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「外で涼みたい気分だったのよね。いつもより参加者が格段に多くて、会場内の熱気がすごいんだもの。みんな貴女が夜会に出ることを聞きつけて来たんだわ」
夜会の会場から抜け出し、仄かな明かりが灯された広い庭園を歩く。
そよぐ夜風に長い髪を靡かせながら、前を行くニーナ様が他人事のように話した。
「ニーナ様がみなさんに広めてくださったんでしょう? 私がこの夜会に参加することを手紙でお伝えしたのは、主催の方と貴女にだけですから」
私の言葉に、ニーナ様はこちらを振り返った。
形のいい眉をひょいと上げてみせたあと、楽しげに笑う。
「言葉遣いを改めなくていいわ、シルヴィア。普段から対等な接し方に慣れていたほうがお互い楽だもの」
「……ニーナ。ありがとう、連れ出してくれて」
正直、時機を見***************************
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