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いっちに〜さ〜んし
ご〜ろっくしっちはっち
殺せんせー「晴れた午後の運動場に響く声
平和ですねぇ
生徒の武器(エモノ)が無ければですが」
無理
ボクと龍さんは体質とかで体育が出来ないから見学
烏間「八方向からナイフを正しく触れるように!!
どんな体制でもバランスを崩さない!!」
其れが終わり少し休憩に入る
烏間「この時間はどっか行ってろと言ったろう」
『しかも体操服もちゃんと着て
先生が着て如何するの?』
そう,しっかり体操服を着てる
烏間「体育の時間は今日から俺の受け持ちだ
追い払っても無駄だろうがな
せいぜいそこの砂場で遊んでろ」
素直に砂場に行った
ボクも砂場で遊んでみたい
殺せんせー「ひどいですよ烏間さ…烏間先生
私の体育は生徒に評判良かったのに」
すかさず菅谷君が口を挟んだ
菅谷「うそつけよ殺せんせー
身体能力が違いすぎんだよ
この前もさぁ…」
〜この前〜
殺せんせー「反復横跳びをやってみましょう
まず先生が見本を見せます」
殺せんせーが分身した
殺せんせー「まずは基本の視覚分身から
慣れてきたらあやとりも混ぜましょう」
全員「できるか!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
中村「異次元すぎてね〜…」
杉野「体育は人間の先生に教わりたいわ」
分かりやすくショック受けてる
ボクは退屈になり鏡花に手招きをした
鏡花「どうしたの姉様」
『退屈でね…
少しお話ししよっか』
鏡花「分かった」
ボク達は少しの間話をした
烏間「見ろ!今の攻防の間に奴は砂場に大阪城を造った上に着替えて茶を立てている」
E組「(腹立つわぁ〜…)」
烏間「クラス全員が俺に当てられる位になれば少なくとも暗殺の成功率は上がる
ナイフや狙撃,暗殺に必要な基礎の数々
体育の時間で俺から教えさせてもらう!」
其の言葉が終わるとチャイムが鳴り体育が終わる
誰か居る
敦「?クンッ(独特な…其れでいて甘い匂いがする気がする
恐らく敵ではない)」
杉野「6時間目小テストかー」
渚「体育で終わって欲しかったよね」
隣に居た龍さんが口を開いた
芥川「其処に居る者,貴様は何者だ」
其の言葉に渚君が誰か居る事に気付く
渚「……!!カルマ君…帰って来たんだ」
カルマ?
嗚呼,そう云えば今日停学明けの生徒がいた様な…中々来ないから忘れてた
カルマ「よー渚君久しぶり」
あの感じだと知り合いなのかな?
カルマ「わ,あれが例の殺せんせー?
すっげ本トにタコみたいだ」
そう云って殺せんせーに近付いた
殺せんせー「!赤羽業君…ですね
今日が停学明けと聞いてました
初日から遅刻はいけませんねぇ」
カルマ「あはは生活リズム戻らなくて
下の名前で気安く呼んでよ
とりあえずよろしく先生!!」
カルマ君は手を差し出す
殺せんせー「こちらこそ楽しい1年にして行きましょう」殺
せんせーは何の疑いも無く其の手を取る
其の瞬間殺せんせーの触手が溶けた
カルマ君は次の攻撃を仕掛けたが殺せんせーは避けた
カルマ「…へー,本トに速いし本トに効くんだ対先生(この)ナイフ
細かく切って貼っつけてみたんだけど
けどさぁ先生こんな単純な「手」に引っかかるとか…
しかもそんなとこまで飛び退くなんてビビり過ぎじゃね?」
カルマ君は殺せんせーに近付いた
カルマ「殺さないから「殺せんせー」って聞いてたけど
あッれェ,せんせーひょっとしてチョロいひと?」
其の煽りに殺せんせーは顔が真っ赤になった
カエデ「渚,私E組来てから日が浅いから知らないんだけど彼どんなひとなの?」
雫「其れ,私達も聞いても良いかな?」
ボク達は2人に近寄った
渚「…うん
1年2年が同じクラスだったんだけど2年の時に続けざまに暴力沙汰で停学食らって
このE組にはそういう生徒も落とされるんだ
でも…“今この場”じゃ優等生かも知れない」
カエデ「…?どういう事?」
渚「凶器とか騙し討ちの「基礎」なら…多分カルマ君が群を抜いている」
厄介な事が無ければ良いな
ボクは咳払いを一つして何事も無い事を願った