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父）…なんでこうなってしまうんだ……
母）私達は……、何も出来ないのね…。
……
堅）…考えたんだけど…、外に出してみようと思うんだ…。
父）外に…？何でまた、
隆）武道ってあまり外を知らないだろ、？もしかしたら新しい事挑戦して、沢山色んなことをやらせてみたら良いかもって思ったんだ。
堅）うん。だから母さんたちは家にいない間は仕事に集中して欲しい。こっちは任せて。
母）……
父）……なるべく早く帰られるようにする。
母）けれど出張が多いいのよ今月は…。明日も帰れるかどうか…
父）あ、、、、、、（忘れていた……）
隆）武道の事は俺らで何とかする。
堅）うん。任せて。
母）無理しちゃだめよ？
堅）うん。母さん達もあまり無理しないで。
隆）今切羽詰ってるみたいだけど、たまには休んでね。
父）なっ、なんていい子に育ったんだァ…
母）ｸｽｯ))…、じゃぁお互い気をつけようね。
武道は、ただぼーっと下を向いて行動一つしない。
トイレは行くが帰ってこないと思ったら突っ立ってボーッとしていたことも。
隆）武道、朝ごはん食べよ？
武道）……
リビング
堅）よし、じゃぁ何から食べる？
武道）……
堅）んじゃぁ〜、野菜スープからいこっか はい、あーん
武道）……
隆）…、前は食べたよね、
堅）……、武道って食事の時だいたい先にお茶行くよな、？
隆）……そう言われればそうかもな、
堅）武道〜、お茶いる？
武道）……ｽｯ))
と、その時たけみちの手が堅の持っているお茶の方へと動いた
武道）ｽﾞｽﾞｯ))
堅）お、じゃぁ次は〜、
いつもたけみちが食べている三角食べをしながら食は進んだ。
隆）ん、ちゃんと残さず食べれたな！偉いなぁ武道。
堅)昼も沢山食べれるといいな〜？
武道）…。
10時くらい、お出かけ
ゆめp
おもちゃ屋
隆）武道〜、なにか欲しいのある？
堅）好きなの選んでいいぞ？
武道）……
隆）やっぱ無反応か、
堅）…武道って普段遊ばねぇよなー、たまに積み木とかテレビゲームとか…
隆）だな。そういえば最近絵描いてねぇか？
堅）あ、確かに、、じゃぁ自由帳も買っとくか。
隆）だな。
堅）あとは〜、って、武道？！
隆）？！
少し目を離したうちにたけみちの姿がなかった。
堅）てわけして探すぞ！
隆）あぁ！俺は向こう回る！
堅）分かった！見つけたら連絡な！
隆）あぁ！
ｸﾞｲｯ))
堅・隆）？！
服を捕まれ、後ろを振り返るとそこにはたけみちの姿があった。
隆）た、武道か、ビビったァ……、
堅）お前どこに居たんだよ、？焦った〜、、、
武道）……
堅）もしかして、欲しいの見つかった？
武道）………ｺｸｯ))
2人はたけみちの反応に驚きを隠せなかった。
声が聞こえていた事にも、反応してくれたことにも驚いた。
楽しいという意味で良いのだろうか？楽しんでくれているのだろうか、？
武道の方について行って辿り着いたのは、本のコーナーだった。
隆）本、？本でいいのか？
と、その時、タケミチから声が出た。
武道）あのね、武道これ欲しい。
堅）！
隆）…よし、じゃぁこれ買おっか！
武道）！……うんっ！
笑顔100点の表情。いつものタケミチだ。 。 。
本を5冊くらい購入し、買い物をして帰宅した。
堅）武道〜、なにか読むか？
隆）読んでやろうか？
武道）……。
家の中に入ればまた、武道はぼーっとして動くのを辞めてしまった。
何がどうなっているのだろうか？あの時いつものタケミチだったのには変わりは無い。何故また……？
堅）原因がわかんねぇ〜〜〜……
隆）……、楽しい事しかダメなのかな、
堅）ん゛〜……。
（武道視点）
大きな建物の中に入れば人が大量にいた。
沢山の人がいたからなのか、黒い人がいないことに気がついた。
人混みで怖くてどうにかなりそうな自分。
兄達が手を握ってくれて居なかったらどうなっていたか分からない。。。
音が聞こえなくても、ざわざわとうるさかった。
沢山おもちゃがあるお店に入っていった。
入れば一変して楽しい気持ちが芽生えた。
すると段々兄たちの話し声が聞こえた。
隆）武道〜、何か欲しいものある？
堅）好きなの選んでいいぞ？
この言葉に困った。欲しいものが無かったから。
家族がいればそれで良かった。そう思っていたからだ。
少し当たりを見渡せば、本があるコーナーを見つけた。あそこに行ってみたいと強く思った。
一刻も早く兄達に伝えたい。
声が出なかった。
緊張からだと思う。さっき沢山人がいたから。
少し歩けば気がついてくれると思った。
けど2人はなにかごちゃごちゃ話していえ気がついて貰えないことがわかった。
だから急いで2人の元に戻って、2人の後ろから服を引っ張った。
すると、
本のコーナに行くことができた。
帰宅すればまた黒い人が現れた。
もぉ自由な時間は制限されたことに気がつく。
また、無音だ。
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