だからこそ、元貴しか使う人がいなかった。
「元貴!!」
慌てて彼を助けに行く。
だが彼はすでに制服のYシャツが乱暴に脱がされていた。
「わかぃっ、、」
「おいおい、急に入ってくんなよなー?笑」
大学生、くらいだろうか。身長が自分より以上にでかい。
「やめてください゛っ、!!」
1人の男が元貴の腕を掴み、口を片方の手で抑える。
「ちょーどいいとこにいてさぁ~御前も混ざるか?」
「っ゛、。」
このままだと元貴が危ない。
近くにあった空き缶を思い切り蹴飛ばした。
サッカーを習ってるおかげか、その空き缶は拘束している男の勿に的中した。
「い゛ってぇ!!!!」
「元貴!」
自分で も何が起きたのか状況を理解できていなかった。が、元貴のところに走り、腕を掴んだ。
そこからの記憶はあまりないが、必死にトイレに隠れたのは覚えている。
「元貴大丈夫?」
「っ…」
元貴の目から涙が溢れる。
そりゃあそうだ。安心させようと必死に頭を撫でる。
「あ、寒いでしょ、俺の上着貸すよ」
少しでかい俺の服が元貴の幼さを引き立たせる。
「なんで助けてくれた、の?」
「友達だし」
「え、?」
顔を真っ赤にする元貴。
「どうしたの?」
「いあ、いや、っえっと、」
「わかった。俺が元貴のこと守るから。」
「、?」
「友達だと、嫌でしょ? 」
裸を見てしまった罪悪感が強かった。
元貴も恥ずかしかったのだろう。
だからこそ、「普通の友達」ではいたくなかった。
「ぁ、ありがとう、/」
その日から元貴のことが好きになった、そんな気がした。
みにれんちゃい
コメント
3件
なんかすごい新しい扉が開きそう🥹(( その続き見たすぎたなぁぁ😻😻 次も楽しみにしてるねん !!! 👶🏻🎀
第19話、読ませていただきました…! 助けに行く場面の緊迫感と、トイレでの「友達だし」っていう台詞がすごく印象に残りました。元貴くんが顔赤くしてるの、可愛すぎます…💦 でも「普通の友達ではいたくない」って気づく主人公の心情、切なくてドキドキしました。続きが気になります…!
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