flower cafe。 風磨。
**パァリン!!!!**そう大きな音をたて、小我太が持っていたお皿が割れた。「い、、好橆帰さん、、??」「久しぶり!!小我太」「にー」小我太の目の前にいたのは好橆帰さんと、ににだった。「え、、ひ、久しぶりです」「ハハッ〜、驚きで声も出ないようね!!」「ハハ、、」「あー、、お皿が、、」
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「え、好橆帰さんずっと月橋のところにいたんですか??」小我太はそう好橆帰さんに聞き返した。「まぁ、、ずっと能魔の制御が効かなくなっちゃったの、、それで月橋に止めてもらってたのよ、、」「、、好橆帰さんがそんなに急に老けてるのは、、その能魔の所為ですか、、」俺はそう好橆帰さんに聞いた。「まぁ、そうね、、みんな知っての通り、、私は組織に改造された、、元はただの人間だったの、旦那もいて、子供もいて、、でも家族3人全員、、何故か組織のモルモットになっちゃって、、その時の後遺症で一度でも能魔を使うと30歳ぐらい老ける、、だから小じわも増えたのよ〜」「、、、、」好橆帰さんの能魔か、、俺は生で見てないけど、千鶴が近くで見てたんだっけ、、確か光の能魔だよな、、大量の白い光線を放って相手の目を惑わせる、、元人間が出せる能魔じゃないよな、、「、、で、、ここは小我太のお店??」「え、、あ、ハイ、、ちょうど2年前に、、」「そっか〜、みんなここで働いているの??」「まぁ、そうですね、、手伝ってもらってますww」「そう、、でも、、全員じゃないみたいね、、要の件は知ってる、、加四六は??あの子はどうしたの??」「、、、、」その好橆帰さんの質問に、少し無言が続いた。「、、か、加四六は、、今組織にいて、、」「、、モルモットにされてるの、、」「、、そうじゃないんです、梵って言う今の専務に記憶操作されてて、、普通に組織の幹部として働いてるんです」「、、か、幹部!?あの子が!?そんな強くなったの、、」「まぁ、アイツも成長しましたから、、ww」「、、何でその梵とやらを倒して加四六を取り戻しにいかないの」そう好橆帰さんは俺たちに聞いた。「、、何か理由(わけ)があるの、、??」「、、組織に勝てる気がしないんですよね、、もう、、」俺はそう好橆帰さんに言った。「、、、、」「かなさんも、、千秋も死んで、、今度また組織と戦うことになれば、、この中から必ず死人が出る、、それは嫌だ」「か、加四六が生きてるなら、、それでもう充分なんです」「、、そう、、わかったわ、、今日は私ここ(flower cafe)で寝泊まりしても良い??」「あ、ハイ、勿論〜、布団持ってきますね」そう小我太は席を立った。「、、、、」「、、風磨、、何で組織全員が敵なの、、あの中には私たちの味方もいたはずよ、、オークション時、沢山の組織の人間が、私たちに協力してくれたじゃない、、」「、、8年前の災害で大半の組織の人間が死にました、、阿蚋もその1人、、俺はもう、加四六の為なんかに今の安定してる暮らしを手放したくないんです、、組織全員が敵じゃない、、それは俺もわかってる、、だからこそ、、組織の人間として、真っ当に生きてる一般人を8年前のような災害で殺したくない」「、、そうね、、それが1番かもしれないわね」「、、、ハイ、、」
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