長い長い通路を三人で歩いていると、さっきまでは開いていなかったとびらが開いていた。入ると、タブレット、椅子、机等がたくさんおかれている広い部屋があった。セーラー服をきたさっき同じへやにいたこらも少し中にいた
あい:おーー!ひろい!私が前いたとこよりひろい!
のあ:前いたところ?ここがどういうところかしってるの?
しん:うん。簡単にいうと勉強する場所。ここには計算とか、物語を読んだり、薬品のこと、私たちのからだのこと、いろんなことがまなべるんだ。
のあ:そうなんだ。
体のこととかも知れるんだ。体の部位とか生まれることなのかな?なら自分のこともわかるかも
あと、まえいたところってどういう意味なんだ…?
のあ:えっと、見に行っていいかな?知りたいことがわかるかもしれないし…
しん:いいよ、勉強のじゃまになっちゃうかもだから、ほかのとこでもいってるね。
あい:んじゃ~~!!!
軽く手をふった。
部屋にある椅子にすわり、タブレットを起動した。いろんな項目が出てきた。
・国語
字 物語 考
・数学
計算 考
・理科
体 薬品 考
こんなかんじ、
考は考えを広めるということらしい。
片っ端からやろうとして、字をやってみたら全部簡単にわかった。この記憶はあるのだろうか。
次は物語。正直物語ほぼ中身がないつまらん話ばっか。つまらん。だか一つだけ、「黒のリボン」というお話しは、引き込まれた。
町のみんなは赤いリボンを手にまいてるけれど、主人公は黒いリボン。いろが違うだけでいじめられ、必要とされなくなった。
ある日凶悪な魔物が町へやってきた。魔物は言った。
「生け贄を寄越せ、でなければ、皆殺しだ。」
そこで町の人は黒いリボンの子を差し出すことにした。黒いリボンの子は、キラキラと輝いた笑顔で魔物をむかえ、生け贄としてその身をだした。
だが魔物はたべなかった。なぜなら魔物は笑顔が嫌いで恐怖が好物だったから。恐怖で震える町のものをたべつくし、黒いリボンの子をおいて消えてった。
黒いリボンの子をいじめるこはいなくなったが、必要とする人も完全にいなくなってしまった。
ここで物語はおわっている。考察をしたいところだが…次!計算!
全部わかった。計算も字と同じように簡単にできた。
じゃあー体!えっとどれどれーーー
ビエ
・人から作られたもの。
・失敗作と成功作がある。
・ビエは作られたら生まれた場所で育ち、その後成功作は必要とする人のところへ、失敗作は処置がきまるまで失敗作が集まる場所でくらす。
・ビエの体はからだの中心にあるカルビアというもので動いている。
人
・ビエを作った親。
人の方は情報がすくないな…
カルビア…失敗作……うーんわからない…
これで一通りやったかな…
ピーーピーー
食事です。食事です。
食堂へ集まってください。食堂へ集まってください。
ピーーーー
もう指示がでるんだ。え、というか食堂?どこ、場所しらないんだけど、早くいかないといけないやつだよね…どうしよう…
?:ねぇ、
背中をつつかれる
のあ:うぃあぇ!?
?:どうかしたの?
つり目で赤茶色の髪の少女だ。目付きが悪い。
のあ:えっと、食堂がわかんなくて…
?:はぁぁ?バカじゃないの?
う、いきなり激怒
?:普通!!どこまでいけるのか、全体の場所はどこなのか、それをかくにんしてからここくるでしょ?普通。こうやって指示されることを見越して…
のあ:う、すみません…
るか:はーーーあ…いいわ、わたしの名前はるか!
るか様とでも呼びなさい!白髪バカ、早くいくわよ!こっち!!
手首をぐいと引っ張られる。
るかにつれられ、食堂へ向かった…
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