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なぜかここがニューラルという場所ということは知っていた。
一度来たことがあったのか?
と考えたがめんどくさくなったので考えるのをやめた。
そんなことを考えていたら1人の少女が近づいてきた。
『こんにちはー!元気ですかー!大丈夫ですかー?血が出てますよ!!』
あ、俺血が出てるんだ。
気づかなかった。なぜだ?なぜ血が出てるのか?
てか、声デカすぎだろこの女。
『おーい!き こ え て ま す か?
あーーーーーーーーーーーーーーーーーー』
「ちょっとうるさいぞ!! 聞こえてる聞こえてる。耳元で叫ぶな。女」
『女ってなんですか!!!私ニースって言うんです!ちゃんとした名前があるんですぅ!
てか、女呼ばわりやめてよね!ふん!』
「ごめんごめん。癖で女って言ってしまうんだ。」
癖、、?何を言ってるんだ。俺は。
『朝起きたら天空が急に光ってあんたが落ちてきたんだよ。何メートルかな。たぶん200はあるはず。めっちゃ高かったのよ。
やばいなって思ってわざわざ街から走ってきたのに。ふん!
心配したんだからね!急に現れて死ぬとかごめんだよ。』
おお、凄いな。ありがとう。
てか、走ってここまで来れるのか?
「街からここまでどのぐらいあるんだよ。」
『だいたいー。2キロ!』
え?!?!?!
ジョギングレベルじゃねぇかよ。走ってきたとか、お疲れ様です。
てか俺何様やねん。
てか、血が出てるってどこが出てるのかな
と考えながら頭を掻いたら血がべとーって手に着いた。
「うわぁ、ひいいいいいい。いやすぎむりむりりりりりり」
何この量!尋常じゃないよ。死ぬ?俺?落ちました。頭から血が出ました。死にます。
とか嫌すぎるわ!
『落ち着いて。少量です。たぶん。私が治して差し上げましょう。じっとしててくださいね。』
そしてニースのカバンから何か出した。
『たったらー!絆創膏!凄いよこれ!最近街一番の医者が開発した、傷を跡が残らないようにするのを助けてくれるシールだよ!』
ただの絆創膏じゃねぇかよ。てっきり魔法でちちんぷいぷいのぷい!って治すと思ってたわ。
『ごめんね。私魔法使えないんだ。
なーにをやってもダメ。期待外れでごめん
てかどの魔法使いでもちちんぷいぷいのぷいでは魔法を出さないよ。』
な、なんで俺の考えてることが読まれてるの
『ごめんごめん。言ってなかった?私人の気持ちがわかるんだぁ!この世界はね、みんな何かを持って生まれてくるんだよ。』
えー!!!!!!!すげぇ!!!!!