霖)えっと〜悟さんこれでいいよね?
悟)そうそう、あ、ついでに○○のシリーズもある…見ようかな
霖)見るの〜?
顔を見ると「どーしよっかなぁ〜」と悩んでた
霖)見るなら私も一緒に見るよ?
と言ったら「やっぱ見る!」と言ったからチケットを買う
チケット購入後
恵)あれ、チケット2枚……もう一本観るんですか!?
悟くん)もう一本は俺ら一緒だもんな〜
悟くんが私を抱き寄せた
棘)そういえば悟の好きなシリーズあったね…それ3人で見るの?
霖)そーだよ〜エヘヘ
棘)…いいなぁ…何時のやつ?
霖)ん?2時のやつ!
棘)……観る!俺も観る!
棘くんが走ってチケットを買いに行った
甚爾)お前ら本当に仲良いな……
霖)そう言われてもなぁ……あ!ポップコーンだ!
とてもいいポップコーンの匂いに反応したら
憂太)!!僕のあるよ?食べる?
と、憂太くんが持ってきてくれた
霖)食べる!テチテチテチテチ(((( ´・ω・`)
近づくと憂太くんがひとつ差し出してくれた
霖)??
憂太くんが「あーん」と、言ってきたからパクッとひとつ貰った
霖)ん〜美味し〜♥
憂太)ほら、あーん
またパクッと貰った
しばらく貰っていたら
憂太)あ…もう上映時間だ
霖)え〜…じゃあ行ってらっしゃい!
憂太を見送ったあと
悟)りーん!ポップコーン買って来たよ!食べよ!
霖)!!食べる!
ポップコーンを食べながら全員を見送った後、今度は私達が映画を見る番になった
棘)霖ー!早く行こ!
霖)はいはい笑ほら、2人は私の隣だから離れちゃダメだよ?
2人)は〜い♪
席に着いたら右に悟さん、左に悟くんが居て前には棘くんが居た
霖)前の席選んだんだ…よく空いてたね棘くん
棘)そうなんだ〜空いてたんだ!
近くで嬉しそう笑2人も楽しそうだしよかった
1時間後
霖)ん〜面白かった!
悟)だね!あ、ポップコーン食べる?
霖)食べる〜!パクッ
悟くん)…(ずっと横でイチャイチャされて少し拗ねてる人)
霖)!!悟くん!こっち!
悟くん)え?あ、ちょ
霖)棘くんも!
2人の手を引っ張って人影のない方に行く
霖)ここら辺でいいかな
悟くん)どうしたんだよいきなり
霖)いやぁ、ずっと悟さんとイチャイチャしてたから映画が終わったらイチャイチャしようかなって思ってさ
そっと悟くんの首に手を掛けてチュッと優しくキスをした
霖)今はこれくらいで我慢してね?ほら、棘くんも!
棘)んぇ
同様にキスをする
霖)フフッほら!急いで帰ろ!りるが居るかもしれないしるりのお迎え行かなきゃ行けないし!
(るりはちょっと前に生まれてます設定ねよろしく)
悟くん)そうだな、傑とお前の子供だから相当せっかちになるかもな
霖)せっかちって笑
棘)まぁまぁ!帰ろ!
こうして全員と会って甚爾さんのお洋服選び
霖)んっとね〜…この服がいいかな?
何となく手に取った服をまじまじと見る…
甚爾)服か…あいつにいつも選んでもらってたな、懐かしいな
霖)フフッそんなにも奥さんのこと好きなんですね!私はいいと思いますよ、私はあなたの奥さんの「代わり」ですから
甚爾)…代わり…か
霖)あ、甚爾さんこの服を着てみたら?試着室あるし、私まってるよ!
甚爾)あ、ちょ…
背中を押して甚爾さんを試着室に詰め込む
甚爾サイド)
代わり…アイツが自分で代わり…と言った
あいつは…俺の嫁の代わり…
俺は本当に…それでいいのか…?あいつのセリフは「愛されるのが好き」…俺は…代わりであいつを愛するのか…?本当にそれでいいのか…あいつはそれで幸せなのか…
本当に俺はあいつを…代わりとして愛せれるのか…
代わり…なんて良くないよな……霖は代わりの愛を貰って本当にいいのか……嬉しいのか…?
俺は…偽りの愛を……あいつに与えるなんて…
すっかり…惚れたな、嫁よりも……
霖サイド)
霖)甚爾さーん、どうです?着替え終わりました?
甚爾)おー、何とか…
甚爾さんが試着室のドアを開けた
霖)!!うん!すっごいカッコイイよ!
霖)あ、あともう1着あるんだ!きてk_甚爾)悪い
霖)…え?
甚爾さんが私の腕を引っ張って試着室に放り込まれた
ガチャッ試着室の鍵をかけて…ドンッと、壁ドンされた
霖)と、とうじ……さん?
甚爾さんは私の両手を甚爾さんの手で軽く拘束された
霖)ふぇ……
甚爾さんはさっきから黙って……まるで、何かを我慢しているような……
甚爾)……なぁ、霖
霖)ふぇ?あ、はい!
甚爾)……俺は今までお前のことを嫁の代わりとして接して来たんだ
霖)そ、そうですね
甚爾)なのに…俺は………お前のことが好きになっちまったんだ…こんな俺は…最低……だよな…
霖)…え、?
甚爾さんはまるで泣くのを堪えるかのように抱き着いた……強く…強く……私の事を離さないと言わんばかりに
霖)…甚爾さん……
甚爾)おれ…どうしたらいいのか分からなくて……
そっと抱きしめた…甚爾さんのイガイガした心を包むように優しく
頭を撫でれば彼は身体を震わせて声を殺して鼻をすすった
彼は相当考えていたのだろう…好きになれば亡き嫁を傷付ける…だが、会えば会うほど辛く苦しい
霖)私はあなたのお嫁さんではありません…ですが、きっとその人があげれなかった幸せを……誰かがあなたに渡すのを望んでいると思います
霖)甚爾さん、お嫁さんに囚われなくてもいいんですよ…私は人の気持ちに寄り添うだけです、好きなら好きで嬉しいんです、好きなら私はあなたのそばにいます
そっと優しく声をかけたら「ありがとう……霖…」と、声を震わせていた
霖)大丈夫ですよ、よく頑張りましたね、えらいですよ
優しく抱き締めていたら甚爾さんが疲れたのか私と共に座り込んだ
霖)疲れちゃいました?
優しく声をかけると甚爾さんは頭を縦に振った
霖)なら、服はまた甚爾「くん」が元気になったら選ぼうね
甚爾さんが顔をばっと上げた
霖)どうしたの?甚爾くん
すると甚爾さんは顔を真っ赤にして更に抱きついた
霖)あらら…(仕方ない、みんなに先に連絡しておこうかな…)
皆に「ごめん、甚爾さんが疲れちゃったみたいで…先に帰っててもいいしご飯食べてて!何処か行くなら連絡頂戴ね!♥」と、伝えると「りょうかーい」と返事が来た
霖)よし、甚爾さん疲れちゃいましたね、椅子に座りましょ?
と、伝えたら甚爾さんはいやいやと首を横に振った
霖)わかった、じゃあ甚爾さんのお家行って休も?私ちゃんと着いてくからさ
甚爾)……まだ甘えていたい…
霖)ん〜…もう、仕方ないですね!
ずっと悩んでいた糸が切れたのか一気に疲れが出て私に甘えている
霖)今は私に沢山甘えちゃってください、目一杯甘やかすから
その言葉を聞いて更に私を抱きしめた
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