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※フィクション

BL 死パロ 内通パロ


が含まれる作品となります。

🐝🤣   👻🔪 🐙🌟

【 】  『』  「」


※ 設定 / 🐝🤣<Խと👻🔪<Խは付き合っています。


※ 設定 / 🐙🌟<Խはヴィラン側として出てきます。


上記内容にご理解のある方のみお進み下さい。


・・・


小柳side


『 はぁっ、はぁ⋯ 』



あー、疲れた


やっぱ普段全然動かないから疲れんなー






星導「 小柳くんもう死ぬでしょ 」


『 嗚呼、そうかもな 』


『 星導、お前強いな 」


星導「 小柳くんも強いですよ。疲れました 」


『 はぁ⋯ 』


『 お前、ヒーローやりゃいいのに 』


星導「 俺だってなれるもんならヒーローになりたいですよ 」


『 じゃあ、なれよ 』


『 なりたいんなら俺の代わりにやれ 』


星導「 無理ですよ。バディを殺すなんて、内通してたなんて、ここまでやってもう手遅れです 」


『 ⋯ 』


星導「 ヒーローのみなさんは優しくて居心地が良かったです。濃すぎる経験、とても素敵な思い出になりました。来世こそはヒーローになりますよ 」


星導「 小柳くんもバディ組んでくれてありがとうございました。相手が小柳くんで良かった。さよなら 」



星導はそう言って教会の外へと歩き出した。



出口付近になると星導は突然振り返った。



星導「 あ、そうだ。もうそろそろ小柳くんの恋人。マナ、来ますよ。さっき見ました 」


【 、ウ!ロウ!】


星導「 ってあれ?もう来ましたか 」


・・・


緋八side


あぶなっ!間に合ったー!



ペチャ、



え?なにこれ、


雨?いや、でも降ってないはず。




そういえば酒臭、


アルコール?



そんなことよりロウやろ、バカ



『 来るなマナ 』



【 え、ちょロウ!?】


【 怪我酷いんやからやめろ 】



片足を引き摺りながらこちらへと向かってきた。



『 どいてくれ、星導 』


「 はいはい 」



星導は何かを悟ったように教会の椅子に座り目を瞑り微笑んでいた。



【 ロウ、一緒にいこ 】


『 俺が死んでもこの世界は続くし、この世界はマナを、ヒーローを必要としてる 』


『 だから最後まで生きろ 』


『 あと、マナはモテるからなー。変なやつに捕まるなよ 』


【 ぇ、?何言うてんね、 】



ドン



混乱しているとロウに押されて視界がひっくり返った。



【 ぃたっ、 】



ってなんか煙臭いし、火花の音、






え、あの、アルコールって



嫌な予感がし、急いで起き上がり目を擦ると


目の前の教会は火で覆われていた。



【 ⋯ 】



俺もそっち行こうかな⋯


『 俺が死んでもこの世界は続く_ 』



でも、 そう、やんな。 続くはずやから。


世界の為にもロウの分もヒーロー続けんとな、



【 ロウ、またな 】



複雑な気持ちを抱えながら涙を堪えみんなの元へと歩き出した。



今世は恋人一人で十分や!


別れ話なんてまだしてへんし、




あーロウの言葉。


思い出さへんかったら俺も逝ってたんやろうな。


最後の言葉なんやねん 笑



【ははっ】笑



ロウは俺の笑い声が好きだった。


ロウが喜んでくれるから俺はよく笑った。笑えるようになった。


もう二度とゲラゲラと笑う日は、笑える日は無いのだろうか。そんな心配は少しばかりあった。


でも今は、涙が流れないように、堪える為だけに笑った。


泣いたら本当のお別れになってしまう。そんな気がしたから。


・・・


小柳side


「 いいんですか?マナ一人置いて 」


『 マナは一人なんかじゃねぇよ 』


「 んー?ってこの状態、俺と心中するってことですかね 」 笑


『 んな訳ねぇだろ。バカ 』


『 心中なんて誰も言ってねぇよ 』笑


『 ただ、俺と今同じ時に死んで来世こそは一緒にヒーローやるぞ 』


「 そう、ですね 」


「 最後の最後までありがとうございます 」



・・・

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