ジン
ジン
姿を見せない??
ジン
nakamu
nakamu
きりやん
俺達だって
きりやん
悔しいんですから…
ジン
nakamu
nakamu
容態が急変して…
ジン
nakamu
きりやん
きりやん
急に亡くなってしまって…
ジン
きりやん
ジン
nakamu
処理はしておいたので
大丈夫な筈です。
ジン
どんな処理だ?
きりやん
そのまますれば…
ジン
…私の病院で
死者を出してしまうとは…。
nakamu
院長先生の所為じゃないです!
nakamu
きりやん
すぐにジン先生を呼べば
良かったんです!
ジン
君達の所為じゃないさ…
ジン
私の責任だからね…。
ジン
nakamu
これからの仕事は
今まで以上に頑張ります…!
ジン
疲労で倒れてしまっては
元も子も無いだろう。
ジン
仕事に励んでくれたら良い。
nakamu
ジン
手続きがあるからここで…
ジン
ありがとう。
nakamu
きりやん
nakamu
きりやん
疲れるなぁ…
nakamu
許してくれるし、
nakamu
きりやん
知らないぞー
nakamu
怖いねw
nakamu
きりやん
nakamu
戻ろっか
きりやん
???
・ ・ ・ 。
あの子
あの子
ひまだよ…
あの子
あの子
ぅ"う"う"う"う"う"
あの子
気になってはいるものの、 嵌められた 手枷のせいで動けない。 ご丁寧に何処かと 繋がれているみたいだし
下手に行動しない方が 身のためかもしれない。
ただ…
あの子
私は…おばけとか、 得体のしれない物が 無性に怖くなる。 正体が分かれば怖くないのに。
なんとか聴こえないように ソファのクッションで 耳を塞いで2人を待った。
きりやん
nakamu
あの子
異様な光景? とも言い難いけど… なんで涙目????
nakamu
怖い事でもあった?
あの子
なにこれ…?
きりやん
きりやん
それが怖くて泣いてんの?
あの子
nakamu
nakamu
nakamu
何か進展があったのかも。
そう言って nakamuはパタパタと そいつらの元まで 走っていった。
きりやん
絡まなきゃダメじゃんこれ
あの子
きりやん
あの子
きりやん
あの子
きりやん
きりやん
あの子
きりやん
あの子
あの子
あの子
だけだから。
きりやん
あの子
あの子
きりやん
あの子
きりやん
持ってるから。
きりやん
あの子
ずっと?
きりやん
あの子
あの子
あ、そうだ。
あの子
昨日の話の続きをしようよ。
きりやん
あの子
あの子
きりやん
あの子
きりやん
そんなに経ってないのに
きりやん
不思議だわ。
あの子
あの子
有難いんだけどね。
あの子
きりやん
きりやん
あの子
あの子
あれだけの才能があるのに
人のこと簡単に信じたら
あの子
するかもしれないじゃん。
あの子
きりやん
きりやん
知ってんの?
あの子
わからない。
きりやん
俺が勝手に話すのも
どうかと思うけど
出会う前の話とか興味ある?
あの子
きりやん
nakamuは凄い才能があってさ?
きりやん
簡単に抜かすぐらいに。
きりやん
誰かに嫉妬されてたんだよ。
前に話されたけど、痛々しくて
聞いてられなかった。
あの子
ねぇ、きりやんは
そんな事言ってるけどさ、
あの子
受けて来たんじゃないの?
きりやん
あの子
許して。
きりやん
お前が思う仕打ちって何?
あの子
したのかなって。
あの子
でも才能には勝てないって
多分何度も思ってるよね?
短く溜息を吐いた。 こうも言い当てられると 気持ち悪さより諦めが勝つ。
俺は暫くの沈黙の後、 最大限繕った笑顔で 子供の頃の様に 言い放ってみせた。
きりやん
持ち合わせてないですから!
…って…
きりやん
きりやん
罵声から変わらなかったけど。
あの子
こんな計画に賛同した…。
きりやん
復讐も兼ねてるからさ。
あの子
キミ達は私の知ってる2人とは
違うんだね。
何もかもが。
あの子
馬鹿だったって自覚した。
きりやん
同情なら必要ないけど?
あの子
ただちょっと
見方を変えようって。