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主(サッピー):シロコ待っとれぇぇぇ!今行くぞぉぉ! (即タヒ確定の人⬆)
ペルソナじゃないかこれ 最高の神秘が繰り出すペルソナなんかまじで強そうだけど
ーアビドス砂漠ー
ある日突如異色のビナーが砂漠に現れアビドスは半崩壊状態となっていた。一年組は物陰から黒いビナーの様子を見守っている。
セリカ「これじゃ不味いわね…アヤネちゃん、先輩に送る補給は…」
アヤネ「もう今ので最後だよ..どうしよう、ノノミ先輩が気を引いている内にシロコ先輩がビナーの背中に乗って色々試してくれてるけど..」
二年組は必死にビナーの弱点を探している。
ノノミ「シロコちゃん、こっちはもうすぐ弾切れです!ホシノ先輩ともう少し有効打を探し当てて下さい..!!」
シロコ「ん、了解。先輩、行ける?」
アビドスの生徒会長でありただ1人の三年生ホシノ。かつてと同等の勢いでシロコと息を合わせビナーの弱点を探していく。
ホシノ「..うへ、中々手強いねぇ。シロコちゃん、ここは1回皆の元に戻ろうか?」
シロコ「了解。」
そのまま反動を利用して地上に飛び降りる。がしかし、突如ビナーが暴れだした。その勢いにシロコ、ホシノが飛ばされる。
シロコ「ッ!」
ホシノ「シロコちゃ..ぐっ..!」
低い位置からとはいえ2人は地面に叩きつけられる。その様子を見ていた一年組も物陰から出て注意を引こうと銃撃を開始する。
セリカ「アヤネちゃん伏せて…ッ!」
アヤネ「セリカちゃッ..!!」
2人の元にビナーの尾が迫り、互いに避けようとするが間に合わない。瓦礫こと2人もまた弾き飛ばされる。正面からノノミが飛び込みビナーの気を引く作戦だったがノノミもまた後輩の元に駆け寄る。
ノノミ「2人ともッ..!!」
直後ビナーは熱光線を浴びせに行く。ノノミはその威力に飛ばされ、火傷を負う。
ホシノ「皆..ッ..シロコちゃ..ん、立てる?」
シロコにそう聞く。シロコもかなりのダメージを負ったがまだ動けるようだ。
シロコ「..ん、まだまだ..!!」
ホシノ「まさかビナーにここまで苦戦しちゃうとはねぇ…それもあれ..は…危ないッ!!」
一息つく間も無くビナーの熱風に飛ばされた瓦礫が二人を襲う。
シロコ「ん..っ..!!」
シロコはホシノの前に飛び込み、歯を食いしばりその瓦礫を受け2人とも後ろへ飛ばされる。シロコは今の一撃で気を失ってしまった。ホシノはシロコに庇ってもらった為ダメージは多少少なくなったものの先程のダメージが蓄積している。右目側の視界が流れる血で霞む。後輩たちが倒れる姿に少しずつ怒りが滲む。
ホシノ「..ッ…おじさん..の..可愛い後輩にこれ以上….手..を..!?ドクッ」
意外にもその怒りは何故か全身が激しく..痛む。だがこの苦しみはビナーによる攻撃の影響からではない。まるで自身の身体から魂が飛び出すかの様な…
ホシノ「ぁッッ…ぐ..うう…何..?これ…!!」
ホシノ「誰..ッ..!!?」
ホシノ「ぅ..ぁぁあ..!!」
ホシノ「それ…は…ァっ…!!」
ホシノ「皆…を…救えるなら…今ここで命を掛けるよ..!」
突然の発作に悶え苦しむ彼女の顔にかかる白く小さな仮面が現れる。
そして彼女は痛みに耐えながらその仮面を顔面から無理やり引き剥がし、ガルナードとの契約を結んだ。
突如として辺りを光が覆う。ビナーもその異様な雰囲気に押され、動きが一瞬止まる。光が晴れ、ホシノの背後には…先程契約を結んだ、過去の彼女を彷彿とする鋭く赤い目、両腕は赤黒い靄がかかり、下半身は細くもその強大な力が伝わる足腰、そんなもう1人の彼女と言えるペルソナが鎮座していた。
ホシノ「皆…今助けるからね..!!」
