テラーノベル
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神様なんてものはきっと、世界のどこにもいなくて…
誰かが何かにすがりたくて、何かに助けて欲しくて想像したものなのだろう…
だって、もしも本当に神様がいるんなら、
瑞の願いは、
叶えられたはずだもん……
瑞頑張ったよ…?
毎日神社で神様に祈ってさ、
毎日できるだけ人の役に立つこともしようとした、てかしてた
なのにさ、なんで、
あの子は”死んじゃったんだろう”……
事故で昏睡状態だった
瑞の彼氏、桃くん…
2年間毎日祈り続けたよ、
桃くんがいないなら、正直この世界のことも、
全部、全部どうでもよかった
会社は辞めて、家も売り払って、
今ではホームレス
だけどそんなの関係ない
今日で全てが終わる、報われるから
「待っててね、桃くん」
ばしゃんっ
___速報です
先日、〇〇町の〇〇川で死体が発見されました
警察は___________
茜音
不过我 不喜欢它 ↺
コメント
3件
ああ……もう、胸がぎゅっとなりました……。瑞さんの「待っててね、桃くん」の静かな覚悟が、全文を通して穏やかでありながら絶望のど真ん中にいる感じで、読んでいて息が詰まりました。「毎日神社で祈ってた」っていう健気な一文が、後半の川のシーンで全部裏返るような切なさ……。2年間祈り続けて、全てを手放してまで辿り着いた結論がこれかと思うと、言葉が出ません。kururuさん、この1話だけで瑞さんの人生の重みが全部伝わってきました……続きが気になります。