ちょーっと時間かかりましたすいません
おにショタじゃなくてショタおにです
作者の癖です
#mtp
#センシティブ
#nmmn
ご本人様とは一切関係ありません
wki side
「んふふ〜」
今、俺は元貴くんに膝枕している。
「先生の太もも気持ちいい」
「あ、うん。よかった」
幼稚園に移動してからというもの、
本当に毎日会いに来るようになった。
どうしても先生の家に行きたいと言われ、
断ったが、もう親に泊まると伝えていて
渋々OKした。
「えへへえへへ」
膝の上で頭をごろごろさせている。
「どうしちゃったの?君もう14でしょ」
「関係ない。せんせー保育士でしょ?甘やかして」
サラサラの髪をそっと撫でる。
「えへ、ばぶ〜」
「ばぶ……?」
この子ってこんなに甘えん坊だったか?
園児のときは面倒くさそうにしながらも、
年下の子たちの世話を焼いていた。
年を重ねるうちに退化したのだろうか。
「先生、一緒にお風呂入ろ?」
「えっ、だめだよ」
「えーなんで?」
「俺が犯罪になっちゃうから、」
「大丈夫だよ。僕がいいって言ってんだから」
「だめだって」
「ねーおねがい」
「だめ」
「一緒に」
「だめなもんはだめ!」
数分後、
「はぁ、染みる〜」
湯舟に浸かりながら元貴くんが零した。
「せんせーも早く洗いな」
結局、押しに負けて入ることに。
「なんでこんな……」
浴槽の中から俺の体をジロジロ見てくる。
「やめてよ、見世物じゃないから」
「腹筋割れててかっこいー」
「おじさんの体あんまり見ないの」
「まだ30でしょ?若いじゃん」
「だからって舐めるような視線はやめてほしい……」
「はーい」
体を洗う間も視線が絡みついて離れない。
「体毛薄いねー」
「君の方が薄いじゃん」
「きゃーえっち」
「ご、めん」
「えっ嘘嘘。素直すぎでしょ」
年下に翻弄されてなんとも情けない。
「大人を弄ぶんじゃないの」
「はーい」
お風呂場を出ようとすると、
「えっ出ちゃうの?湯舟は?」
「さすがに……」
「えー……」
「…………」
仕方ないから向かい合って入る。
「やったね。先生って押せばいけるんだ」
「うるさい」
俺の足の間をガン見している。
さりげなく手で隠した。
「なに、見ないでよ」
「立派なのついてんなーって」
「うるさい……」
「あは、照れた。かわいいねぇー」
本当に情けない。
「顔真っ赤だよ?のぼせたんじゃない?」
「っ、もう出る」
「僕も」
バスタオルで即座に体を隠す。
「せんせー、僕のこと拭いてよー」
「じ、自分でやって」
「はーい」
先にリビングで髪を乾かしていると、
隣に座ってぐったりしている。
「このまま寝ちゃいそ……」
「だめだよ、乾かさないと。風邪ひいちゃう」
「んー」
「……もう」
体を起こさせてドライヤーの風を当てる。
家でもこんなだらしないのかな?
「……はい終わり」
「ありがと」
「歯磨きして寝な。寝室あっちね」
「先生は?」
「ソファで寝るよ?」
「一緒に寝ようよー」
「だめだって。こればかりは譲れない」
「うん……」
歯磨きをして寝室まで見送る。
「おやすみ」
「うん」
ソファで眠りについた。
そこから数十分後、
「せんせー……」
「ん……?」
「一人怖い……一緒に寝よ?」
「えぇ?」
元貴くんが涙目で起こしに来た。
そういえば、お昼寝の時間も
俺が添い寝しないと寝ない子だったな。
可愛いところもあるじゃん。
「わかった。ベッド行こっか」
「うん」
先にベッドに入って毛布を被ると、
元貴くんが部屋の内鍵を閉めた。
「なにやってんの……?」
「やっぱ先生チョロいね」
「えっ」
「シていい?」
「……だっだめだよ……!」
元貴くんのズボンが苦しそうに膨れている。
「痛くないよ……大丈夫」
しかもこっちが受けの前提。
「だめだって……やめて……!」
獲物を見つけたライオンのように、
目をらんらんと輝かせて歩み寄ってくる。
「かわいいね……」
「いやだ……!」
ベッドの隅で毛布を被ってうずくまる。
が、余計に興奮するだけらしい。
ギシ、と元貴くんの重みでベッドが軋む。
肩に手が触れただけで体が跳ねた。
「だめだよ、おねがいやめて!」
「大丈夫大丈夫」
なだめるように耳元で囁かれる。
吐息混じりの声に体が震えた。
「感度良すぎ……」
ふーっと息を吹き込まれる。
「あっふぁ、だめ、」
「だめじゃないでしょ?もう感じてんじゃん」
「ほんとに……」
「なにが嫌なの?」
「……元貴くん、まだ大人じゃないし、これはきっと一時の気の迷いであって、だから感情に任せて行動したら後で後悔するっていうか、」
「一時?約10年間の片思いが?」
「…………」
「僕、今まで散々先生のことを思ってきたんだよ?全く会えなかった小学校6年間も、勉強で忙しい中学校2年間も、8年間の間ずっと。ご飯食べてるときも、お風呂入ってるときも、寝てるときも、自慰してるときだって。先生がここまで僕の人生を狂わせたんだよ?」
早口で一度に思いをぶちまけられたのに、
どこか安心させられるような口調だった。
「感情に任せて動いてるんじゃない。まぁそれも少しはあるかもだけど、先生を傷つけたくないっていう気持ちも無いわけじゃない。どうかな?先生は、僕とスるの嫌?」
震えていた手を握られて、
ゆっくりと問いかけられる。
14歳と30歳。
世間から見れば、いや、俺から見ても
明らかにおかしい恋だ。
しかも同姓で元教え子のような関係。
ジェンダーレスの時代でも限界がある。
でも、今の俺らと世間は何の関係もない。
元貴くんと俺だけの世界。
誰も踏み入れやしない。
ならば……
「……い、いいよ」
「本当に?無理とかしてない?」
「うん、してない」
周りの目を気にする必要なんて無い。
すべて投げ出してしまえばいい。
毛布を捨てて腕を広げた。
「好きにして?」
息を呑んだ元貴くんが、
パジャマのボタンを外し始める。
「結局頭ピンクなんじゃん」
「あ、あたりまえでしょ」
「いいよ、焦んなくて。時間いっぱいあるんだから」
残りのボタンを自分で外して、
胸が晒された状態でベッドに沈む。
「えろ……」
その上に馬乗りにされる。
「ほんとにいいんだね?」
「いいよ、おいでよ」
次かその次で最後かなー……
今のうちにフォローしときましょ?(圧)
コメント
4件
最高です… ほだされてる若が可愛すぎます💕 展開も含めて天才すぎません? 続き楽しみにしてます!
こんな神作品出してる人をフォローしないわけないだろぉぉぉぉ