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あざとい 貴女 と あざとい(?) 私

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あざとい 貴女 と あざとい(?) 私

1 - あざとい 貴女 と あざとい(?) 私

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2024年01月22日

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1限目


「步さん 寝ないで下さい」

ちょうど眠りにつこうとした時 先生は言った。

「寝ようとなんかしてないですよ ?!」

精一杯の嘘をつく。

(成績下がったらいよいよ 母さんに怒られる)

昨日は夜更かしをしてしまったため あまり寝れてない。

そもそも 1限目はバカ眠い!!

そして 得意教科の国語。

寝ても平気!!って 思ったけど…_。

私 1番前の席だァ  ___。


──────────────────

授業終了後 呼び出しをくらった。

「どうして 私の授業で貴方はいつも寝るの ?」

この先生は あざとい。

首を傾げて 袖を掴んでくる。

「そんなの 先生がいちばんよく分かってるでしょ ?」

「昨日もあんなに あざとく言いよってきたくせに  笑」

先生は顔を赤く染めた。

「でも 私はしっかり起きてますよ」

「それはそうでしょうね

昨日の先生はあざとさ よりも

強引さが目立ってましたもん」

私が意地悪く笑ってみせると、先生はニヤリと笑う。

「私があざとい ? 貴女の方があざといわよ 笑」

(私があざといわけないでしょ)

「昨日はあんなに上目遣いで 涙を流していたのにね」


「なァ‘…..!!」

顔に熱が登る感触は まさに昨日と同じで。

「意地悪」

そう言うと 

「ふふ   今日もあざとくさせてあげましょうか ?」


「できるもんならやってみな」









──────────────────

             「 先生        好き 」


             「あざとすぎですよ」






                               __  ℯꫛᎴ__







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