何気ない日常
「もぉ〜ここの問題集の日本語おかしいって!!」
平日の昼から叫ぶ彼女を横目に見ながら俺は「がんばれ〜」と応援した。
彼女の名前はモカ、俺の彼女だ。
「こうなったら、答え見るしかない‥これは私が悪いんじゃない問題が悪いんだ!」
モカがそう言いながら答えを見ながら解いていった、どうやら問題集を解いていたらしい。
「あ、そういえばさ今日の17時30分にあのゲームの新キャラ出るよ〜」
あのゲームとは2人でやってるゲームである。
「お、まじで?どんな子どんな子?」
俺がモカにそう聞くと、彼女はスマホをすいすいと動かし新キャラのイラストを見せてくれた。
「可愛くない!?」
「めちゃ可愛いやん」
モカがそう聞くや一瞬で即答、とてもキャラデザがよく魅力的だった。
「石足りるかな〜いや天井分まで貯めたし大丈夫‥!」隣でモカがガッツポーズをしてるのを横目に、内心石がなくて焦っていた。
このゲームは3000個の石を消費することで10連回せる。ピックアップキャラが確定で出る時がありそれを界隈では天井というのだ。
モカは3万個あるのに比べて、俺は4200個しかない絶望的状態だ…
そして17時30分新キャラ登場により2人ともゲームを起動した。
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