あの時、ずっと
拙い声で喋りながら 僕、ずっとこう思ってたんだ
彰是木 綾華
なって
嬉しかったんだ
君達が僕の為に涙を流して 僕の動くはずもない手を握ってくれて
冷たかったはずの手が 感覚を忘れた僕の手が
彰是木 綾華
って感じたんだ
嬉しかった
ただただ、本当に嬉しかった
僕はもう、生きれない
死ぬことしか出来ない
でも、今まで死ぬ事しか 考えれなかった僕が初めて
彰是木 綾華
良かった
そう、思えたから
コメント
1件
こちらこそどういたしまして(何もしていない) 綾華たん……良かったわね……