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雨音と月

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雨音と月

1 - 第一章──雨の足音──

♥

14

2019年10月02日

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始まりは、いつも雨

伊月

はぁ…

伊月

(今日はなんだか空気が重い)

伊月

(疲れてるのかな)

女子生徒A

氷室さんってどんなひとなんだろ

女子生徒B

すごく可愛いよね、伊月ちゃん

女子生徒B

話しかけてみようよ

女子生徒A

えー、でも
あまりいい噂聞かないし…あっ

伊月

(馬鹿らしい…噂ばかり信じて
ため息するのも勿体ない)

伊月

(適当にあしらわないと)

伊月

(手を振って微笑めばなんとかなる、はずよ、きっと)

伊月

ふふっ、さようなら

女子生徒A

あ、うん

女子生徒B

ばいばい!

伊月

(愛想良く、愛想良く)

伊月

(この対応で合ってたのね…)

伊月

…この学校も、空気が汚れてる

進学校として名高いこの高校も 今や財閥学校として有名になった

裏口入学も多く、表の偏差値と 内部の体たらくには大差が見られる

伊月

(こんな高校…入ってやるんじゃなかったわ)

伊月

(ほんっと、聞いて呆れ───)

ガタッ

伊月

うっ…

伊月

(いつもの発作…胸が苦しい…)

伊月

うっ…ぐっ、うっ、はぁ

伊月

(息が出来ない…痛い)

伊月

(誰か、助け、て…)

玲音

おい!あんた、大丈夫か!?

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14

コメント

1

ユーザー

伊月ちゃんは病気なのかな?続きが気になります。是非春馬様を早く登場させて欲しい所存にあります。

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