コメント
1件
あー、いい、!!
ぼんやりと景色を眺める。
結局、生きてはいたもののまた病院生活になってしまった。
どうして、なんでだろう…。
『…はぁ、』
小さく溜息を吐く。
また、あの日々と同じじゃないか。
せっかく退院出来たのに。
退院祝いしようね、って言ってくれたのに…
……もう、何もする気力が無いかもしれない
でも…
「絵名!」
『瑞希…』
「…本当、生きてて良かったよ……」
『…もう、大袈裟だってば……𐤔』
「そりゃそうだよー!
まーた絶望の底に叩きつけられたんだから…」
『ごめんってば…』
「……でも、絵名が救われてよかったよ」
『…でもまだ何で救われたのか分かってないんだけど……』
「ま、まぁまぁ…それはまた考えればいいって!ね?…だから今は何も考えないで居ればいいって」
瑞希は私の手を取る。
「……ねっ!」
『っ…わ、分かってる……//』
「あれ~?照れてるのかな~?」
『うるさい、!!//』
……私が望んでいるのは、こんな日々が続く事。それだけでいいんだ