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はい大好きです、愛してます((( タヒんで、真っ赤に濡れた血がきれい〜ってサイコパスじみた終わり方じゃなくて、💎くんが庇ってくれたことに対して「ごめんね」で終わるのがキレイすぎる…✨️✨️ さすが優香ちゃん!!最高👍
ヤバすぎる〜 選択ってそういう選択なのか〜 まじで天才すぎる‼️
『 選択 』
・水赤
・メリバ(バドエン)
・赤視点
・依存系
・嘔吐表現含
・×ネタ含
・展開🎢
・ご本人様とは関係×
#. 割れ物の配達物
りりちゃんの好みの作品は全然書けない!
だって下手だもん、汚れちゃう))))←
でもまぁ、取り敢えず自分なりに頑張って書く🔥👊🏻
。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。
赤side
水 「 ねぇりうちゃん。 」
赤 「 はい…、 」
始まった。
説教の時間。
水 「 なんでないちゃんと出かけてたの。 」
赤 「 ぇっと… 」
疑問符のついていない問いに震えが止まらない。
水 「 なんで黙るのさ。 」
水 「 何もやましい事してないんでしょ? 」
赤 「 当たり前、じゃん…笑 」
水 「 なら早く言ってよ、何してたのか。 」
口が裂けても、ないくんに「______」と相談していたとは言えない。
水 「 秘密とか有り得ないんですけど。 」
いつもより少し低音のいむの声が、より怖さを増す。
赤 「 ごめ… 」
水 「 謝罪なんて聞いてない。 」
赤 「 …… 」
無に近い状態で怒るいむ。
普通に怒られるより何百倍も怖い。
水 「 黙んなよ。 」
水 「何してたの、早く言って。」
赤 「 ごめん、どうしてもないくんと行きたい寿司屋があって…。 」
水 「 ふーん。 」
そう言って俺のスマホで誰かに電話をかけるいむ。
コール音から約3秒後に声が聞こえた。
〉もしもし~?
水 「 あ、ないちゃん? 」
電話の向こうから聞こえる声に、血の気が引いた。
〉ん?
〉これってりうらの携帯じゃ…
水 「 今スマホどっかいっちゃったから借りてる 笑 」
〉そうなんだw
いむのやりたいことが分かった。
赤 「 ないく……ん゛っ゛゛ 」
ないくんを呼ぶため、声を出した。
けれど虚しいことに口を強く押さえつけられ、俺の声は届かなかった。
〉で?どうしたの??
水 「 ねぇねぇ、今日りうちゃんと何処行ってたの~?? 」
本当はショッピングをしたりカフェに行ったりした。
けれどそんなことを言ったらいむは逆上する。
赤 「 、いむ゛っっ… 」
心臓の鼓動が有り得ないくらい早い。
〉えっとね…
〉あれ、どこ行ったんだっけ…w
水 「 は、?w 」
〉ヤバい、忘れたw
水 「 え、馬鹿なの…?ww 」
〉ごめんごめんw
水 「 まぁいいや。 」
水 「 寿司屋行ったってほんと? 」
お願いだからないくん、行ったよって言ってくれ……
〉そういえば、寿司食ったわ。
水 「 あ、ほんと~?? 」
水 「 そっか、ありがとね~ 」
〉え、ちょっ…
ツー、ツー、ツーという音が部屋に響いた。
水 「 良かったね、身の潔白証明できて。 」
さっきの電話の高い声とは全く違う重低音。
赤 「 ごめ、なさっ゛……泣 」
安堵と恐怖の入り交じった感情に、涙が止まらない。
目が回る。
怖い。
気持ち悪い。
赤 「 ふ っ゛、ぉ゛え… 」
水 「 りうちゃん落ち着いて、大丈夫だよ…? 」
二重人格、とも言えるほどに人格、声色が変わるいむ。
いむの声、優しく背中をさする行動、先程の出来事。
全てが怖い。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
目を覚ましたら、見慣れた白い天井が見えた。
昨夜どうやら寝てしまったらしい。
水 「 あ、りうちゃん起きたんだ。 」
赤 「 あ、おはよう… 」
赤 「昨日はごめんね? 」
昨日、という単語にいむの顔が引き攣るのが分かった。
赤 「 あ、そういえば… 」
思い切り話題を反らしていむの様子を伺う。
水 「 ねぇりうちゃん。 」
赤 「 ぇ… 」
俺の言葉はいむに弾かれた。
加えて声が昨日の重低音だ。
何かやらかしたのだろうか。
赤 「 どう、したの? 」
恐怖のあまり声がうわずる 。
水 「 お散歩、行こうよ。 」
…お散歩のノリじゃない。
けれどここはいむに合わせなければ。
赤 「 いいね、行こっか。 」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
いむと歩く街道。
お互い口を開かず、周りの人の声が聞こえるだけ。
ふと、赤信号に目がいった。
その瞬間、俺の頭には、1つの名案が思い浮かんでしまった。
赤 「 いむ、こっち。 」
水 「 なに… 」
横断歩道手前。
目の前には綺麗な赤色に光った歩行者用信号。
右を向けば、大きなトラック。
いむの手を掴んで、足を前に進める。
水 「 ねぇちょっと、りうちゃん。 」
水 「 信号赤。 」
水 「 見えてないの? 」
赤 「 見えてるよ。 」
必死に抵抗するいむ。
そっから先はあまり覚えていない。
覚えてることと言えば、
大きなクラクションの音と、いむの声。
“どんっ” という鈍い音。
そして周囲の人叫び声。
救急車のサイレンの音。
信号の赤色、救急車のサイレンの赤色。
血の赤色。
赤 「 きれ、 い… 」
赤 「 いむ、… ? 」
恐らく、いむが目を覚ますことはないだろう。
彼が息をしているかどうかすら分からない。
俺は、いむと別れるという選択をした。
赤 「 やっと、別れられる…… 」
“いむと別れたい”
ないくんに相談した。
“別れちゃいな、りうらが無理する必要は無いよ。”
俺は、いむと死ぬという選択をした。
いむの束縛が俺にとってはキツすぎたのかもしれない。
苦しすぎた。
真っ赤に染まったいむの服、頭、顔。
俺も今こんな風になってるんだろうな…。
赤 「 ごめ、んね… 泣 」
最期に目に映った光景は、
いむと固く繋いだ手。
最期に頭に浮かんだ景色は、
轢かれる直前、いむが俺を庇ってくれた瞬間の景色だった。
。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。
何を書いてんだろうか🙄
2675文字、お疲れ様でした.ᐟ.ᐟ.ᐟ