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ではどうぞ !!!
カタカタ…と鳴り響く、静寂な夜。
家に帰れって同じメンバーから指摘の言葉を受けて渋々家に帰るがやっぱり残ってるタスクが気になっていまい家でもpcを開いて、先程やっていたものの続きをやる
そうすると気づいたら作業に没頭してしまい、午前12時、1時辺りになってしまう。
桃「…ん…、あれ。無くなっちゃった……」
机の上にあったエナジードリンク、俺が作業するときはコーヒーかエナドリがないと集中できないためいつも飲んでいるが、今回は毎日のように飲んでいたせいで買い溜めておいた、エナドリも無いしコーヒーも淹れようにもパックがないことを思い出す。
仕方なく買い出しに行こうと薄着のまま近くにおいてあった身バレ防止のための帽子とマスクを手にとって着ると玄関へと足を運ぶ。
桃「……行ってきます。」
小声で小さく呟いて玄関の扉を開け、いつものコンビニへと向かう
特に何事もなくコンビニに着き、いつものエナドリを4,5本手に取りカゴの中に入れるとパックのコーヒー牛乳にも手を取る。
普段はブラック派だが、大きいのでしばらく置いておけるものといったらブラックのものがなく、仕方なくでコーヒー牛乳にしておいた。
一通り欲しいものをカゴに入れたらレジに渡し、ピッピッと買うもののバーコードを読み取られる
そのたった2分くらいの時間が眠く何度寝てしまいそうになったかわからないぐらい睡魔が襲ってくる
それに耐え、カードで支払い、コンビニを出る。
桃「……あれ」
家についたら閉めていたはずのドアが開いていた。
閉め忘れていただけなんかな。なんて考えながら慎重に靴を脱ぎリビングに向かうと人影が視界に捉えられた
誰だかわからないが怖い。そんな気持ちを抑えてメッセージアプリを開き、1つの連絡を送る。
それと同時に目の前にいる人物のスマホの通知が鳴るのが聴こえる
桃「え。」
青「…んは、びっくりしたー??」
ちょっとイタズラそうな顔で振り向く。
すぐに真顔に戻って、俺の元へ近づき近くにあった壁に俺を押し付ける
青「なんで寝とらんの?」
桃「……まろこそ。」
青「さっきまで寝とったわ」
近くで微笑まれる。
顔がいい、びっくりするほど顔がいい。
ただそれを忘れてしまうほどの威圧感に押しつぶされそうになる。
青「…そこのパソコンついとった。」
青「また仕事しとったん?」
「はぁ、」って軽くため息をつかれると俺の口元へ彼の口を近づけてくる。
数秒後口を離され、おでこにベシッとデコピンをする
青「ホンマにアホやな。」
桃「……っ、知らんし。」
顔を目の前にある彼の顔からそむけてキッチンの方へ向くと左目で捉えられる彼の表情がムッとするのが捉えられる。
その後に俺の頭の近くにあった目の前の腕がなくなったと思ったら俺の顎を掴んでまたさっきと同じ目線に戻される
なにをそんなにムキになる必要が……
青「休め。」
桃「……仕事してないし。」
青「それでも休め。」
なにを言っても「休め」って言われる気がするから黙るとまた1回「はぁ、」とため息を疲れると「やーすーめー」ってゆっくり1言1言はっきり発音する。
…いやそういうことじゃねぇよ。
桃「……寝れないもん。」
ようやく口を開いた!みたいな顔、わかりやすく顔を明るくされる
俺は眉を顰めて彼を見つめていると口を先に開かれる
青「ガキかよ……かわええな笑」
桃「なっ、ガキじゃねぇし。」
これでももう、立派なアラサーだ。
その辺の通学している学生と比べたら学力はあると思うし、常識も蓄えられてるし、社会の難しさなども味わってきてると思う。
それなのに「ガキ」だぁ?
コイツのほうがガキだろ。ふざけんな。
青「……ほら、一緒に寝よ?」
桃「え、仕事は?」
青「ちゃーーんとスーツとバッグ持ってきてるから安心しぃや」
ドヤ顔でグッドポーズされる
そういうことじゃないし何処にドヤってるの……
呆れてると急に地面から離れたと思ったら抱擁されていた。
そのまま背中を軽くトントンと一定のリズムを刻まれる
…それが心地よくてさっきまで溜めていた睡魔が急にぶわぁってくる。
青「おやすみ、ないこ。」
桃「ん……ま……ろっ……」
そこで俺は意識を離した。
end
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