テラーノベル
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私が中学2年生だったあの夏親友が死んだ。突然の報告に私の胸は徐々に張り裂けそうになった。私の親友はいつも元気で明るい人だった。そんな親友が自殺行為をしたなんて信じられなかった。裏で酷い虐めを受けていたらしい。私は今までにないくらい走った。病室まで走ったが、当然、親友の亡骸を目に収めただけだった。私はその時、親友に向かってこう言ったらしい「私も連れてって」と、私はその時放心状態になっていたらしく、自分では覚えていなかった。でもその時、一瞬だけ親友の心電図モニターが微かに動いたことを覚えている。まるで「あなたは生きて」と言ってるように。あの時、親友が私に生きろと言ってくれなければ、私達はまた出逢えなかっただろう。
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