テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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夏目友人帳「半妖少女」

第13話 - 13話「仲間」

2023年10月18日

#夏目友人帳

#オリキャラ

#創作

🔥🔥🔥

ー12話で家から出た後ー

ヒビキ

ﾀｯﾀｯﾀ)ﾁﾘﾝﾁﾘﾝ🔔)

ヒビキ

…

ﾎﾞﾝｯ

ヒビキ

…

ヒビキ

ｽｯ)ﾁﾘﾝ🔔)(しゃがむ)

ヒビキ

ﾌﾜｯ)(フードをとる)

ヒビキ

…

ヒビキ

ﾊﾟﾝｯ)ﾁﾘﾝ🔔)(手を合わせる)

？？？

見つけた

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)っ…！？！？

第13話「仲間」

？？？

見つけた

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)っ…！？！？

？？？

あんたかい？夏目の所で世話になってるヒビキとかっていうやつは

ヒビキ

っ…！！

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)っ…誰だ！！どこにいる！！

？？？

ふふっ

ヒビキ

っ…、

ヒビキ

ｸﾝｸﾝ)…！

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)っ…そこか！！

ﾄﾞﾝｯ！

？？？

！！

？？？

ふぁっ！？

？？？

ﾄﾞｻｯ！)

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)！！

？？？

いたたたっ…、

ヒビキ

、

？？？

っ…！！

ヒノエ

なんと無礼な小娘だ！！木を蹴りこのあたしを落とすとは！！

ヒビキ

…

ヒノエ

…

ヒノエ

何とか言え！！小娘め！

ヒビキ

…

ヒビキ

…

ヒビキ

…ﾌﾟｲ！)ﾁﾘﾝ🔔)

ヒノエ

なっ！！

ヒビキ

…っ、

ヒビキ

(ダメだ…目なんて合わせたら…)

ヒビキ

(またあんなことに…)

ヒビキ

(ミフユとたつくはまだ体力が十分に回復してないらしいし…、あーしのせいで…)

ヒビキ

…っ、

ヒノエ

、

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)…！？

ヒノエ

ほら(ほっぺを両手で挟んで目を合わせる)

ヒビキ

…っ！！

ヒノエ

人と話す時は目を合わせな

ヒビキ

、

ヒノエ

…、

ヒノエ

…あんたの目は

綺麗だよ

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)…！！

ヒノエ

ｽｯ)(手を離す)

ヒノエ

あたしはヒノエ

ヒビキ

…、

ヒノエ

大体あんたの事は夏目から聞いてる

ヒノエ

半妖ねぇ、確かに珍しいな

ヒビキ

っ…、

ヒノエ

まぁ心配しなくてもあんたが考えているようにはならないさ

ヒビキ

…え？

ヒノエ

あの蛇と狐がああなったのはあんたが力を使いこなせなかったからだ

ヒビキ

、…

ヒノエ

でも力を理解すれば心配はいらない

ヒビキ

…

ヒノエ

…

ヒノエ

…確かにあんたみたいな半妖と関わるのは普通の妖と関わるのとは少し違うかもしれない

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)っ…、！

ヒビキ

…、

ヒノエ

…でも

ヒノエ

あたしはそんなこと気にしない

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)…！

ヒビキ

…

ヒビキ

…な、なんで、？

ヒノエ

、

ヒノエ

それは…

女神様ーーーーー！！

ヒビキ

！

ヒノエ

、

ミフユ

ﾀｯﾀｯﾀ)女神様女神様ーー！！

ヒノエ

、

ヒビキ

ｹﾞｯ…！

ヒノエ

…なんだい？あいつは

ヒビキ

…

ミフユ

ｽﾞｻﾞｧｧ)よっと！

ヒノエ

、

ヒノエ

あんたもしかして噂で聞いた狐の妖かい？

ヒビキ

、

ミフユ

あ！？なんだお前！女神様から離れろ！！

ヒノエ

あ？

ヒビキ

ｿﾛ…)(逃げようとする)

