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クリスマスの2日前のことだった。
私は少し浮かれていた。
なんで君は、私に教えてくれなかったの?
コートの下に、書類が落ちていた。
それは、診断書だった。
とにかく頭が混乱した。
だって、そんなこと一回も言われてない。
君がそろそろ帰ってくる。
私は書類を元の位置に戻し、君を迎える。
君が笑う顔は
とても病気にかかっている人とは思えないほど眩しかった。
だから私は_
癌のことから目を逸らしてしまった。