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昨日ぶりです
悠です
今回はやっと物語が始まります
苦手な方は回れ右
それではお話へ
どうぞ
時雨side
僕は心臓病…..らしい。
小さい頃から入院しているため友達はいない。
あいつ、蓮以外は。
蓮とは幼馴染で、小さい頃から親友だ。
蓮は学校終わりに毎日お見舞いに来てくれるような優しい奴だ。
だから、だからこそ絶対に言えなかった。
いや、言いたくなかった。
僕が心臓病で、移植相手を待っているだなんて。
今まで、何度も本当のことを言おうと思ったことはある。
でも、蓮を前にして、いざ言うとなったら全然言葉が出てこなくなるんだ。
だって、心臓病だと知ったら蓮は己の心臓を僕に差し出そうとするだろう。
蓮がいない世界なんて絶対、絶対に嫌だった。
だって僕は、蓮が好きだから。
蓮が学校に行っている午前中今日は何をしようかなぁと考える。
「今日は少し散歩しようかな、」
ぽかぽかと差し込む春の日差しに当たりながら、病院の敷地内の庭を目指し歩く。
「あ、もう桜咲いてるのか。」
一年ぶりに見た桜は記憶と変わらずきれいな花を咲かせていた。
「この辺で少し休憩しようかな」
そう思いベンチを探して歩き始めたとき。
「いっ、」
なんだ、なんだこれ。
心臓がずきずき痛む。
「誰か、たす、け、」
バタッ
おかえりなさい
今回は時雨視点でしたねー。
倒れてしまった時雨、どうなるのでしょうか。
次回のお楽しみでーす
短めでごめんなさい….
次はもう少し長くする….多分
♡.フォローよろしくお願いします
それでは、また次のお話で。