ｼｭﾊﾞｯ！！

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)っ…！？

ミフユ

お前！！女神様に何かしたのか！！(ヒビキに抱きつく)

ヒビキ

ｼﾞﾀﾊﾞﾀ)ﾁﾘﾝﾁﾘﾝ🔔)なっ…！！おい！！離せ！！

ヒノエ

なに、ちょっと脅かしはしたけど何もしてないさ

ミフユ

なんだと！？女神様にそんな無礼を！！

ヒノエ

なんだいあんたはさっきから、その小娘を女神様だなんて

ミフユ

当たり前だ！！女神様は俺たちの神なんだ！！

ヒノエ

は？

ヒビキ

ｼﾞﾀﾊﾞﾀ)ﾁﾘﾝﾁﾘﾝ🔔)っ離せって！！

ミフユ

、

ミフユ

そういえばお前俺が怖くないのか？

ヒノエ

え？

ヒビキ

ｼﾞﾀﾊﾞﾀ)ﾁﾘﾝ🔔)話を聞けっ…！

ミフユ

俺が目の前にいるのに普通に話せるんだな、それにその舐めたような態度。

ヒノエ

、

ミフユ

…、

ミフユ

はぁ…、なぁ、俺ってこう見えて、

ミフユ

結構強い妖だぜ？

ヒビキ

、

ヒノエ

、…

ヒノエ

あんた…

ミフユ

ﾆﾔｯ)どうだ、こわいだr…

ヒノエ

子供を怖がらせるんじゃないよ

ミフユ

…へ？

ヒノエ

ほれ

ヒビキ

ｶﾞﾀｶﾞﾀ)…、

ミフユ

え！？

ミフユ

ﾊﾞｯ！)(ヒビキを離す)

ミフユ

め、女神様、？

ヒビキ

ｶﾞﾀｶﾞﾀ)…、

ミフユ

…！！

ミフユ

ﾊﾞｯ！)(土下座する)す、すみません！！

ヒビキ

ｶﾞﾀｶﾞﾀ)ﾁﾘﾝ🔔)ｯ…！！

ヒビキ

ｶﾞﾀｶﾞﾀ)…、

ミフユ

め、女神様…

ヒノエ

…

ヒノエ

ﾎﾟﾝ)

ヒビキ

ｶﾞﾀ…)…！

ミフユ

！

ヒノエ

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)よしよし(ヒビキを撫でる)

ミフユ

ﾅｯ…！！

ヒビキ

…、

ヒビキ

…

ヒビキ

…ｷﾞｭ)(ヒノエの着物の裾を掴む)

ミフユ

ﾅｧっ…！！

ヒノエ

うんうん、もうあんな狐には近づかないでおこう

ミフユ

そんな…！！

ミフユ

女神様ぁ！

ヒビキ

…

ヒビキ

…来んな、

ミフユ

…

ミフユ

ｽﾞｩｰｰﾝ…)…

中級(つるつる)

ヒノエ殿ー！何をしておるのですかー！

中級(牛)

なになにー！

ヒビキ

、

ヒノエ

、…

ヒノエ

…また面倒なのが増えた、

中級(つるつる)

珍しいですなヒノエ殿がこんな所で

中級(牛)

めずらしめずらし！

ヒノエ

あんた達こそこんな所になんの用だい？

中級(つるつる)

私たちはこの方を連れてきたのだ

中級(牛)

きたきたー！

ヒノエ

、

ヒノエ

あんたは…

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)、！

ミフユ

！

ミフユ

たつく！！

たつく

、！お前っ…

ヒノエ

、

ミフユ

たつくー！！(たつくに抱きつく)

たつく

暑苦しい！

ミフユ

たつくー！！お前どこいってたんだよー！！

たつく

あぁ！？急にいなくなったのはお前だろうが！

ミフユ

え？あー！そうだったかもー！！

たつく

はぁ…なんなんだよ全く、

ミフユ

だってー！飲んでる時に女神様の気配がしてさー！気づいたら一直線だったんだよー！！

たつく

…はぁ、

ヒノエ

なんだい中級、こやつらと知り合いだったのかい？

中級(つるつる)

えぇ、それが、じつは…

ヒノエ

？

ー数時間前ー

中級(つるつる)

いや〜この季節にくるこの野原は綺麗ですな〜

中級(牛)

きれいきれい！

ｻﾞｯｻﾞｯ

？？？

おい

中級(つるつる)

、

中級(牛)

？

ミフユ

お前らちょっと頼まれてくれよ

中級(2人)

ｿﾞｸｯ…!!)

