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いつか信じている

1 - 第1話 足りないもの

♥

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2024年08月29日

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「今日から俺のセフレだ」

好きな人から言われた言葉だ。

 君なら、どんな気持ちなんだになる?

 俺は、絵の具のように、たくさんの色をごちゃごちゃに混ぜたような、変な感情だ。だがたくさんの混ぜた色が、いつか綺麗と思える日が来ると信じて待っている。


 彼とは、芸術大学で出会った。彼は、天才だった。だったが、 絵を描いているだけ、描いているだけで少しさみしい気がした。

 何故か、本当に何故か俺の恋の始まりを感じた。


 彼は、漫画家になった。彼の漫画をいつも読んでいる。なった理由が、編集者さんから言われた絵を描くだけだから、だそうだ。なぜ、そのことしか言わないのだろう、まだ言葉があったほうがいいのに…その言葉しかないのなら、もしかしたら…


 なぜセフレかって?編集者さんから、人に愛を感じない、ということだ。だがH以外のキスとか恋人がすることは禁止という条件を俺に言った。なぜかわからない。 

 なぜ俺か、それは大学時代、俺が強引に連絡先を交換したからだ。しているのは、俺だけだと。

 ふと少し思う。なぜこんなに彼から足りない物がある 気がするのだろう?


 俺は、彼のいやらしい声と彼が俺のを受けている姿だけ見ていた。

 セフレはこんな感じだろうと思いながら、夜が過ぎる。…月が綺麗だと言える日を待っている。


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