いかないで
瑠香(るか)
何でもない
と口をつぐんだ
ホントはちょっと足を止めたくて
だけど君は早足でずっと前を行くから
僕はそれ見つめてる
最終便君は乗る僕を置いてって
走り出すゆっくりと地面がずれていく
瑠香(るか)
(泣いちゃダメ、泣いちゃダメ、でもホントは言いたいよ)
瑠香(るか)
「いかないで」
遠くへと消えていく僕を置いてって
瑠香(るか)
もう随分…見えないよ、
夜が崩れていく
瑠香(るか)
泣いちゃダメ。
瑠香(るか)
泣いちゃダメ。
瑠香(るか)
でもホントは言いたいよ!
”いかないで”
終わり