中級(2人)

…

中級(つるつる)

お…

ミフユ

、

中級(つるつる)

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ)お許しをぉぉぉ！！

中級(牛)

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ)ゆるしゆるし！！！

たつく

、

ミフユ

あ！おい！！

たつく

ｼｭﾊﾞﾊﾞ!!)(中級を追いかける)

中級(2人)

！？！？

たつく

おい、ちょっと待てって(中級の手を掴む)

中級(2人)

ﾋｨｨｨｨｨｨｨ！！！

たつく

んな怖がらなくてもなんもしねぇよ

中級(2人)

ｶﾞﾀｶﾞﾀ)…、

ミフユ

ﾀｯﾀｯﾀ)たつく！

たつく

、

中級(つるつる)

ﾋｪｪｪ！！南無阿弥陀仏ー！！

中級(牛)

あみだくじー！！

ミフユ

なんだよこいつら…

たつく

おいちょっとは話を聞け俺たちは何もおまえらを食べに来たわけじゃない

中級(つるつる)

へ？

ー少し話したあとー

ミフユ

…で！俺たちはその女神様に会いに行きたいんだ！どこにいるか知らねぇか？

中級(つるつる)

えぇーと…つまりその女神様とおっしゃるのはヒビキ殿のことということですか？

ミフユ

そうだ！前なら匂いを辿って女神様の所まで会いに行けたんだけどよ

ミフユ

急に涼しくなってここの花が咲きやがってよ花の匂いが邪魔で辿れなくなっちまったんだ

中級(つるつる)

この花は秋に咲くものですから、まぁ、それはお気の毒に…

中級(牛)

どくどく…

中級(つるつる)

(ヒビキ殿のいる森まで距離があるにもかかわらず匂いのみで辿っていたこの方…やはり上級の方だ…)

たつく

てことで女神様の所まで案内してほしんだが

中級(つるつる)

ヒ、ヒビキ殿の居場所なら知っております！

ミフユ

ほんとか！？ありがてぇ！

たつく

案内してくれ

中級(つるつる)

しょ、承知致しました！！

中級(牛)

しょうち！

ミフユ

、！

ミフユ

なぁ！それもしかして酒か！？

中級(つるつる)

へ、

中級の持っている酒のびんを見つける

中級(つるつる)

あ、そうでありますが、

ミフユ

飲みてぇ！！

たつく

、

中級(つるつる)

え？

たつく

おい、ミフy…

ミフユ

俺、人と酒なんて飲んだことねぇんだ！たつくは酒飲まねぇし！

たつく

お前なぁ、しょうがねぇだろ

ミフユ

だからお前らと飲みてぇんだよ！

中級(つるつる)

えぇーと、それは…

ミフユ

んだよ、ダメなのか？

中級(つるつる)

い、いえ！！構いませぬが、ヒビキ殿のことは…

ミフユ

ああ、それならきちんと後で行くって！

中級(つるつる)

そ、そうでございますか、

ミフユ

うし！じゃあ飲むぞぉ！！

中級(2人)

ﾋｨｨ…！

たつく

…はぁ、

中級(つるつる)

…ということでそのまま飲んでいたらミフユ様がヒビキ殿の気配を感じて一直線に…

中級(牛)

飲んだ飲んだ

ヒノエ

ああ…そういうことかい

ヒビキ

ｸﾞﾙﾙ…(ヒノエの後ろに隠れてる)

たつく

、

たつく

ｻｯ)女神様、お久しぶりです

ヒビキ

ﾋﾞｸｯ)…、

たつく

お変わりはございませんか？

ヒビキ

…

ヒビキ

(…おかわり、？)

