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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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食事をとり終えるとメイドが、私をドレスルームへと連れて行く。

 

「お嬢様、どちらのドレスになさいますか?」

 

この女性は私の専属メイドの雪乃。唯一、この屋敷で気を許せる相手だ。

 

「そうね…これなんかどうかしら。」

 

私の目を引いたのは真っ赤なマーメイドドレスだった。スパンコールが散りばめられていて、レースが贅沢にあしらわれたつくりになっている。

 

「そんなにも過激なドレスを着たら、殿方はきっと花月様に見とれてしまいますね。明日の舞踏会、思い切り楽しんでくださいね。」

 

「ありがとう……。そうだ、あなたたちも一緒に舞踏会に出てみない?雪乃なら、絶対に白いドレスが似合う。」

 「そ、そんな…メイドである私がそのような場所に出させていただくことなんて、身に余ります…。」

 

「あなたたちは私よりも背が高く、きれいな体をしているのだから着ないともったいない。」

 「私にはもったいないありがたいお言葉です。」


「そう…?でも、いつか一緒に行ける日を楽しみにしているよ。」

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