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プロローグ
俺はあの日桜の木の下にいる
天使のようなフワフワとした女性から
目を離せなくて…恋をしてしまった
___________________
俺は長尾 景、任務帰りでちょー血塗れ
髪飾りも解けたし…ついてねぇー
ki「とーじろー!はるぅー!」
tz「うっわ…お風呂入ってきて、」
hr「お前は派手にやりすぎ!!」
ki「いやー、しゃーないだろ!」
tz「髪にも返り血ついてるんだけど!?」
「ちょっと早く落としてきて!」
ki「へいへい、」
それから言われるがままに風呂に行って
トウジロウ がまた髪を結ってくれた
それから少し散歩に出かけた
ki「なんかねぇーかなー」
呟いていると、天使を見つけた
フワフワとした女性
凄く綺麗な歌声が聞こえた
?「 〜〜〜 ♪」
ki「…すげぇ、」
?「 〜〜〜〜…?♪」
ki「あ…やっべ、!」
?「お兄さん、どうかなさいましたか?」
ki「えっと綺麗な歌声聞こえるな~って!」
?「本当ですか!良かった笑」
ふわりと笑うその顔に酷く惹かれた
綺麗な真っ白い髪に桜色のような
少しピンクがかった瞳が綺麗だった
ki「お姉さん、いっつもここに居んの?」
天使が座っている隣に腰をかけ、
少しだけ話をした
?「んー、はい!」
「この時間に、ここで歌ってます笑」
ki「まじ?明日も来るからまた歌聞かせてくんね!?」
?「歌なら何度でも、是非!♪」
ki「ん!俺は長尾景、またな!」
?「私は霧島 キリシマ 桜夜 サヨ です、!また笑」
名前を言いながら手を振る姿は
儚くて、今にも散ってしまいそうで
どうしてか戻りたくなった
だけど、また…会うんだ
今はきっと戻っては行けない
ki「はるきゅーん!飯行かね?」
hr「嗚呼、じゃあ弦月にも言っとく」
ki「ほーい、ちなみに現世行く?」
hr「んー弦月に聞くわ笑」
ki「んじゃ、決まったら連絡くれ!」
hr「おぉ…どっか行くんか?」
ki「…桜見に行くだけだよ笑」
hr「ほーん?まぁとりま又後で」
ki「うぃー」
そして俺はまだいるかもしれないと思い
先程の桜の木まで行った
sy「長尾…さん?でしたよね!」
ki「おぉー、」
sy「今日は帰るところだったんですけど、来てくれたので1曲だけ歌いますね笑」
ki「マジ?そんな気を使わなくても、」
sy「いえ、笑 私が歌いたいので」
ki「んじゃ、1曲頼むわ笑」
sy「はい!笑」
それから俺は花を唄うと言う曲を
聴き、少し雑談をした
ki「桜夜って27なん!?」
sy「うん笑」
「もうアラサーになっちゃう笑」
ki「全然20くらいかと思ってたわ…」
sy「えぇ?お世辞でも嬉しいなぁ笑」
本当に27には見えないくらい幼くて
俺と同期の弦月も綺麗だけど、
そうじゃなくて、何だか宝石の様だった
えへへっと言わんばかりの
笑い声にドキッとさせ、続いて
甲斐田からの連絡にどきっとした
hr『おーい、現世行くぞ』
ki「んぇ、はいはーい」
「ごめん、俺行くとこ出来たからまた!」
sy「うん!明日は…季節に合う曲歌うからまたね!」
微笑む姿を見ながら惜しいが
甲斐田に声をかけたのは俺だし、
それに腹は減ってるし行くしかない
敬語からタメで話してくれるようになった
それだけで今は充分だ…
tz「景くん!行くよー」
ki「何食いに行く?」
hr「んー、焼肉行くか!」