ヒビキ

…、

ヒビキ

(もしかして…こいつもすげぇこわいやつだったり…、)

ヒビキ

っ…、

たつく

？

ヒビキ

…

ヒビキ

…ﾌﾟｲ！)ﾁﾘﾝ🔔)

たつく

、

中級(2人)

、

ヒビキ

…、

たつく

…

たつく

…おい

ヒビキ

ﾋﾞｸｯ)ﾁﾘﾝ🔔)っ…、

全員

、

ヒビキ

…(やべぇ、怒らせたかも…)

たつく

…

たつく

ミフユ！！お前女神様に何しただろ！！

ヒビキ

、…？

ミフユ

…

ミフユ

えぇ！？おれ！？

たつく

お前がなんかしたから女神様がこんな怯えてんだろ！！

ヒビキ

、

ミフユ

えぇぇぇ！？

ミフユ

い、いや、俺は別に…、

ヒノエ

あ、そういえばさっきヒビキをその狐が脅かしておったなぁ

ミフユ

あぁ！！おい！！

たつく

ミフユ…

ミフユ

ﾊﾋｯ！！

たつく

何してくれてんだぁぁぁぁ！！

ミフユ

ぴぎゃぁぁぁぁ！！

中級(つるつる)

…わ、我らはこのおふたりを会わせて良かったのだろうか…

中級(牛)

わからんわからん…

ーケンカが終わり…ー

たつく

女神様、大変申し訳ございませんでしたこのバカ狐がとんだ無礼を…

ミフユ

ﾊﾞﾀﾝｷｭｰ…)…

ヒビキ

い、いや、別に…

たつく

俺は決して女神様に危害を加えるようなことはしません。安心してください

ヒノエ

…ヒビキ、こいつらに何をしたらこんな礼儀正しくなるんだい？

ヒビキ

知らねぇし…

たつく

お詫びに何か差し上げます！何がよろしいですか？

ヒビキ

え、？…んな急に言われても…、

たつく

何でもいいですよ

ヒノエ

…

ヒビキ

…えぇーと

ヒビキ

、

ヒビキ

…あ、じゃあ、

ヒビキ

呼び方…

たつく

、

たつく

呼び方、と言うと？

ヒビキ

…女神様って呼ぶの…やめろ

ヒノエ

、

たつく

…

たつく

えぇ！？

ヒビキ

、…

ヒビキ

…そもそも！あーしはお前らを傷つけたんだし…！

たつく

呼び方ダメでしたか！

ヒビキ

…え？

たつく

それは大変申し訳ございません！その呼び方もこのバカ狐が呼び始めたものですし、当然ですよね！直ぐに変えます！

ヒビキ

、…

ヒノエ

…

ヒノエ

…ヒビキ、ほんとにこいつらに何したんだい？

ヒビキ

…

たつく

えぇーと、じゃあなんとお呼びすればいいでしょうか

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)、

ヒビキ

…

ヒビキ

ヒノエ

、

たつく

…え？

ヒビキ

ヒビキって…呼べ

たつく

い、いけません、名前で呼ぶなど無礼な…

ヒビキ

いい！

たつく

、

ヒビキ

…あーしは、名前で読んで欲しいんだよ

たつく

…

たつく

…では、

たつく

ヒビキ様、はどうでしょう

ヒビキ

、

たつく

やはり、名前を呼び捨てするのは気が引けますので

ヒビキ

…

ヒビキ

…まぁ、名前で呼んでくれんなら、

たつく

では、決まりですね！

ヒビキ

…変なやつら

ーその後、たつくとミフユは中級達と酒を飲んだりしていたー

中級(つるつる)

ﾋｯｸ、ヒノエ殿〜酒はいりませぬか〜

中級(牛)

ぐびぐび〜

ヒビキ

…、

ヒビキ

(なんでこいつは当然のようにさけ？とかいう飲み物を飲んでんだよ！💢)

ヒノエ

もう酔ってるのかい？

中級(つるつる)

