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生きたくない
でも、死ぬ勇気もない
だから、僕はせめて
自分を汚せばいい
そう思った
震えるカッターを見て
そのまま、腕に傷をつけた
傷ひとつない皮膚を
無くすように、何回も.....
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これで満たされるものは
何もない
ただ、嫌なことを忘れることができるだけ
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切り始めたら止まらない
だって、こんなに楽しいから
こんなに、気持ちがいいから
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笑っているはずなのに
涙が止まらなかった
僕はこれから、どうすればいいのか
わからなくなった
kn
kn
なんとなく、嫌な予感がした
昨日見た、嫌な夢
ぶるーくが、笑いながら
俺達から離れる夢
それが、なぜか正夢になるような気がして
根拠なんてないけど
行かなきゃいけない
そんな気がしたから
kn
彼は、出てくれるだろうか
考えていてもしょうがない
当たって砕ける
ただ、それだけ
ピンポーン
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kn
彼の声は、少し震えていた
kn
br
kn
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ピッ
kn
彼は、泣いていた
きっと、なにか辛いことがあったのだろう
でも、友達ならわかってたはずだ
なぜ、気付かなかった?
kn
泣いたってしょうがない
でも、いざという時にそばにいてあげられたら
ぶるーくを泣かせることもなかった
俺が悪いんだ
気付かなかった俺が
俺は、諦めて家に帰ることにした
その後も、涙は止まらなかった