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海香の木の下で

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海香の木の下で

1 - 海香の木の下で

2020年06月12日

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これは、私、凛と、不思議な男の子、奏太が出会ったばかりの頃のお話。

1つ、幸せ

奏太

2つ、涙

3つ、喜び

奏太

4つ、絶望

5つ、出逢い

奏太

6つ、別れ

これは、10年以上前の話

まだ、この島を出る前だった

まず、私が住んでいた不思議な島、

海香の木島(ろこのきとう)には、

不思議な伝説があります。

昔々、日本という国ができる前の話。

海の中は、とても静かでした。

ただ、龍がたてる寝言しか聞こえません

 龍が寝るのは、年に3日だけ

今の暦にすると、12月21日、3月6日、
1月29日。

この前日からは、人は、決して音をたててはいけません。

人間が、静かにしていられるから、龍との関係はできていました。

ここで、この島の伝説は終わっています。

今も、龍が寝る前日には、学校も仕事も無く、みんなが静かにしています。

この島には、もうひとつ、伝わっているものがあります。

唄です。

1~6まであり、内容は様々です。

1.3.5は女性が、

2.4.6は男性が、

というふうに、交互に歌います。

歌詞は、感情などの単純なものですが、

独特な響きがあります。

ですが、

どうしてか、

独特な響きを唄えるのは、海香の木島民だけ。

そんな伝説に

関係ないような、

ちょっと関係あるような、

私が体験したお話を聞いてください。
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