そんなことありませんよ〜ﾋｯｸ

中級(牛)

ないない〜ﾋｯｸ

ヒノエ

どう見ても酔ってるじゃないか…

ミフユ

おいたつく〜この酒すっげぇ美味いぞ〜！

たつく

俺は飲まねぇって！

ミフユ

そんなこと言わずにさ〜！ほれほれ〜！

たつく

ﾑｶｯ)…

ミフユ

ほれほれ〜！ほれ〜！

たつく

…、💢

ミフユ

おい〜たつく〜(肩を組んでくる)

たつく

ﾑｶｯ💢)っ…この…！

たつく

ﾎﾞｶｯ!)いい加減にしろ！！

ミフユ

ｳｶﾞｯ！！

ミフユ

ﾊﾞﾀﾝｷｭｰ…)

たつく

そのまま寝てろ！！

ヒノエ

はぁ…こいつらはどうしたもんか…

ヒビキ

…

ヒビキ

…なぁヒノエ、？

ヒノエ

ん？なんだい？

ヒビキ

、…

ヒビキ

ヒノエは…なんであーしを他の奴と同じように扱ってくれんだ…？

ヒノエ

まだその話をしてたのかい？

ヒビキ

だって、まだ返事聞いてねぇし…

ヒノエ

…

ヒノエ

(意外に律儀な小娘だ…)

ヒノエ

いいよ、教えてやろう

ヒビキ

、

ヒノエ

あたしがあんたを普通に扱うのはね…

ヒビキ

…

ヒノエ

あんたがレイコのことを好きだからさ！！

ヒビキ

…へ？

ヒノエ

ｶﾞｼｯ)(ヒビキの肩を掴む)

ヒビキ

ﾋﾞｸｯ)ﾁﾘﾝ🔔)！？

ヒノエ

ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ)あんた！昔レイコと絡みがあったんだろう！？それがきっかけで色々あったんだろう！？つまりレイコは親友で親友としてあんたはレイコのことが好きなんだろう！？(ヒビキの肩を凄い勢いで揺らす)

※夏目大好きモード

ヒビキ

ぐわんぐわん)ﾁﾘﾝﾁﾘﾝ🔔)(肩をゆらされて目が回る)

ヒノエ

それならレイコを好きな気持ちであたし達は繋がっているようなもんじゃないか！しかもあんたは今夏目に世話になってるんだろう！？だったらあたしもあんたの世話をしなきゃいけないってことさ！！

ヒノエ

ﾊﾟｯ)それと、あんたのその気の強さといい、まぁ段々レイコに見えてこなくもない感じも理由の一つだ(ヒビキを離す)

ヒビキ

ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ🌀)

ヒビキ

ｸﾞﾙｸﾞﾙ🌀)…

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)…ﾊｯ！！、ってそんな理由かよ！

ヒノエ

なんだい？立派な理由じゃないか

ヒビキ

夏目が好きな事と、あーしの扱いは別だろ！いつかヒノエのことも傷つけるかもしんねぇのに！

ヒノエ

…

ヒノエ

ほんとにその予言が当たると思うかい？

ヒビキ

、…

ヒビキ

…でもわかんねぇじゃん、

ヒノエ

さあね、あたしは当たらないと思うけど

ヒビキ

え、？

ヒノエ

レイコが好きな事とあんたの扱いが別なら、あんたの扱いとあたしを傷つけるかも別だろう？

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)！

ヒノエ

とりあえずあんたは何も心配しなくていいんじゃないか？

ヒビキ

、

ヒノエ

今まで1人で耐えてきたんだろう？だったら今は夏目もあたしも周りに居て頼れる奴が何人もいるじゃないか

ヒビキ

…

ヒビキ

…ﾋﾟｸｯ)(犬の耳が動く)

ちょびひげ

ｶﾞｻｯ)

