「ごめん… 照、別れよ」
「なんで、、ねぇ!佐久間っ」
どうして…?
どうしてこうなった、
俺はどうすれば良かったの…
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🌸Side
照と付き合って1年
最初は順調だった。
デートをして、キスをして、セックスもして
最初、俺はセックスに少し抵抗があった
「セックス…はいいよ、だって俺挿れられる側でしょ?
なんつーか…女の子みたいだし、怖い」
裸をみられて幻滅されたくない。
そりゃ風呂でもなんでも、
照に見られた事なんて幾度となくある。
けど場面がね、風呂とベッドじゃ訳が違う
それに俺は男。女の子みたいに喘げないし、感じないかもしれない。
照を満足になんて絶対にできない
けど、そしたら
『なに言ってるの佐久間、
俺が好きなのは佐久間だよ?佐久間だから好きなの。
女の子じゃないなんて事分かってる。だから良いの。だから好きなの』
って。本当に思ってたのか分かんないけど。
いや、ホントに思ってたな笑。あれは。
真剣な目で俺を見る照に俺は、
照にならって身体を預けた
初めての日は
いっぱい好きって言って貰えて、
可愛いって言って貰えて、
まるで男女がしてるような会話で嬉しかった
それが廃る事はなく、
愛をいつでも照と深め合っていた。
メンバーにも、いつまでバカップルやってんだって
笑われるほど。
それが俺は好きで。
一生だよっ!つって笑って
そんな日が続いていた。
一ヶ月前までは。
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【一ヶ月前】
「ただいま。」
照の家で帰りを待っていた俺。
やっと帰ってきたと喜んで、玄関で照にお帰りのチューとハグをする
「おかえりっ」
「ただいま笑、今日来てたんだね」
「うん、今日泊まるよ?もう風呂借りちゃった」
「えっ、もう風呂入ったの?
一緒に入りたかったのに…」
そうやってヘコんじゃう照。
可愛いなぁ
「早く入ってきてよ、えっちする?」
「当たり前、今日だって佐久間俺んち来てなかったら、俺佐久間んち行こうと思ってたもん」
「こんな夜遅い時間にー?」
「迷惑じゃなければ…」
ふふっ、勢いありまくりなのに
急に謙虚になっちゃって笑
「照は俺ファーストがすごいね」
「だって佐久間は恋人だもん」
「ありがとっ♡」
「可愛いぃ、ねぇちゅうして?」
「さっきしたよ?」
「もっかいっ!」
ちゅーーーーっ
さっきより長いキス
すると、照が舌を入れようとしてきたから
「ストーップ!
こんな事してるとえっちできなくなっちゃう!」
まだ風呂も入ってねぇのに笑
「分かった…
ちゃんと待っててね?寝たらだめだよ!」
「分かってるよ笑」
照が走って荷物を置いて、
風呂場に行って
急いでる照を見ながら笑ってた
ソファに座って照を待つ
そーいえば
最近照の家行き過ぎて、アニメ溜まってるなぁ
冷蔵庫の食べ物腐ってるのあるかも…
宮田くん、会ってないなぁ。会いたいな
ツナシャチ、エサあげたけど寂しがってないかな
あ、そうだ
照を今度俺んちに誘おう
きっとツナシャチも喜ぶよなっ
「なに?考え事?」
「わあっ!」
急に照が目の前に
現れたからびっくりしてしまった
「照っもう出たの?早いね」
「早くしたかったから…」
「俺も〜、待ってたよ?」
「行こベッド」
もう照はヤる気満々みたいだ笑
「連れてってぇ」
両手を広げ、おねだりしてみる
「甘えんな笑」
そう言いながらも、ソファに座る俺を抱き上げ
お姫様抱っこで連れて行ってくれる
こういうとこ好き
やっぱり照はなんだかんだ言って俺に甘い
寝室につくと
俺をベッドに下ろしキスをする
「ねぇ、今日ゴムなしがいい」
珍しいな。
いつもは照ゴムするのに。
まぁそういう日もあるよなって
シンプル思った俺は
「いーよ」
照に軽く答える
「ありがと」
いつになく甘ったるい声で言われるから
思わず身体がビクッってしてしまった
「何?感じてんの?」
「そーかも」
もうここからの照は止められない
身体を触っていき、服を脱がす
時折、目が合ってはまた啄むようなキスをする
「佐久間、乳首たってる」
「恥ずいから言わないで」
照は俺の乳首を舐めたり、弾いたりを繰り返す
その行為は好きだけど、早く下半身に来てほしい
照は焦らして俺を見ている
俺が言い出すのを待っている
「もーっそこ、いいから」
「やだよ、まだ可愛がらせて」
「いいよ、早く下きて」
「来てほしいの?」
ホント意地悪
早く、もったいぶらないで
「分かった」
そう言って照は
パンツを下ろし
ついでにと俺のズボンとパンツを一緒に下ろす
デカ。照の
そして視点を俺のちんこに向けると…
羨ましーわ
一度そう言った事があった
けどそしたら
『別に、佐久間は
一生ちんこ使わないからいいでしょ、』
ですって
重いわ、そこが好きなんだけど
「ねぇ」
「あ、ごめん。考え事」
「俺の事以外考えないで」
心配しなくても照の事しか考えてませんよー
「もう、挿れるよ」
ゆっくりと、ぬぷっ
と音をたてて
「はぁッ、すごいよ佐久間。飲み込んでってる」
「うごいて、ひかるっ」
その言葉に興奮したのか
大きい照のちんこはさらにデカくなっていく
そして、俺の言う通りに
腰を打ちつける
「ねぇ、佐久間今日さ、仕事行く途中に家族に会ったんだ」
家族?
照の?
「かっ…ぞく?」
「そう、全然知らない家族」
急にどうしたんだろうと心配になる
「お母さん、お父さん、赤ちゃんの3人でね、
幸せそうに笑ってたの」
その話と今にどう関係しているっていうんだ
いや、関係してなくても
絶対に今話すべきものではない
「俺と佐久間にさ、赤ちゃんできたら
きっと可愛いね」
その言葉に、少しズキッとした
俺だって欲しい
赤ちゃんを産めない
照の望みは叶えられない
けど、それでも俺がいいって言ってくれたのは照だよ?
俺から離れていくのが怖い
照が女の子がいいって言って突き放されるのが怖い
照が仰向けの俺を見つめて微笑む
きっと、単純に思っただけなんだろうな
「っそー、だねっ」
「俺、もぅっ イきそう。」
中、出していい?
照が俺に聞く
その答えに一瞬迷ってしまった
俺が答えを言う前に
照は
俺の中で果てた
その時分かったのだ。
どうして今日
照がゴムなしがいいかと言った理由が
できるはずもない赤ちゃんを
もしかしたら、なんて思ったのか
中出し、…
途端に涙が出てきそうになった
そんなに赤ちゃんが欲しいの?
佐久間が居てくれたら十分なんて
言ってくれたのは嘘?
ダメだ、中出しは
お腹が痛くなってしまう
「照、中掻き出さなきゃ、お腹」
「ヤダ、もうちょっと…今日はこのままでいて」
「けど、お腹が…」
「いいでしょ?佐久間」
どうしちゃったの?
いつもは心配してくれて、
すぐ風呂場に行って掻き出してくれたのに
どうしたのっ
ねぇどうしたの
ここからだ
照が変になったのは
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続きますっ!
初めて
🟡「」の
🟡なくしましたっ✨️
ちょっと可愛くなっちゃうんで笑
コメント
4件

どうなるんですか🫣🟡🌸2人離れちゃだめ😰気になります👀
続きが気になる👀🟡🌸