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なんか、1行ずつ空けながら書いたら変な感じになったんで空けないことにします。途中から変わってキモイかもしれないけど、我慢してください!w
理人が居なくなったあとは直ぐに眠ってしまった。ここ1年くらいちゃんと眠れてなかったからなのか、この布団がふかふかすぎるせいなのか分からないけど起きると、時計の短針は9を指していた。
「やべっ!!もう、9時……ってそうか。ここは魔王城だったっけ。」
いつもと違う環境なのでまだ慣れることが出来ない。する事もなく、暇を持て余していた。
「ゆ〜っくん!おはよ、よく眠れた?」
すると、ベッドの真横にある窓から理人が顔を出てた。
「り、理人!?お前、飛べんのか。」
「そりゃ、魔王だもん。」
俺の世界では、飛行魔法を使える人は世界で1人しか居ない。一緒に、魔王城に入った仲間でもある。
「……って、そういえば俺の仲間達は?」
「ん?あぁ、そんなのも居たよね。地下牢にいるよ。」
「ッ……あいつらは帰してあげてくれないか?俺の命の恩人なんだ。」
「ん〜、ゆうくんがそこまで言うならいいけど。」
仕方ないな、という顔で近くにいた執事のような人に
「地下牢から出してあげて。」
と言った。
そして、こちらの方に顔を向けると
「ゆうくんの初仕事だよ。」
とにこ、と笑った。
「は?仕事って何す……」
俺が言い終わるか終わらないかのうちに理人は俺を押し倒し、首にチョーカーのようなものを付けた。
「よし、これでどこにも逃げられない…♡」
そう言った、理人の顔は1度も見たことがない顔で恐ろしく感じられた。
「魔王城から出たらすぐにわかるようになってるから、出ちゃダメだよ?」
「……わかった。」
逃げ出すのは契約にも反することになるからしないが。
「で、仕事って?」
「あ、そうそう。皆にペットを紹介しないといけないんだ。」
「え、なんでだよ。」
「あれ、言ってなかったっけ?魔王城でペットって結婚することぐらい重要なんだよ。しかも、魔王にペットが出来たって噂になっちゃってるからちゃんと発表しなきゃいけないんだよね。」
嫌だなー、と呟きながら理人は何やらモゾモゾとものを取り出した。
「ってことで、これ着てね。」
渡されたのは、猫耳カチューシャ、透け透けの猫柄のTシャツ、クソ短いスカート、猫のシッポ……?
「これ、どうやって付けるんだ?」
シッポを見せて言うと、
「あー、これね。付けてあげる。」
と、シッポを取って俺を押し倒した。
「え、おい……?」
俺の手は理人によって拘束され、服を脱がされた。そして、俺の尻の穴に触ると
「ちょっと、ごめんね。」
と呟くように囁いて、先程のシッポをゆっくりとさしていった。
「ッ!?おい……ッは、」
「可愛い〜♡」
最後に、ぐりぐりと奥に指して鏡を見せた。
「なん、かぐりぐりする……。」
「可愛いよ、ゆうくん。」
そう言ってにこ、と笑う理人は天使のようにも悪魔のようにも見えた。
「よし、じゃあこれ着よう。」
そして、抵抗する間もなく色々着せられ、最後に忠告を受けた。
「魔王のペットお披露目会だから、色んな魔人が来ると思うけど誘惑に乗せられちゃダメだからね!」
「……?分かった。」
「よし、行こー。」
次回 ペットお披露目会!