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)、！

ヒノエ

、

ちょびひげ

おやおや、これはヒノエ殿

ヒノエ

ちょびひげじゃないかい

河童

ヒノエ様！

ヒノエ

河童まで、どうしたんだい？

ちょびひげ

そこを歩いて降りましたら、酒の匂いがしたので来てみたのであります

ヒノエ

ああ、そういうことかい

ヒビキ

…？

河童

こんな明るいうちから宴会なんて珍しいですね！

ヒノエ

今日は新しいのがいるからね、中級達も気分が上がってるんだよ

ちょびひげ

新しい奴というのはあのおふたりでありますか？

ヒノエ

ああ

ミフユ

あ！おい！たつく！酒飲まねぇならつまみも食うなよ！！

たつく

うるせぇ！さっさと飲んで寝ちまえ！！

ミフユ

あぁ！？んだと！？俺はまだ寝ねぇぞ！！

たつく

うるせぇっつってんだろ！！💢

ーケンカ中ー

河童

ヒ、ヒノエ様、あれは止めなくても…

ヒノエ

心配ないあれが通常運転さ

河童

なんだか強そうな方々ですね、

ちょびひげ

仲良くするのは時間がかかりそうなのであります

宴会か、私も入れてくれ

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)…！！

全員

、

ヒノエ

三篠か

三篠

宴会というのは久しぶりだな中級はもう酔っているのか

ヒノエ

今日は飲むスペースがとてつもないからね

三篠

そうか、私も頂こう

紅緒

ヒノエ

、

ヒノエ

紅緒まで、今日はみんな酒につられて来たのかい？

紅緒

最近は宴会をしてなかったからねぇ酒の匂いには敏感になってるよ

ヒノエ

ﾌｯ、そうかい

三篠

ヒノエの後ろにいるのは噂の半妖か？

全員

、

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)ﾋﾞｸｯ)っ…！

河童

ほんとだ！小さくて見えなかったです！女の子ですか？

ちょびひげ

綺麗な髪の毛の女の子なのであります

紅緒

中々美しい小娘だね

ヒビキ

っ…

ヒビキ

…ﾌｲ)ﾁﾘﾝ🔔)

ヒノエ

そうさ、噂の夏目の所で世話になってる小娘だ。ほらあんた名前は？自己紹介しな

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)え、！

全員

ｼﾞｰ)…

ヒビキ

っ…、

ヒビキ

…ヒビキ、

全員

、

ヒビキ

…

紅緒

へぇ、名前も中々綺麗じゃないか

河童

はい！似合ってますね！

ちょびひげ

ピッタリなのであります

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)…、！

ヒノエ

当たり前だろう、なんせこの名前をつけたのはレイコなんだから

全員

、

三篠

レイコが？

ヒノエ

ああ、ヒビキもレイコと絡みがあってね

ヒビキ

…

河童

なるほど！通りで綺麗な名前なわけですね！

ちょびひげ

さすがレイコ殿なのであります

ヒノエ

ﾌｯそうだろう

全員

ﾜﾁｬﾜﾁｬ

ヒビキ

…ﾌｲ)ﾁﾘﾝ🔔)(下を向く)

ヒノエ

…、

ヒビキ

…ﾋﾟｸｯ)

ニャンコ先生

ｶﾞｻｯ)なんだこんなところにおったか

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)！

ヒノエ

おやおや、斑かい。あんたも酒の匂いにつられて来たのかい？

ニャンコ先生

私はヒビキを連れ戻しに来たのだ夏目が呼んでおるからな。

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)！

ヒノエ

そうかい

ニャンコ先生

まぁでも…お前たちがどうしてもというのなら一緒に飲んでやらんこともないぞ！

全員

…

ニャンコ先生

おい！何とか言え！

紅緒

斑様は今日もそのようなちんちくりんなお姿で、次はいつあの美しいお姿が見れるのやら…

ニャンコ先生

なんだと！今でも十分良い姿だろ！

ヒノエ

はいはい、わかったからヒビキを連れて早く帰ってやんな夏目が待っているんだろう？

ニャンコ先生

ﾌﾝｯまぁ、夕飯が終わったらまた来てやろう。ｽﾀｽﾀ)帰るぞヒビキ

ヒビキ

、

ヒビキ

ｽﾀｽﾀ)ﾁﾘﾝ🔔)

