『来世こそ幸せに』

お兄ちゃんは優しい。

📢『なつ、ご飯』

お父さんとお母さんはいないから、お兄ちゃんがご飯を作ってる。

お兄ちゃんのご飯はとっても美味しい。

お兄ちゃんは、いつも俺を見て、にこにこしてる。

お兄ちゃんは、僕と一緒に小学校に行ってくれる。

小学校は行きたくない。

小学校にいるなら、お兄ちゃんといたい。

🗣️『今回は大切な人にお手紙を書いていきます！』

🍍『！』

お兄ちゃんに描きたい！

🍍『お、兄、ち、ゃ、ん、へ、』

🗣️🗣️『え、お前兄なんかに書くの？』

『うっわーww』

みんなは、お兄ちゃんのこと知らないからこんなことを言ってくるんだ。

可哀想！僕だけしか知らないお兄ちゃん！

📢『ただいまー』

お兄ちゃんは、高校生だから、いつも帰りが遅い

🍍『お兄ちゃん！おかえり！！』

📢『なつ…』

🍍『お兄ちゃんっ、wくすぐったいよぉww』

お兄ちゃんは、俺を猫みたいに吸う

俺いいにおいじゃないのに…なんで？

お兄ちゃんは、僕に愛も教えてくれる！

夜に、躰をぶつけ合って、液体が出たり、汗が出たり、声が出たり

痛いし、なんか変な感覚だし、疲れるけど、

📢『なつ…❤︎』

🍍『ぁ、ﾞッ、あ…あっ…❤︎❤︎お兄ッﾞ…ちゃん❤︎』

お兄ちゃんは、なんか、気持ちよさそうだし

だったら俺！大丈夫なの！

俺は今中学三年生

お兄ちゃんは、大学生

いつもバイトと課題を追われてて、忙しそう

俺がなるべく家事も、バイトも、しないと、

お兄ちゃんは、俺の作ったご飯をにこにこで食べてくれる

📢『おいしい。』

『なつが作ったものは全部美味しいよ。』

嬉しい。

もっと頑張らなきゃ！

俺は最近バイトで帰りが遅れる。

帰ったら、お兄ちゃんは抱きしめてくる。

📢『なつ…お前』

『帰るとき連絡しろよ…スマホもたせてるだろ？』

『不安なんだよ…』

🍍『ごめん。お兄ちゃん』

前より、いっぱい吸う。

ごめんねお兄ちゃん。

お兄ちゃんは、最近夜の行為の頻度を多くして、毎回激しくしてる。

🍍『あ、ﾞッ…ぁあﾞｯあ…ぁｯﾞ❤︎❤︎❤︎』

『おﾞｯく…ぉく…ｯﾞ❤︎はげひｯぁ…❤︎』

📢『なつ、ｯ…なつ…なつっ…❤︎』

痛い、苦しい、気持ちいい、

そんな思いがぶつかる。

でも、お兄ちゃんがしてくれてるから、うれしい

一生一緒にいようね

📢『なつ』

『今まで、守れなくてごめん。』

そんなこと言わないで、お兄ちゃん。

🍍『俺、幸せ者だったよ。』

📢『そっか…』

🍍『小さい頃、お兄ちゃんのご飯美味しかったなぁ、』

『てか小さい頃からなにS✗Xしてんの？』

📢『性欲が抑えられなかったんだよ…』

🍍『あの頃はお兄ちゃんまだまだ元気だったからな…何回イっても止まらなくて…w』

📢『何？今ヤる？』

🍍『そんな時間ないよ』

📢『まーな、』

最近、お兄ちゃんは病気が発覚した。

余命は2ヶ月だった。

2ヶ月後、ぽろっと亡くなって、俺が一人になるなら、

お兄ちゃんは、一緒に死のうと提案してくれた

嬉しい！うれしい！

物価も上がってお腹いっぱいご飯も食べられなかったし

怖い人が家のドアを強く叩くことも多くなって

毎日、過ごすのが怖かった。

でも！もう少しで！解放されるんだね！

嬉しい！うれしいよ！お兄ちゃん！

お兄ちゃんは、俺のことがだーいすきなんだね！

おれも！だいすき！

📢『来世は、裕福に暮らせて、世間になにも言われない恋愛もしような』

🍍『うん、お兄ちゃん！』

📢『俺は、幸せ者だったよ。』

🍍『俺もだよ！』

嘘をついて

錠剤を飲んで

📢『でも…本当は、苦しかったかも』

『周りの奴らよりは、幸せではなかった。』

🍍『…まぁ、』

『今世は、俺達並の幸せがあったんだよ』

『来世こそ、世界一の幸せ者になろうね。』

嘘を打ち明け

深い眠りについた。

🦈『ねぇ〜なつ君さ〜ww』

🍍『うっせぇなww』

??『おいｯ…！』

🍍『えっ、…あんた…誰？』

??『俺だよ！なつ！』

📢『いるま！！！』

🍍『い…いるま…？』

『お兄ちゃん？』

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