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“注意事項”
・マフィアパロ
・一人称、口調を一部少し変えてます
・ホシミナイトメイン
・二次創作
・暴力表現や流血表現がある時があります。
昨日は投稿出来ずにすみませんでした…
これらが大丈夫な方はどうぞ!
#不破視点
「…んぁ…?」
疲れ切っていたんだろう。なんと玄関で寝ていたのだ。それに気付いた俺は急激に身体が痛くなった。
「なんか連続で寝床悪くない…?…ん?」
何故か横に生暖かい感覚があったのでもしかしてと思い横を見てみる。
「ッスー…」
何も見なかった事にしよう。そういえば昨日何も食ってなかったなぁ。
台所へ行き、冷蔵庫をあける。意外と中は豪華だった。
使ってもいいか分からないがガサゴソと音を立てながら漁って行き、材料を取り出す。
「トマトと…レタスと…キュウリ…よし。後はオリーブオイル…っと…」
野菜を適当に切って器にペッて入れてオリーブオイルをかけ混ぜ合わせる。
即興サラダができたのでむしゃむしゃ食べてると、玄関から足音が聞こえる。
『…ぁ、あぁ、不破湊くん、おはよう…』
「あ、オハザス…」
『えーと…きょ、今日のメニューはコレだ、…1週間後に君に借金の取り立ての為に恐喝をしに行ってもらう、』
少し気まづくなったがボスからメニュー表を受け取り、内容を確認した。
『新人だからと言って下に見られたら終わりだ。1週間後の初任務頑張ってくれ…では、私はコレで…』
ボスがどこかに行ったのでメニュー表を見ながらサラダをまた食べ始めた。
「…今日も鬼畜なメニューやな。…しかも最後のやつなんや…?表情作り、って。」
そんな事をぶつぶつ呟いていたらサラダ完食していたので、台所に器を置き、早速貴重品を取りに行く準備を始めた。
「…そういえばここ何処の山や。」
靴を履いている時にふと疑問に思った。
「…え。取りに行こうとしても無理くね?」
逆になんで今まで気にしなかったのかが自分で不思議に思う。とりあえず広い部屋に戻り、サラちゃんが起きるまで待った。
数時間後、部屋から目を擦りながら出てくるサラちゃんの姿が見受けられた。
「あ、サラちゃん。」
「…ふわこおはよぉ。早起きじゃん!」
「そお?…そうだ、貴重品取りに行きたいんやけどさ。」
「ここ山の中だけど数十分くらいしたらふわこも知ってる道に出るはず!今から星川が言う道に沿っていってね!それじゃいくよ?ちゃんと聞いててね。」
「ここの山道を~…___」
数分後、サラちゃんが道を言い終わった。確かに知らない道ではない。
だけど。だけどさ…
「山抜けるまでが険し過ぎん!?」
「星川その山道を通ってふわこを運んだんだから!ふわこも頑張って貰わなきゃ!」
「望んできた訳じゃないんやけどなぁ…」
「ほーら!昼から特訓があるんだから口を動かす前に早く行かないと!」
サラちゃんに背中を押され、部屋から出される。渋々玄関まで行き、とりあえず山道を進んで行った。