ヒノエ

ヒビキ

、

ニャンコ先生

、

ヒノエ

そろそろ1人じゃないって自覚を持ちな、周りを見るんだよ

ヒビキ

、！

ヒビキ

…周り、？

ヒノエ

ｺｸ)

ヒビキ

…

ヒビキ

…

ヒノエ

あんたの周りにはこんなにも頼れる奴がいる

ヒビキ

ﾁﾘﾝ🔔)…！！

ヒビキ

…

ﾎﾟﾛｯ

全員

！

ヒビキ

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ)

ヒビキ

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ)…あ、れ…？あーし…、

たつく

ヒビキ様、！

ヒノエ

ｽﾀｽﾀ)

たつく

、

ヒノエ

ヒビキ

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ)っ…みんなは、

ヒノエ

、

ヒビキ

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ)みんなは…あーしがお願いしたら…一緒に居てくれる…？

ヒノエ

！

ニャンコ先生

、

ヒビキ

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ)一人ぼっちが嫌だって…そう言ったら…

仲間に入れてくれる…？

全員

…

ヒノエ

…ああ

ヒビキ

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ)…！

ヒノエ

もちろんさ

ヒビキ

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ)っ…！！

ヒビキ

ーーー〜ーーー！(泣)

ヒノエ

ｷﾞｭ)ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)あんたはもうひとりじゃない

たつく

…

ーたつくの記憶ー

あいつと会ったらろくな事がない

近づくな

邪魔者

？？？

…

おい

？？？

…！

お前、1人か？

？？？

…

だったら俺と一緒に来い

ミフユ

…たつく？

たつく

、！

ミフユ

どうした？何かあったか？ぼーっとしてんぞ？

たつく

…

たつく

…はぁ、酔っ払いのくせにそういうことには気づきやがって

ミフユ

へ？

たつく

なんでもねぇよ

ミフユ

そうか？

ヒノエ

ヒビキっ、

たつく

、

ヒビキが膝から崩れ落ち、ヒノエが受け止めるのが見える

ミフユ

！

たつく

…！！

たつく

ﾀｯﾀｯﾀ)ヒビキ様がどうした、！

ヒノエ

…

たつく

、

ヒビキ

ｽｰ…ｽｰ…

ヒノエ

…これは

ニャンコ先生

泣き疲れたな

ヒノエ

どうするんだい斑、あんたその姿で連れて帰れるのかい？

ニャンコ先生

…はぁ、これだから子供は

ニャンコ先生(斑)

たく、なぜ私がこんなことを(ヒビキを咥える)

紅緒

まぁ！斑様！お美しいお姿！

ニャンコ先生(斑)

うるさい、私はすぐさま帰るぞ

紅緒

えぇ、もう少しそのお姿を拝みたかったのに、

ニャンコ先生(斑)

後で酒を飲みにまた来る

紅緒

あのちんちくりんなお姿はとても拝められません！

ニャンコ先生(斑)

なんだと！！この！！

ヒノエ

はいはい、早く帰んな夏目が待ってる

ニャンコ先生(斑)

ｸｯ…、すぐ帰る

河童

では斑様！お待ちしております！またあとで！

紅緒

わたくしは楽しみに待っております

ちょびひげ

その短い足で頑張って来るのであります

ニャンコ先生(斑)

ﾌﾝｯ

ニャンコ先生(斑)

ｽｯ(飛ぼうとする)

ヒノエ

斑

ニャンコ先生(斑)

なんだ

ヒノエ

ヒビキのことちゃんと見てやんなよ

ニャンコ先生(斑)

、

ニャンコ先生(斑)

ﾌﾝｯそういうのは全部夏目の仕事だ

ヒノエ

冷たいねぇ

ニャンコ先生(斑)

うるさい

ニャンコ先生(斑)

ﾌﾞﾜｯ(飛んで帰っていく)

ヒノエ

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夏目友人帳「半妖少女」

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夏目友人帳「半妖少女」

第13話 - 13話「仲間」

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