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付き合って1週間
及川は今日彼女と別れた
MOB
及川
笑って手を振って終わり
俺は少し離れたところからそれを見ていた
昼休み
岩泉
岩泉
及川
岩泉
及川はスマホを弄りながら言う
及川
及川
軽い あまりにも
岩泉
及川
……そうか、 こいつは誰にも本気にならないんじゃない なれないんだ
俺が及川を本気で好きになったのは 小2。 怪我して泣きそうになってた俺に、及川は必死な顔で言った
及川
あの時からだ。及川に好意を抱いたのは
あの時の目を忘れられない
今の軽い笑顔とは違う 本気の目
岩泉
及川
岩泉
岩泉
……沈黙
数秒。やたら長い
及川
沈黙を先に破ったのは及川だった
岩泉
及川
岩泉
及川
その言い方は、いつもの軽い冗談ではなかった
胸がざわつく
及川
及川は笑う でも目は笑っていない
及川
……それ、って、
それは、”その”相手がいるって意味じゃねーの
岩泉
やっと絞り出した声
及川
あっさり認めた
及川
誰にも期待しない 誰も追わない 誰も引き止めない
及川
及川
心臓が跳ねる
なんでそんなこと聞くんだよ
岩泉
岩泉
嘘。 お前が居なくなるなんて考えられねぇ。 お前がいない世界なんて価値を感じない。
でも言える訳もなくて
及川
その声が、少しだけ寂しそうに聞こえた
岩ちゃんは知らないんだろうな
俺がその人夜、ベットの中で天井を見ながら 呟いたこと
及川
好きだなんて
幼馴染のまま隣にいられるなら
告白して振られて、壊れるくらいなら
誰とでも付き合って、屑って思われる方がよっほどマシだ
岩ちゃんは知らない。
俺が”追わない惚れた側”なこと。
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