気付かない内に若干纏う服が変わっていた。制服のようにも見えるが若干違う。配色は暗いピンク色に染まっており、若干重みもある。
ホシノ「…うへ、おじさんこういう服慣れないなぁ…けど皆のためだからね…!!行くよガルナード!」
ガルナード「やる気を出してくれたようで何よりだね。さあ、君の持つ銃を一時的に姿を変えさせてもらった。それならあの怪物の、いや、どんな装甲も貫くと思うよ。」
ホシノ「…手厚いサポートありがとね。さて…まずはシロコちゃんから..」
シロコの元へ軽く走ったつもりが明らかに素早くなっている事に気付く。
ホシノ「ここまで違うんだね…シロコちゃん、救出!」
シロコを抱え遠くへ一瞬飛ばす。そして残る3人を助けるためだが…まずはこのビナーからだろう。考える暇もなくビナーは突っ込んでくる。
ホシノ「おっと..!」
軽々と突進を避け、背中に乗る。そのまま変異を遂げたショットガンを取り出し数発打ち込む。2発でビナーの装甲が剥がれ、肉体部分が出てくる。
ホシノ「何とかこれでダメージは入るね..」
ガルナード「ちなみに、この時の銃弾は弾数が限られてるからね。ここは…大きな技で決めちゃおう。」
ホシノはガルナードの指示のままにビナーをおびき寄せる。するとビナーは先程後輩を傷つけた熱光線を放つ。しかしそこも彼女の作戦だった。
ガルナード「今回は私が発動するよ、..マカラカーン!」
ペルソナがそう言うとホシノの周りに薄く光るバリアが貼られる。
ホシノ「..こ、これであんなのどうにか出来るの?」
ガルナード「まぁ見てなよ。」
熱光線はホシノに直撃した..と思ったその瞬間、見えない速度でバリアは砕け散ったが、熱光線はなんとビナーに跳ね返った。
ホシノ「強いねぇ…」
ガルナード「悦に浸るのは後さ、さぁ、トドメだよ。」
ガルナードに指示され瓦礫を駆使し高く飛ぶ。そして二人は技を発動する。
一瞬空が紫に光り、ビナーを囲むように橙色の槍のように雨が降る。ビナーは先程の傷を抉り込む様に入る槍と顔面にも降るその槍に耐え切れなくなったか、はたまた意識が途絶えたのか身体が黒い瘴気となり砕け散った。
ホシノ「…終わった…?」
ガルナード「一応油断はせず、後輩さんを救おうか。」
そのまま一気に後輩の元へ走り先程のシロコとノノミ、アヤネ、セリカを救出した。少し経つと、4人とも目を覚まし始めた。
セリカ「…ん..一体どうなっ..て…ってぇぇ!?」
アヤネ「セリカちゃん..?って皆さん..!?」
ノノミ「いつの間にか終わってたみたいですねぇ☆」
シロコ「まさか、これ…先輩が?」
ホシノ「うへ、おじさんがと言うよりこの…あれ?ガルナード?どこ?」
気付けばホシノの装備は元通りとなっていたし、ガルナードの姿もない。しかし彼女の心の中でたしかにこんな声がした。
ホシノは軽く微笑み、いつもと変わらない雰囲気でセリカに抱きつく。
ホシノ「うへ〜..おじさん疲れたなぁ..セリカちゃーん、おんぶしてぇ…」
セリカ「後輩に甘えるなぁ〜!!」
アヤネ「何はともあれ、無事で良かったです!」
ノノミ「さぁ、帰りましょ〜!」
シロコ「…?うん。」
小鳥遊ホシノ&ガルナードLv70
HP/600 SP/340
スキル構成(5つ)
ワンショットキル(銃撃で敵単体に特大)
テトラカーン(1度のみ物理属性反射)
ハマオン(低確率で敵単体即死)
マハラクカジャオート(戦闘開始時全員防御UP)
マカラカーン(1度のみ魔法属性反射)
固有スキル(3つ)
暁染めの砕け雨(万能属性で敵単体に中ダメージ5〜11回)
もう失わない(味方が倒れるダメージを1度肩代わり、発動毎に全能力2倍)
臨戦の反逆(自身の体力が1になるまで特大ダメージの銃撃乱射[耐久・防御無視]発動後1ターン行動不能)